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本を読みながら、学園生活に思いをはせる ③

 学園の暮らしの記録の本を読む。解説書みたいなもの。難しい単語が書かれていたりもする。

 それにしてもこうして事務的に書かれているものも、また別の視点から見れていいよね。さっき読んだ小説だとどうしても主人公視点だから入ってくる情報ってかなり偏っているから。



 職員室は学園内に幾つかあるみたい。そもそも学園自体がかなり広くて、学科なども多いから教員の数もそれはもう多いの。学園長がニコラドさんの弟子だからというのもあるけれど、休みやすくはなっているっぽい。これはニコラドさんが言っていた。

 働く場所によっては信じられないことだけど、「無理して働け」って強要するような人がいるんだって。そうならないように学園長って立場だと大変なんだろうな。



 きっと上に立つ人たちはそういうのをちゃんと考えてやらないと、凄い軋轢が産まれてしまうんだろうな。わたしはそういうの正直無理だなって思う。期間限定ならともかくとしてそうじゃないなら無理かなーって感じ!!



 わたしは将来的にパパやママみたいにのんびりと好きなように過ごすのが一番いいかも。もちろん、皆と過ごすのも凄く楽しいよ。それでもずっと一緒だと疲れてしまったりする場合もあるしね。

 わたしが魔導師の娘だと知ったら、色々と周りから求められたりしてしまうのかな? 魔導師であるパパやママもそうだもんね。力があるのならば、何かしらのことをしなければならないってそんな風に言うんだよ。

 わたしのこともきっとそうなんだろうな。



 学園でも魔導師の娘であると知られなかったとしても、わたしの魔法の腕を知ったら何かこうしてほしいとかそういう望みを口にされちゃうのかなぁ。それはちょっと面倒かも?

 そういう時の対応をそつなくこなせる人って凄いよねって思う。

 ちなみにこの記録書には、職員室での注意事項とかも書かれていたよ。職員の中には、貴族出身者も多いので平民は気を付けるべきということも書かれたりする。基本的に学園では問題行動のある教師などはちゃんと処罰されているみたい。その辺もニコラドさんの影響だろうなぁ。





 魔導師からしてみると、国や学園においての権力についてはどうでもいいって思っているだろうし。そういうニコラドさんのような師匠が居ればちゃんとしようとするのも当然だよね。ニコラドさんは問題行動を起こす弟子が居たら行動をすぐに起こすだろうしね。

 あとは学科によっては教師陣の特色も違ったりするそうだ。貴族たちの面倒を見る人たちは、それこそ貴族の方が多いらしいよ。クイシュイン家の分家の人も教師に居たりもするっぽいよ。まぁ、この記録書に書いているのは少し前の年代だから今は居ないかもだけれども。




 鍛錬場の記述も見る。魔法使いや騎士を目指す者達も通う学園だからそういう場所があるのだ。ちなみに申請したら個室を使えたりもするみたい。生徒達の中にも自分の手の内を見せたくないって人も当然居るだろうしなぁ。わたしも鍛錬をするとしたら個室の方が嬉しいかも。

 あとは実戦が出来る森や山なども近くにあったりする。課外学習の時にはそこで戦闘訓練をする。そしてそこに赴く際は、命の危険にさらされることもあるので誓約書を書くようにはなっているっぽい。過去に貴族の子供がなくなった時に揉め事になったという例も書かれていた。そう言うの大変だ。




 幾ら事前に危険がないようにしていたとしても、絶対はないもん。わたしも危険な目にあわないようにと気をつけながら学園に通う予定だけれども、大怪我をしたりする可能性もあるもん。




 パパとママには危険なことをする時は事前に言うようにはしておこう。



 鍛錬場や課外学習の場に関する説明もある程度書かれている。ただ鍛錬場って、記録も取れるようになっているみたい。というのも過去に鍛錬場という密室した場所で虐めなどが起こったらしいのだ。うん、そういうのがあるならちゃんと対処はするべきだもの。

 ただ学園という同年代の人達が多い場所だと、虐めや嫌がらせが時折起こることはあるみたいだね。わたしも気をつけよう。



 あとは学園側で対処が出来ないような些細な行動を起こしている人もいたりするから気を付けるようにというのも書かれている。しかしこの本、嫌がらせされやすいポイントまで描かれていたりするけれど、この作者って結構嫌がらせとかに思う所あるのかなぁ……。




 自分かもしくは知り合いがそう言う目に遭ってきたとかありそう。なんか私怨が入ってそうだもん。うん、わたしももしそういうのを見かけたらどうにかするようにしよう。

 でも確かにこういう人目につかない場所だと、後ろ暗いことをするような人もいるのかもしれないんだろうなぁ。



 今もなお、そう言う大変な目に遭っている人もいるんだろうか? 全て防ぐことってきっと誰にも無理だろうけれど学園に入学したらわたしも出来る限りのことはしたいよねなんて思う。

 課外学習の場になっている場所に出る魔物についての記述もあった。あとは行かない方がいいエリアに関してとか。



 行かないようにと注意されている場所に行って亡くなる人もいなくもないみたい。だから入学したばかりの新入生には度々そのことを通知されるとも書いてある。

 新入生が最初に戦うことになるであろう魔物についても事細かに書かれていて、結構役立つ情報が書かれているなと思う。



 それにしても森や山に住まう魔物って、適度に間引きとかをきちんとされているみたい。だからこそ命の危険のある魔物が入ってこないようにとか気を付けているようだった。長い時間をかけてそう言う場所として整えているんだろう。



 パパやニコラドさんが通っていた頃はどうだったんだろうね? もっと危険な魔物と書いたのかな。聞いてみよう。


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― 新着の感想 ―
魔導師なんて一般の貴族から見れば社交で出会ったことがないのだから平民扱いだろうし、人間は本能的に異物を認識して社会から排除しようとする崇高な本能があるから、変な髪色をした気持ち悪い平民娘はさっさといじ…
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