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ふたりに灯すあかり

作者: Soraきた

さよならは、わたしたちにとって

いちばん遠い言葉だと

信じていたい


遠慮して席をゆずった

その場所からは少し遠くなったけど

ふたりだけの時間を大切にしたいのは

誰でも、おんなじことだから


工場に灯りがともる頃

どちらかともなく

語った言葉がいくつか



しばらくは会えないでいるふたり

大事なことを伝えたい、ふたり

このまま、何も言わないで、

ゆっくりと時を過ごすふたり

いろんな人の思いがある

そして、

この工場からの灯りと重なって

ふたりの笑顔を映しだしていく

ふたりに灯すあかりを演出するのは

もう少し、あとからかな


今夜は、それぞれのふたりのために

短くはないと願う夜を

期待している


さみしいときは

さみしくしていればいいんだよ


無理に言葉だけで

解決することはないよ


照らし出す灯りは

やさしく見守ってくれるはず








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― 新着の感想 ―
[一言] メッセージをありがとうございます。新規で登録したので、まだメッセージが送れなくてすみません。投稿が何回も続いて、嬉しかったです。 何度も退会削除してしまい、すみません。 素敵なSoraさ…
2021/06/08 23:06 退会済み
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