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みんなで食事会

 寮から教室へ行くと既にリーナが居た。


「おはよう、早いね」


「悠真君おはよう!」


「リーナさんの家って魔道具店なんだよね?どんな物があるか見てみたいんだよね、良かったら場所から教えてくれるかな?」


「リーナ、さん付けとかしなくていいよ!」


「じゃあ俺も悠真で良いよ!」


「で、リーナ、場所教えて貰えるとありがたいんだけど」


「じゃあ、今日の放課後一緒に行こうよ!」


「えっ!案内してくれるの?」


「それ位するよ〜」


「ありがとう!」


 リーナと話をしているとアスカがやって来た。


「リーナちゃん、悠真君おはよう!」


「おはよう」


「何話してたの?」


「俺がリーナの家の魔道具店の場所を教えて貰おうとしたら案内してくれる事になったんだよ!」


「じゃあさ、魔道具見た後ウチで食事して行きなよ!リーナちゃんの家から近いから!」


「でもお高いんでしょ?」


「普通の食堂だから大丈夫!」


「じゃあ、リーナも一緒にアスカさんの所に食べに行こうよ!」


 すると、マリアとアリナが入って来た。


「おはようございます。何を話されて居たのですか?」


「オレがリーナの家の魔道具店見たいって事でリーナが案内してくれる事になって、アスカの家の食堂が近いらしくて、食べに行く流れになったんだよ!」


「それ、私も行って良いですか?」


「あ、私も行きたい!」


「じゃあみんなで行こうか?リーナ、アスカさん良いかな?」


「良いよ!アスカちゃんの家の食堂美味しいし好きなんだよね〜」


「私も良いよ!みんなでご飯食べるの楽しいし!」


「2人ともありがとう!」


「いえいえ、ねえ、悠真くん、私の事はアスカで良いから!」


「じゃあアスカ、宜しくね!」


「りょ〜か〜い!」


「じゃあ、マリアさんとアリナも放課後一緒に行こうね!」


「悠真さん、私の事もマリアって呼んで下さい。私だけさん付けはイヤです!」


「じゃあマリア、俺のことも悠真で良いからね!」


 結局みんな名前呼びする事になった。


「早く放課後にならないかなぁ〜アスカの家の食堂行くの楽しみ!」


「アリナは食べるの好きだね」


「そうなのよ!まあ、作るのも好きなんだけど、家では料理人が居るし作らせて貰えないのよね!まあ、今は寮生活だけどね」


「2人は仲良いんだね」


 とリーナが言うと、


「私もそれ思った!」


「私も!」


 とみんなが言う。


「昨日アリナとご飯食べに行ったんだよ!これからずっと隣の席だから気にかけてくれて!」


 と俺が言うと、


「そこで結構話して仲良くなったんだよね!」


 とアリナが言う。


「今日はみんなと仲良くなれると良いな!5人しか居ないクラスなのに仲悪いとか嫌な思い出しか残らなくなるだろうし!」




 そして放課後


「じゃあ、まずはリーナの家の魔道具店に行こう!」


「それじゃ、案内するね!みんなついて来て!」


 みんなで話しながら歩いていると、大きなお店の前で止まる。


「ここが私の家、クラリス魔道具店だよ!1階は魔道具と工房、2階はアクセサリーでアクセサリーは魔法が付与された物とされてない物があるの!」


「悠真は何を見たかったの?」


「俺田舎で育ったから魔道具って殆ど見た事無かったんだよ、だからどんな物があるのか気になってたんだよね!」


「じゃあ、中に入ろうか!」


 みんなで中に入っていく


「いらっしゃい、ってリーナかよ!もう寮から逃げ出したのか?」


「違うよお父さん!学院のクラスメートが魔道具見たいって言うから連れて来たの!」


「そうだったのか!好きなだけ見て行ってくれ!道具の説明はリーナがしてくれる筈だ!」


「ありがとうございます。見させて貰いますね」


 と言って見ていく。


 本当に色んな種類の物がある。俺の昔の生活に近づける事は出来そうだ。


「みんな付き合ってくれてありがとう!場所も分かったし、今はまだ寮に入って数日だからこれから必要な物出て来た時買わせて貰うよ!」


「じゃあ次は私の家の食堂だね!」


 と今度はアスカが案内する。


 リーナの家から5分位の場所にアスカの家の食堂があった。立派な建物で行列が出来ている人気店のようだ!


「ちょっと待ってて」


 と言ってアスカは中に入って行く。そして出て来ると


「今日は使われない特別な個室しか空いてないみたい!まあ、部屋はどこでも良いよね?じゃあ、行こう!」


 と言って案内されたのはVIPルームだった。


「とりあえずオススメを適当に持ってくる事にしといたから、足りなかったら追加しよう!」


 とアスカが言ってくれたので話しながら待っていると


「アスカ、お待たせ!」


「あっ!お父さん、ありがとう!」


「皆さんアスカと仲良くしてやって下さいね。今日はオススメを用意しましたけど、食べ盛りな年頃だと足りないかも知れないから、その時はメニューから好きな物頼んでくれれば作らせて貰います!」


「ありがとうございます」


 オススメの料理は大皿で10種類位ある!これは食べきれないだろう!と思ってしまった。


「いただきます」


 みんなで話をしながら食べ始める。


 アリナは相変わらず上品だけど凄い勢いで食べている!


 そして、魔法少女はお腹が空くのかみんな結構食べるようだ!俺は全ての料理の味を堪能しながら食べている。


 あんなにあった料理があっという間に無くなった。


 女性陣はまだ足りないようで何を食べるかメニューを見ながら相談している。俺は味見程度で良いのでみんなが頼んだ物を少しずつ貰う事にした。


 食後のデザートとコーヒーを飲みながら話をする。


「アスカ、どれも凄い美味しかった!連れてきてくれてありがとう!」


「今日は親睦会みたいなものだからね〜みんなと仲良くなれて、そのきっかけになる場所を提供出来て嬉しいよ」



 結局遅い時間までみんなで語り合った…




お読み頂きありがとうございます。

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