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1/2  作者: bad
4/20

第4問目 ドリンクパワァと瞬発力

いつ選択肢が出るか解らない緊張した状態で2時間が経過したが・・・

「一向に選択肢が出ないな・・・もしかして考えず動かずで部屋に居るからかな?」

「そうですね~」

「このまま動かないで居ても必ずいつか選択肢は来るんだよな?」

「そうですね~」

このまま動かないで居ると起きる死の選択肢って何だ?

解らないなぁ・・・巨大隕石が降ってくるとかか?地球がぶっ壊れますとか洒落にならない

これ以上考えると本当に選択肢になりそうだから考えるのやめとこう・・・

「然し喉が渇いたなぁ・・・冷蔵庫見に行こうっと」

「プログラムの私も飲みたいですよ~この世界で身体と感覚が有ったらなぁ~」

「無茶言うなよ」

と言いつつ冷蔵庫を開けると・・・空っぽだった

冷凍庫も開けてみた・・・空っぽで氷すら無い・・・あれぇ?

それじゃあと思い水道の蛇口を捻っても何も出ない

これは表に出て調達して来いって意味か?

仕方無い買いに行くか・・・

このアパートの近くには自販が有るから其処で買えば良いかな

取り敢えずこの俺の夢の世界でも誰かが居るかも知れないし情報を集める事も出来るかも

前向きに行こうと思い外に出ると・・・ブワッと熱風が来て砂漠の様に暑いぞ!?

いや俺砂漠行った事無いけど!マジで暑い!

「なぁナコ・・・この暑さ異常じゃないか?」

「外に出るのを嫌がってたからじゃないですかね~そう言うのが作用してるのかと~」

「マジかよ・・・」

かなり気が滅入るが喉の渇きは止まらない

もうやけくそだ!外に出て買い物してやる!

外に出ると汗が猛烈に止まらない

喉の渇きもピークに達する

だが自販までは徒歩1分も掛からないからすぐに到着

「あ~暑い!何飲もうかな・・・ってこの世界で金使えるのか?」

「使えると思いますよ~基本的に御影さんの現実イメージが強い世界ですから~」

「なら良い・・・コーヒー飲もうっと」

フィーリングでちょっと甘目の冷たいコーヒーをチョイス

カシュ!ゴクゴク

「ん~コーヒーは良いねぇ」

「コーヒー好きなんですか~」

「ん?タバコに良く合うんだよな」

「そうなんですか~」

「あ~喉も潤ったし頭の回りも良くなってきたな~」

と思ったら突然頭の中に選択肢が!

                (5s)

1:左


5s!?5秒かよ!反射的に理解した

「1の左だ!」

と言って左に飛び出すと俺の元居た場所にホンの極僅かの小さい隕石が

ザクっとアスファルトに刺さっていた

「危ねぇ!」

「良かったです~また御影さん正解です~!」

「因みに5秒経ってたら?」

「その小さな隕石がぶつかり頭が吹っ飛んでいました~」

毎回本気で怖いが今回はコーヒー飲んで反射で動けたから良かった

後96問か・・・遠いな・・・

頑張るしか無いが精神すり減るなぁ

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