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寮に入る

 王立の高等学院には、高等魔法学院、騎士学院、そして、商業、行政等を纏めた総合高等学院がある。


 総合学院の卒業生は官僚や大商人が多く、騎士学院はエリート騎士を多く輩出しており、魔法学院は優れた魔法の資質のある者以外入る事は出来ない。


 3校共に最高峰の学院である。



 魔法学院に入れて良かった!魔法の使い方教えて貰えるし、何より特待生になったから学費、寮費が全て免除されるってのが良い!


 入学前に制服、教科書等を受け取りに行く。


 すると、この前受付したくれたお姉さんが居た。


「あっ!この前の!合格おめでとうございます」


「ありがとうございます」


「これが制服です。制服は最初3着支給されます。Yシャツは5枚です。そして靴は2足です。タグ付けされていますので、クリーニングの際はそのまま出して貰って大丈夫です。クリーニングは週2回で、仕上がると部屋に届けられます」


「って事は制服は洗濯しなくても良いんですね!」


「はい、そして、破れた等あった場合クリーニングに出した時に新品と交換されます。ですが、下着等はご自分で購入、管理なさって下さいください」


「分かりました」


「そしてこれが教科書、そして鞄等になります。ですが魔法の袋もしくは収納魔法が使える方は鞄を持つ必要が無いので必ず持って行かなければならない訳ではありません」


「分かりました」


「チェックリストが中に入っていますので確認して下さいね。以上になります」


「ありがとうございます」


 俺は魔法の袋に入れて宿に帰る事にした。


 寮に入れるのは1週間後なので1週間昼は散策、夜は携帯小説を堪能して過ごした。


 そして、入寮の日になった。


 寮に入れるのは午後からなので朝朝食を取った後散策して寮の近くのカフェで時間を潰す。


 良い時間になったので寮に向かう事にした。


「あの、入学が決まって寮に入る事になった倉田悠真ですけど」


 寮の入り口に入ってすぐにある窓口のような所に声をかける。すると若い女性が出て来た。


「貴方が悠真君ね!私はこの寮を管理するティナ!ティナ・ルーベルクよ、宜しくね」


「はい、宜しくお願いします」


「貴方の部屋に案内するからついて来て!」


「分かりました」


 ティナに案内された部屋は1人用だけど結構広い。


「何か広い部屋ですね」


「貴方は特待生だからね、部屋も1人用だし広いのよ!」


「じゃあ、これから使う施設を案内して行くわよ!」


 と言ってティナは歩いていく。


「ここがトイレ…ここがお風呂…ここが食堂…ここが資料室…ここが実験室…ここが作業室…」


 と色々説明して貰ってが実験室?作業室?何するんだ?


 と、思っていると


「あー、実験室と作業室って何って顔してるわね!よし!お姉さんが教えてあげよう!」


 と少し得意げに話し出す。


「実験室ってのは、周りに凄い高度な魔法障壁が施されていて、魔法を放って自分がどの程度の魔法が使えるか実験する場所よ!そして、作業室ってのは、魔道具とか作ったり、魔法を付与したりするのに適した場所よ!使いたい時には部屋の前の札を使用中にするの!そして終わったら片付けて札を空きに戻すの!簡単でしょ?」


 魔道具とか魔法の付与とか出来るとか凄いな!と思いながら説明を聞いた。




お読み頂きありがとうございます

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