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第34話 ミス

念話テレパシー→テレパシー

ルビを振るのが大変になってきたので、全話変更しました。

まだ変更出来ていないところがあれば、感想などで教えていただけると助かります。


―――――――――――


前回のあらすじ


メアの家に着きました。

ヤミが下着姿だったことに気づきましたが、魔法でなんとかなりました。

メアに会う前のことを詳しく教えることになりました。

《...ここに入って》


メアについていくこと3分。

迷路のように入り組んだ家の中を進んでいき、止まったのは大きなドアのある部屋だった。

中に入ってみると、真ん中に大きな机がありそれを囲うように椅子が置いてある。

よくある会議室のような場所だった。


「...ヤミさん、こんばんは。無事だったかい?...ああ、記憶をなくしていたんだったね。私のことも忘れてしまったのかな?」


先着がいたようだ。

そこそこ、鍛えられていそうな身体の男の人がいた。

年は、30代といったところだろうか。


「...こんばんは。あ、あのすいません。覚えてないです」


本当は覚えてないんじゃなくて、そもそも知らないんだけど...。

ルルに記憶喪失になったっていう風に教えちゃったし、多分そこから広がったんだろうな。


「謝ることはないよ...。では、自己紹介から入ろうかな。私はベフラン。この村の村長だ。それでね、君は覚えていないかもしれないけど、君はつい最近までこの村で暮らしていたんだ。でも、今日の早朝に謎の馬車が君の泊まっていた宿にやってきて、君を連れて行ってしまったんだ。宿の人によると、馬車の人は君に高額の借金があると言って、それを支払ってもらうと言っていたそうなんだよ。だから、私は村長として、村に住んでいるものを助けたいと思って、君をここに呼ばせてもらった。内密にするから話してくれないか?私も君の借金返済に手を貸したいんだ」


な、なんて優しい人なんだ。

村長ってもっと偉そうにしているイメージだったけど、全然違うな。

でも、その優しさも無意味なんですけどね。

俺は借金のことなんて知らないし、第一記憶喪失って設定なんだからわからないだろ!

そんなことを思っていると、


《...みんな、ヤミが転移者だって知らない。だから...正直に話す》


メアがテレパシーをしてきた。

記憶喪失の設定を辞めればいいのか。

それで、一件落着?


《...違う。...メアここに来る時みた。...燃えてる馬車、あれヤミやった?》


う...。見られていたのか。


《...あいつら奴隷商人じゃない》


へ?

何を言っていらっしゃるんですか?


《...私、『全見妖眼(クレイジー・アイズ)』もってる。...だからわかる。...あいつら騎士だった》


き、騎士!?

おい、ちょっとどういうことなんだよ。

意味がわからなくなってきたぞ!?


《ご主人様ぁぁ》


どうした、逢依。

そんな情けない声出して、お前らしくないな。


《...重大なミスを犯してしまっていました。あの時の馬車の人たちは奴隷商人を装った騎士だったようです。...そして、あの馬車の向かっていた先は王都のゲッティー。ヤミさんは、おそらく何らかの理由で、王都に呼ばれていたのでしょう》


それで?

なんで重大なミスなんだ?


《...馬車燃やしちゃったじゃないですか!あぁぁ、どうしましょう。このままじゃあ、犯罪者です》


あぁ、そういうことか。

どうしよう。村長さんの言っていた借金返済の話とは違う理由で借金ができてしまうかもしれない。

ひょっとしたら、借金だけではすまないかも...。

まずいまずいまずいまずい。

非常にまずい。

これは、村長さんに話した方がいいのか?


《そうした方がいいでしょう。この方なら信用できそうです》


もう、お前の言葉は信用ならないぞ。

完全理解(パーフェクト・アンダースタンド)』使ってた明確な情報を得てから話せよ。


《むぅ...》


なんか逢依が拗ねている気がするが、まあ大丈夫だろう。

メアはどう思う?


《...私は話すつもり。...家族全員にも話すつもり。......だからわざわざここに来た》


メアは初めからそのつもりで!?

俺から詳しく聞くだけじゃなかったのか!?


《...私だけなら『全見妖眼』でいつでもわかる。......詳しく話さなくても、わかってた》


くそぉぉ...。

やらせた。完全に騙されてた。


《...今から家族全員呼んでヤミのこと話す。...いい?》


いいよ。

仕方ないからな...。

そっちの方が俺的にも後々助かるだろうし。


そう返事をしたら、メアは突然詠唱をし、魔法を発動させた。

一瞬にして、会議室の椅子にメアの家族だと思われる人々が座らされていく。

家族多くね。

前世では見たことのないほどの大家族でした。






集まってから、すべて話し終わるまで、どれだけかかったことか...。

始めは、村長さんが急に家族が現れて、びっくりしていたので魔法の説明をし、少しずつ俺の話になっていっても、みんな質問や疑問を次々に言うし、ルルは「僕を騙していたんだね...」などと、絶望し始めるし、そもそもメアが話すのが遅くてボソボソだというのもあるのだが、本当に時間がかかった。

今は、みんなが現状を理解したところで解散した後だ。

今何時くらいなんだろう。

時計がないし、全くわからないが、おそらく深夜だろう。

今日はもう寝たいな...。


「...一緒に寝る?」


みんなが解散した後もずっと俺の隣にいてくれたメアが言う。

どういう意味で言っているのだろうか。

一応、外見は女だけども中身は男の俺に一緒に寝るかと誘うとは...。

でも、答えは決まっている。

女の人だとはいえ、今日会ったばかりの人だ。

それに見た目は幼女。

一緒に寝るかと言われたら答えは決まっている。

俺は即答した。


「お願いします!!一緒に寝させてください!!」


この後、メアに引かれ、逢依にさんざんロリコン呼ばわりされたのは言うまでもない。

読んでくださり、ありがとうございました。


―――――――――


今日はいつもの3倍くらい頑張ったのですが...文字数はどうでしょうか。

これが現段階での限界だと思います。

ご意見がございましたら、感想にてお願いします。

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