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8話 魔法

 次郎の手のひらから出る紫色の魔力、どうやらギルドマスターであり、60年、早くこちらにきたお爺ちゃんも見た事のない色らしく、クレアさんが適性魔法を調べる道具を取りに行き、その間に次郎が疑問に思った事をギルドマスターに聞いてみる。


「思ったんですがステータスプレートのように血をたらすだけで適性魔法は調べられないんですか?」


「うむ、それなんじゃがな、言われる通り血液にも少量の魔力が含まれておる、じゃがの適性魔法を調べるには魔力の量が少なすぎるんじゃよ」


「それにの、適性魔法がわかっても、魔力の扱いが出来ないと魔法を習得も出来んしの」


「魔法の習得ってなんですか?」


「うむ、そうじゃったの、途中から寝ておったから聞いとらんかったようじゃの」


「す、すみません」


「良いんじゃよ、もう一度、今度は色々と省略して説明するぞい、

適性次第で魔力の性質や動かし方は変わるが、魔力は分子であり、元素である、激しく動かせば熱が生まれ、火が起き、留め圧縮すれば水が生まれるように、それらを使っておると、世界が認めてか、スキル化するのじゃよ」


 クレアさんが執務室に戻ってくる、ミレイさんも興味あってか、クレアさんについて執務室に入ってくる。


「お待たせしました!」


「よいよい、次郎くんに魔法について話をしておったところじゃよ」


「では、さっそく適性を見てみるかの?」


 金属盤に手のひらサイズの水晶が埋め込まれたものが目の前に置かれる


「これに魔力を流せば良いんですよね?」


「そうじゃよ」


 次郎は水晶に手を置き、さっきの要領で魔力流す。


 目の前に半透明の板が現れる、ステータスプレートと同様の技術なのだろう。


ーーーーー

 ◎      ○      ×

 重力、闇、土、水、風、火、光


ーーーーー


 半透明の板にはこういう風に表示されていた。


「◎の属性は、その人の魔力に一番、性質が近く、×に近くなるほど性質が遠く、使いにくくなります。っと特殊属性ですか?」


 クレアさんが説明してくれる。

 

「ふむ、やはり特殊属性じゃの、いわゆるユニーク魔法じゃな」


 次郎は心の中でガッツポーズしつつも、重力?どういうのだ?っと考えながらギルドマスターに視線を向ける。


「うむ、重力魔法って事は重さを操作する関連じゃろ、実際に使ってみんとわからんがの」


 これはハズレパターンなのかも..っと思う次郎であった。

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