~主任たちの隠された秘密~
注7消防の時に書いたやつが発掘されました。貼ってみたくなったので貼りますね
プロローグ
新しい町「柳町」をつくるべく、5人の人が集結した。
皆に指令をだすまとめ役「主任」
力自慢な高校生「副主任」
とてもかわいい「マネージャー」
演説が得意な「渡辺」
そしてムードメーカーの「近藤」である
しかし主任と副主任にはある秘密があった…
柳町物語
第一回町作り会議
主任
「では会議を始める。これから何をする」
マネージャー
「まずは人手がいるわね。」
副主任
「では隣村から人をスカウトしましょう。」
渡辺
「なら私が演説をしましょう。」
主任
「今回のまとめはまず隣村の三角村から人員をスカウト、演説担当
は渡辺いいな。」
みんな
「はい」
柳町製作本部 会議室
今日はここで演説が行われる予定だ
渡辺
「これからこの柳町は必ず発展していく。ただ費用が足りなく、今も
赤字だ、当然給料も少ないそれでも参加してくれるか。」
結果は…やっぱりダメか
パチパチパチ
渡辺
「えっちょっま」
なんと人口300人のうち50人が参加するといったのだ。
三角村の林くん
「渡辺さん次はなにをつくるのですか」
渡辺
「え、ああ家だよ住む場所がないと人が来ないからな。」
村長
「ではみんな頑張ってこいよ。」
村民
「はい」
柳町 柳広場
主任
「渡辺今日の演説はどうだった10人は集まったか」
渡辺
「それがなんと50人も集まったんです」
近藤
「さすが渡辺、演説上手なだけあるな。」
渡辺
「ぼくもびっくりですよ」
マネージャー
「ただこれで建築速度も上がりますね」
主任
「ああ、よくやったな渡辺」
ということでいよいよ本格的な町作りが始まる
ちなみに
設計図 現場の指揮 主任
工事車両の運転 副主任
ドリンクなどの差し入れ マネージャー
建築 その他の人
なお近藤は建築教室を開催しているため初心者は教えてもらっている。
最初にできたのはアパート
1LDKで家賃8万、平均的だ
なお三角村から柳町まで1kmあるため三角村の住民が多く住んでいる
一軒家も10軒ほど建てたため家族も安心
柳町1番道路 ただの道
主任
「次は何を建てよう」
副主任
「広場を改造して公園を作りませんか。」
主任
「いいアイデアだ。公園がないと子供がかわいそうだからな」
ということで柳広場は緑の柳公園になった
だが一向に人口が増えない
ということで三角村で第二回町づくり会議が行われることになった。
主任
「なぜ人が来ない」
隣村の香織さん
「知名度が低いのでは」
副主任
「たしかに、いわれてみればそうかも」
隣村の東山さん
「ではTVでアピールしましょう。ぼくNTKに入っていて、紹介
出来ると思います」
ちなみにNTKとは
N 日本
T テレビ
K 協会
そして放送日が決まった提案してから2週間後だ
主任
「これで人口が増えるな」
そしてついにTV放送の時
みんな会議室にある50インチTVでみている
ナレーター
「次に紹介するのは、緑市にできて現在発展中の柳町。まだ、発展中で、施設もあまりありませんが、これからどんどん新たな施設が建っていくので皆さんも行ってみませんか。」
みんな
「おおー」
その後予想どおり10人ほど引っ越してきた。仕事がない人の為農場
を作り特産品にアスパラガスをつくっている。
副主任
「主任さん次はスーパーを作りましょう」
主任
「おお、いいな名前はバーローはどうだ」
というわけで大型スーパー「バーロー」完成
これでわざわざ4km先のスーパーに買出しに行く必要がなくなった。
なお副主任は仕事が忙しいため、トラック運転手は引っ越して来た、
山村さんになった。
柳町スカイタワー[120m]
主任
「だいぶこの町も発展したな」
副主任
「そうですね。いったん本部にもどりましょう」
本部に帰ると手紙があった
主任
「ん、なんだ」
主任、副主任へ
我らがビレッジチームの仕事が忙しくなった今すぐ帰ってこい。無
理なら、工事車両のレンタル代をもらうことにする。ちなみに1ヶ月1000万だ、まあ、発展中の為、金もあまりないはずだ。どうせ
帰ることになるだろう。1ヶ月後返事を聞こう。それまでは、無料で貸してやる。まっているぞ。
ビレッジチーム 金子
主任
「う、嘘だろ」
副主任
「ど、どうしますか」
主任
「TV放送までして協力してくれた人もたくさんいる。やはりこの柳町を完成させよう。」
この決断が吉と出るか凶と出るかは分からない。
そして1ヶ月の間に家をたくさん建てた。
がついにこの日が来てしまった。
浜横市ビレッジチーム本社 会議室
部長
「で、どうする、戻ってくるのか」
主任
「いや、協力してくれた方のためこの柳町を完成させようと」
部長
「ふ~ん、まあレンタル代1000万は給料に使う。何一つお前らに
得は無い、それだけ言っておく」
主任、副主任
「それでもやります」
部長
「1000万」
主任
「あ、はい」
こうして柳町に戻ってきた
その後も人口も増え利益も増えたのだが、消費が多すぎるのだ。
結局、借金が2億をこえてしまった。
主任
「くそ、ん、電話だ。はいもしもし」
金子
「そろそろ限界だろ。帰って来いよ」
バーロ はなまるラーメン
主任
「うーん、やっぱり戻るしかないのか。でも」
近藤
「主任さん大変です。さっき電話があってこういっていったんです」
「NTKのZTPなんですが。この柳町を取材させて貰いたいんです。うーん3億の支援金もあげますんで」
主任
「ほ、本当か」
マネージャー
「これでお金の心配が減ります」
近藤
「人口も増え一石二鳥だ」
そもそもなぜ急に紹介したくなったかというと
丁度そのころ世間ではこのような町づくり事業が、成功すればお金持ちになれるので流行っていたのだ。そこで一足先にこの事業をしていた柳町に取材が来たというわけだ。
主任
「利益も出たし町づくり会議を開こう」
第三回町づくり会議 参加者15人
渡辺
「主任さん、気づいたことがありまして。この町子供が全然いないんです」
主任
「そうか。次は教育施設をたてるか?」
副主任
「いや、教育施設にはお金がかかるので、旅館を作り利益をたくさん出しましょう」
近藤
「借金は良くないしそうしましょう。」
ということでZTPに柳町スカイタワーと大自然、そして特産品の
アスパラガスを紹介してもらい、旅の宿柳旅館の人気は上がっている、そして利益も+になったその時!事件が起きた。
バーロで強盗事件が起こったのだ
交番がなかったため対応できず犯人を逃がしてしまった
幸い10万しか盗まれ無かったため予定どおり
柳小学校、柳幼稚園を作ったのだが。利益が底をついた状態で、人気
も下がってしまったのだ。利益を立て直すため交番を作ったが、借金になるだけだった。何も作らないでもレンタル代が高い。もう八方ふさがりだった…
だが九方目が合った!それはいったい
なんとアスパラガスだ
そう、みんなの作るアスパラガスが予想以上に美味しく、さらに、
山村さんが輸出を頑張ってくれたおかげで売れ行きがどんどん上がったのだ
そのため農家希望の木村さんら10人が柳町に来たのだ
早速、農地を拡大し、輸出担当も2人に。いつしかアスパラガスの名所として親しまれることになる
とここで気になることが起きた。なんとビレッジチームの社員が
柳旅館に3日間泊まったのだ
そしてその3日後主任と副主任は呼び出された。
ビレッジチーム本社
主任
「何ですか部長言いたいことは」
部長
「うちの社員を送った理由は偵察だ。実は発展しそうになかったら
呼び戻そうと思ったが3年でここまでやるとはなかなかすごい。
そのためまだ事業を続けていいが問題があったりレンタル代が払えなくなったらすぐに戻って来いわかったか」
主任と副主任
「ありがとうございます」
そのころ柳町では社員をスカウトしていた。結果
警察 3人
先生 10人
保育士 6人
旅館従業員 +2人
計21人が来た
ちなみに小学校は人数こそ多くはないが、授業に集中できる、校庭が広い(土地が余っているため)などの理由で人気はある。幼稚園もだ。
そしてある日の休日
緑の柳公園
渡辺
「近藤、俺たちがここまでやれるなんて思わなかったな」
近藤
「ほんとだよ渡辺これもみんなのおかげだよな」
渡辺
「これからもがんばろうな」
主任
「何を話してるんだ」
近藤
「柳町のことですよよく頑張ったなと思って」
マネージャー
「はい、その通り」
副主任
「これからも頑張っていこう」
主任
「そうだ、まだ始まったばかりだ、頑張れよ」
みんな
「はい」
その後五人で久々に休日を楽しんだ
マネージャー
「バーロでショッピングしましょう。」
主任
「今度、希望者でバーベキューを開くから、肉や酒も買っておきたい
な」
近藤
「おっ楽しみですね参加したいです」
主任
「いっぱいいて困ることはない。何人でも誘ってこい」
という具合でリラックスしている
そして八月七日 (やなぎのやなで87)
今日は四周年記念のバーベキューだ
会場 緑の柳公園グラウンド
主任
「では四周年を祝ってかんぱーい」
副主任
「僕は未成年だからノンアルコールで」
三角村のおじさん
「健康にはいいぞーグビグビ」
マネージャー
「とか言って自分は飲むと」
みんな
「はははは」
主任
「そういやお前大学生になったんだったな」
副主任
「まあ勉強しなかったから、このまま工事の仕事ですけどね」
三角村の子供
「この肉おいしー」
近藤
「ははっどんどん食べていけ」
みんなで盛り上がったその次の日は休みが多かったとか
理由も頭痛、腹痛などだった
そして次に出来上がったのは「柳文化体育館」
ここでは「卓球」「バスケ」「バトミントン」「フットサル」の
四つが楽しめる
そしてこの日はあるイベントがあった
副主任の成人式だ
浜横成人式会場
町のみんな
「副主任さん。二十歳おめでとう」
ビレッジチーム金子
「こいつももう二十歳か」
ビレッジチーム 主任の後輩
「よかったら戻って いてっ」
主任
「こんなときは仕事は忘れようぜ」
さてイベントが多くなったが町づくりに戻ると
バスターミナルができ交通の便がよくなった
そのため宿泊客が増えたのだ
なお建築の人も多くなったためチーム分けもした
主任リーダーの チーム1
副主任リーダーの チーム2
近藤リーダーの チーム3だ
主にチーム1が家
チーム2が特別な施設
チーム3が道路だ
そして新しい施設が出来上がった
柳町3丁目
ワニクロと斎藤電機だ
だがそんなことは今はどうでもいい
柳文化体育館で卓球大会が開かれたのだ
結果 決勝が副主任対三角村の山口君(小学生)になった
マネージャー
「二人ともがんばれー」
接戦の中、山口君が勝った。
主任
「君すごい強いね」
山口君
「去年まで、東京の小学校で鍛えましたから」
渡辺
「主任さん、ほかの土地から人を呼び込めてる証拠ですよ。それも
東京という大都市からなんて」
山口君母
「この広い自然あふれる柳町は、暴れん坊のうちの子にぴったり
なんですよ」
山口君
「ここは広くていいね、肉もおいしいし」
主任
「ははっお子さんも言ってる」
近藤
「肉ってことはあの時の子か」
翌日は、斎藤電機で決勝の様子が放送されたとか
そして嬉しいことがあった
柳町の人口が10000人を突破したのだ
その翌日には夕日新聞でこんな記事が載った
柳町、製作順調
20○○年に始まった製作だが、たった4年で人口が10000人を超えるなど順調なペースだ。
その理由はなんといってもNTKでの宣伝やアスパラガスだろう。
インタビューに対して主任さんは
「ここまで建築を頑張ってきた副主任さんたちのおかげです」
と言っている。今後の活動にも期待したい
続く...