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第45話 お礼

前回のあらすじ


ヤミがアラシタケを燃やしました。

竹槍を手に入れました。

メアが残り4匹を1人で燃やしきっていました。

今、俺の目には完全に燃え尽きているアラシタケ4匹とメアが映っている。

...え?


「マジでこれやったの?」


俺まだ一匹しか倒せてないんだけど。

竹槍触って驚いたり喜んでいる間に全部やっちゃったってことか?


「...ん。早くギルドいこ」


メアが、そう言ったのに反応したのか俺のお腹がなった。

そうだ。

俺がクエスト受けた理由って、お腹がすいたからだった。

目的を思い出し、ギルドに帰ろうとしたその時、


「調子はどうだ?...っておいおい、マジかよ!?もう終わったのか?」


依頼主だと思われる農家の人がやってきて、声を上げた。

ま、まぁほとんどメアがやったんだけど...。


「すげえ!...お嬢ちゃん、さっき腹がなってたよな。どうだ、ちょっとうちに寄ってかないか?こんなに早く仕事を片付けてくれたお礼がしたいんだ」


お礼かぁ...。

うーん。


「ギルドに行けば報酬は貰えるんですよね?...2回も貰うなんてそんな」


正直、お腹がすいているのは本当だし、出来ることなら二回貰いたいが、農家の人に悪い。

報酬もそんなに悪くなさそうだったし。


「いいから、いいから。...そっちの子もくるか?」

「...ん」

「い、いやそんな。悪いですって」

「俺がいいって言ってんだからいいんだよ!ほら、早く」


少し強引に手を繋がれ、農家の方に引っ張っていかれてしまった。

握っていた竹槍もものすごい勢いで引っ張られた拍子に離してしまった。

折角手に入れたのに...。

てかなんでこんなに力強いんだよ。

農家やっているだけでここまで鍛えられるのか。

きっと極めているんだろうな。

農家の方の体を見ると、筋肉ムキムキで脂肪なんでこれっぽっちもないくらいだ。

やっぱりなんでも極めると、すごくなるんだな。


「い、いや。待ってください」

「いいや、待たねえ。早くお礼がしたいんでな」

「......」


そんな農家の方に抵抗しても意味はなく...。

ていうか、メアが無言で引っ張って行かれているのを見ると俺が抵抗しているのが馬鹿らしくなるじゃないか!

メア大人しすぎだろ。

でも、なんでこんなにこの人はお礼がしたいんだ?

そんなにお人好しなのかなぁ...。

見た目で判断しちゃあ、いけないと思うけど、そこまでいい人には見えなかったんだが。

読んでくださり、ありがとうございました。




ネタバレになるかもしれませんが、第42話と比べてこの話を読んでみると、なにか見えてくると思います。

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