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プロローグ
竜に会ってみたいと思い目を閉じたら、次に瞬間には会えていた。
えっーと、夢ですか?それとも、死んだのか?
考えながらもう一度目を閉じようとしたら、ぶっ飛ばされてしまった。竜に。
痛いのと理不尽すぎる事に声をあげる。「何か悪いことしましたか?」
竜は疲れたような顔をしながら、「頼みたいことがあったから呼んだ」と。
話を聞くと、私のほかに何人も召喚したが、逃げるか、竜を討伐しようとする、ショックで死んでしまうものと沢山いたらしい。最後にしようと呼び掛けに答えたのが、私だったらしい。