第19話 解決策
前回のあらすじ
ヒューマンエルフの特殊能力が凄く強かったです。
特殊能力は進化させることが出来るそうです。
燃えていたので水属性魔法を使ったら全身水浸しになりました。
本当にどうしよう...。
馬車は止まっているはずなのに、さっきよりも早くなっている気がする。
やばい、早く策をねらないと。
《慌てるだけ、時間の無駄ですよ?どうしますか?このまま馬車から全力で逃げれば、余裕で見つからないと思います。それとも、馬車に乗っている奴らに直接接触し、叩きのめしますか?》
いやいや、叩きのめすって...。
マジで怖いからやめて欲しいんだけど。
やっぱり、ここは逃げた方がいいと思うぞ。
馬車は捨てることになっちゃうけど、まぁ、大丈夫だろう。
流石に死には...しないよね?
《おそらく途中で気づくでしょうね。私的にはそのまま死んでもらって構わないのですが...》
だから、怖いこと言うなよ...。
《......じゃあ、逃げるでいいですよね?》
おう、いいと思うぞ。
《走ってください》
逢依が走ればいいじゃあないか。
《身体操作の権限はご主人様しか持っていないのですが、それは?》
あ、そうか。悪かったな。
で、どこへ向かえばいいんだ?
《ここから、1番近い場所ですと...ロペノンという少し大きめの村があります。あと、同じくらいの距離で王都のゲッティがありますね。前者はここから北に、後者はここから南にあります》
同じくらいの距離か...。
走っていくとどのくらいなんだ?
《ご主人様の身体なら、馬車と同じくらいの速度か、それ以上の速度で走れるので、 かかっても30分もあれば着きます》
待って、なんでそんなに俺速いの?
《この身体の両親の影響ですね。母がエルフ。父が人間。それも母は、かなり腕利きの魔法使いで、父も結構有名な冒険者だったようです。エルフという種族がもともとなんでもできるような種族だということと、父の運動神経が抜群だったのが遺伝しているのでしょう》
そんなにすごい両親なのか...。
そういえば、家族とか生まれとか全然知らないな。
《家族は残念ながら、もう死んでしまっているはずです。生まれはロペノンですよ》
え、死んじゃっているのか...。
てか、ロペノンってこの近くの村なんだろ?
俺がいって、転移前のこととか聞かれたら答えられないんだけど...。
《その心配は必要ないです。転移というのは、便利なものなのです。説明しますね...》
読んでくださり、ありがとうございました。




