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第35話 1日目終了

前回のあらすじ


メアの家族と村長にヤミについて話しました。

メアが一緒に寝ようと誘ってきました。

ロリコンに認定されました。

「...この部屋。...おやすみロリコン」

「お、俺はロリコンじゃ...」

《幼女の見た目をした女の子、それも今日であったばかりの...。完全にロリコンだと思うんですけど》


いや、本当に違うんだ。

俺はそういうのじゃない。


「...私、あっちの部屋で寝る」

「わ、わかった。おやすみ」

「......おやすみ」


《何ちょっと名残惜しそうにしてるんですか?》


べ、べ、別に名残惜しそうになんかしてないし。

一緒に寝たかったとか思ってないし。


《自白してますよ?》


しまった...。


《本当にアホですね...。さぁ、早く部屋に入ってください。早く寝ましょうよ。もう深夜の28時です》


もうそんな時間か...っておい!!

26時ってなんだよ、おかしいだろ!


《この世界は1日30時間なんです。だいたい、朝10時間、昼10時間、夜10時間で分けられています。早くしないと日付が変わってしまいます》


わ、わかったよ。


俺は渋々、部屋に入る。

部屋は、ベッド一つに、小さなテーブルと椅子が置いてあるだけのシンプルなものだった。

壁には少し高そうな絵が飾ってあるが、芸術とかいうものとは一切無縁な俺にはどこがいいのかよくわからない。

正直言って、異世界生活1日目にしては、かなりきつかった。

そう思いつつ、ベッドに身を投げる。

あれ?

何か忘れているような...。

ああっっ!!

風呂に入っていないじゃねぇか!!


《...ご主人様。この世界でお風呂というものは貴族の嗜みみたいなもので、一般人はあまり入らないんですよ?》


はえ?

そういうものなのか?


《この家には、ありますけど...客人の分際で、家のお風呂を使わせていただくのは気が引けるので今日は諦めましょう。昼間に水属性魔法自分にぶちまけていましたし、そこそこ身体も綺麗でしょう?》


ま、まあ仕方ないか...。

風呂に入るのは、俺も少し抵抗があったし。


《え?何故ですか?》


俺の性別の問題。


《...!まさか、自分の身体で欲情するのを防ぐため!?》


いや、違うからね。

欲情するんじゃなくて...その恥ずかしいっていうか...。


《...ご主人様ってなんだかんだ可愛い時ってありますよね》


可愛いとかないから!


《もうそんなこと言って、照れ屋さんですね》


もう、やめろって!

俺はもう寝るからな。


《はい、わかりました。おやすみなさい》


おう、おやすみ。

逢依のテレパシーが聞こえなくなってから1分もたたずして、俺は深い眠りに落ちた。

読んでくださり、ありがとうございました。

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