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「お前を婚約者だとは認めない……!」と言われました。ではーー

作者: 新井福

お読みいただきありがとうございます。

 白い光が大きな窓から差し、アミュレット・カトラティを照らした。王城の大理石をコツコツと鳴らしながら歩む彼女は、婚約者となった者がいる部屋へと向かっている。

 藍から白へと色が移ろっていく深い夜に太陽の光が入り込んできたような上等なドレスと、青い薔薇で彩られた蜂蜜を練り込んだような金髪は、彼女の高潔さと爵位の高さを物語り、全てを見据えているような青い瞳は彼女の聡明さを、左手に握られた白いレースの扇子は彼女の強さを表している。――つまりは、戦闘服である。


 宝石が幾つもあしらわれた彫刻にも、金の壺にも目をやらずひたすらにアミュレットは歩き続ける。そして、長い回廊の末に現れた暗い茶色の扉の前に立った。白く、少し骨ばった手が控えめにドアをノックする。


「失礼します、殿下」


 その言葉に、返事は来ない。少し溜息をついたアミュレットは、もう一度ドアをノックした。先程よりも強い音が、静かな空間に響く。


「失礼します、殿下」


 さっきと寸分狂わぬ言葉を発したアミュレットに、無視し続けても埒が明かないと扉の向こうにいる人物は思ったのか、3度目のノックをアミュレットが響かせる前に「…………入れ」と許可を出した。

 ドアノブをひねり部屋の中に入ったアミュレットは、目の前で執務机に座っている()()を一瞥した。そう、彼こそがアミュレットの婚約者である、ベオ・ルギワンドーズ第二王子。その年は13歳であり、アミュレットとは5歳差である。

 まだ幼いと言っても差し支えない年齢であろう彼は、忙しそうに筆を走らせていた。暫くベオはアミュレットに気を割かず書類とにらめっこしていたが、喋らずただひたすらにドアの前で立っているアミュレットに痺れを切らしたのだろう。大きな溜息をついた彼は、執務机の前に置かれているソファーを指さした。


「鬱陶しい、そこに座っていろ」


 険しい顔をしてアミュレットを見るベオとは対照的に、アミュレットは愉しげに柔らかな唇を持ち上げた。


「あらあらご心配なく。ただ挨拶をしに来ただけなので、直ぐに帰りますわ」

「じゃあさっさとその挨拶とやらをしろ」

「ふふ、せっかちさんですね」


 ころころと笑いながらベオに近寄ったアミュレットは彼の頬を突つくと、ギョッと目をむく彼を放って礼をした。その見事なカーテシーに、一瞬ベオも見惚れる。


「はじめまして、ベオ・ルギワンドーズ第二王子殿下。カトラティ公爵家が長女、アミュレットです。これからは婚約者として、殿下をお支え出来ればと思っています、どうかよろしくおねがいしますね」


 最後に顔を上げにっこり笑顔で締めたアミュレット。そんな彼女を赤い目を吊り上げて見つめていたベオは、アミュレットを指さし叫んだ。


「お前を婚約者だとは認めない……! さっさと失せろ!」


 荒く言葉を吐き、肩で息をするベオをキョトンと目を瞬かせながらアミュレットは見つめる。


「左様ですか。それならば、殿下の御心のままに」


 今度はベオが出鼻をくじかれた。拍子抜けである。大方アミュレットの親に言い含められて来たと思っていたのに、どういう事だとベオは思案した。

 そんな彼の心中知らぬアミュレットは、バサリと鳥が羽ばたく音に似た音を立て扇子を開いた。顔の半分を扇子で覆ったアミュレットは、淑女に似つかわしくない不敵な笑みを浮かべる。


「では――」


◇◇◇ 


 あの出会いから一ヶ月後。今日はアミュレットとベオの結婚式。今は控室で待機している。

 控室で、白いウエディングドレスに身を包んだアミュレットを見て「うおおぉぉん!」と泣き叫ぶアミュレットの父親を横目で見たベオは、浜辺に打ち上げられた魚のように力尽きている。


「一体何がどうしてこうなったんだ」

「あら、もう……。旦那様ったらお茶目ですわね。あんなに熱烈に『婚約者ではなく君を妻にしたい』と言っておいてとぼけるなんて……」


 隣でポッと頬を赤らめるアミュレットに「拡大解釈すぎるだろう!?」と突っ込んだベオは、花婿らしくない重い息を吐いた。それから目を真っ赤にしている父親を支える母親に別れを告げるアミュレットをチラリと見る。


「……それで、()()()()()()()()()()()()()()()()()?」

「なんの事でしょう」

「どうせ、兄上が仕向けたんだろう。弱みでも握られているのか?」


 腕組みをしているベオと視線がかち合ったアミュレットは、両親が出ていった扉を閉めながら微かに笑った。


「残念、真実はもう少し違いますわ」

「じゃあどういう事だ」


 アミュレットはその問いを笑みで流し、旦那となる人の小さな鼻の頂を人差し指の腹で撫で始めた。ベオは未だ慣れないスキンシップに顔を歪め体をのけ反らせながらも、妻の言葉を待つ。毛を逆立てた野良猫のようなベオにアミュレットは実に楽しそうにしながら、底の見えない瞳でベオを見つめながら真実を語った。


「私達カトラティ公爵家に依頼をしたのは、貴方のお父様である陛下ですわ」

「まさか」

「うふふ、警戒心の高い人。ですがこれは紛れようのない事実。契約書も結んであります」


 ウエディングドレスの胸元から、どう隠していたのか分からないが1枚の折りたたまれた紙を取り出したアミュレットは、それを開き下部にあるサインを指さした。


「……父上の字だ……」


 呆然と呟くベオの頭を撫でたアミュレットは、慈悲深い聖母のように薄ピンクに色づいた唇を開いた。


「『側妃の息子である第二王子は、母親には"王太子になれ"と虐待紛いの事をされ、第一王子からは"継承権を争う敵"として虐めを受けている。カトラティ公爵家の庇護下に置いて欲しい』この内容の願いを、私達は聞き届けました。実際、我が家にもメリットがあるようにされていましたしね。だから貴方を我が家の婿養子にしたのです」

「――なんでだ……ッ! 俺は、俺はあのままだったら王太子になれていた! 母上の期待にも応えられていたッ!」


「無理ですわ。貴方の研鑽はきっとあの第一王子には届かない。陛下に任せられたであろう書類、あれも酷い出来でしたわ。小さな案件ですから損害は生じないでしょうが、大きな国を揺るがす危険因子を含んでいる案件でしたら、旦那様のせいで今頃国は焼け野原です」


 一ヶ月前、挨拶に行った日。彼が嬉しそうに真剣に取り組んでいた書類。チラリと見たそれは国の何の役にも立たない内容の物であった。ただ幼い少年の自尊心を満たすだけのモノ。

 あぁ、可哀想な子。アミュレットに浮かんだのは、憐憫。

 第一王子には何回か会った事があるが、彼は王族特有の傲慢さは持ち合わせても莫迦ではなかった。今年19の彼は13歳の弟を虐める程には幼稚でも、この国を支えられる程の聡明さ、度量があった。

 それに比べ、ベオの母親は側妃という正妃と比べれば砂粒にも満たぬ権力しか持たぬ女。そしてベオはこれからの成長を考慮して考えても王太子という身分には到底見合う事のない頭脳、度量。陛下もそれが分かっているから、雑な書類を渡しベオを王城の奥深くの執務室に置いた。

 だが、あと数カ月後に行われる王太子選定の儀が迫り、そうではいられなくなった。ベオが王太子に選ばれる事は絶対にない。だから陛下はいらぬ争いを避ける為にも、こうしてベオを婿養子に出したのだろう。その婿養子先がカトラティ公爵家、というのは陛下の僅かばかりの親心なのかもしれない。


 私は未だ怒り心頭のベオの背に手を這わす。母親に鞭を振るわれていた彼は、私の手に痛そうに顔を歪め、それからバシッと音を立て手を振り払った。


「こんな年増と結婚なんてッ!」

「その年増がいなければ生きていけぬ身のクセに。強がりですか?」


 なじれば、悔しそうに彼は歯噛みした。アミュレットはいけない、と思い直す。何も旦那様の自尊心を粉々にしたかった訳ではないのだ、多分。


「――私、商会の会長もやっているのです。凄いでしょう?」


 怫然としたままベオは「あぁ凄い」とおざなりに褒める。


「私、無駄な物にはお金も時間も手間もかけませんの」

「何が言いたい」

「貴方にガッカリした、という話ですわ。最初貴方の話を聞いた時、私ワクワクしましたの。王太子になる事はないとしてもがむしゃらに頑張っている野心家なのでは、と。ですが蓋を開けてみたら貴方はおままごとに興じているだけ。心底、幻滅しましたの」


 アミュレットは笑う。嗤う。咲う。哂う。呵う。心底ベオを軽蔑するように。だからこそ、アミュレットの望む姿を見せてほしいと期待するように。全ての感情を煮詰めた深い笑顔で、ベオの瞳を覗き込む。


「だから、これ以上ガッカリさせないでくださいな。どうか貴方の泥臭い程の貪欲さを、隣で見せてください」

「……望むところだっ」


 一瞬気圧されたかのように見えたベオだったが、直ぐに体勢を立て直し強気に返した。その返答に満足気にアミュレットは頷き、コテリと首を傾ける。


「では、手始めに私をエスコートしてくださいますか? 旦那様」

「あぁ、お手をどうぞ」

「うふふ」


 成長期がまだなせいか、アミュレットがヒールを履いたせいか……自分よりも遥かに小さいベオを見下ろし、彼女はいつもの如く麗しい微笑みを浮かべた。


 完璧が故に冷めた性格をしているアミュレット。陛下にベオの事をお願いされた時も王命に近しい物だったから了承しただけであり、実際ベオに会っても、おままごとをおままごとだと気づかぬ愚かな彼を見て僅かにあった興味は完全に失われた。……筈だったが、キャンキャンと自分に立場を弁えず吠えかかるベオを見て歪んだ愛着のような物がアミュレットの中に芽生えた。


「愛していますわ、旦那様」

「お、おうそうか……」


 これが初恋かと、アミュレットは完璧ではない自分の気持ちを愉しむ事にした。


◇◇◇


「会長、この商品なのですが……」


 5年後、23歳になったアミュレットは部下の新商品の説明を聞いていた。1枚の書類を二人で見ているせいか、自然と距離は近くなる。


「若い女の子向けのアクセにしては、少しケバケバしさがあるような気がしますけれど?」

「うっ、貴族の方々がつけられているような物が平民でもつけられたら素敵だな、と思ったのですが……」

「アイデア自体は悪くないですが、あのドレスあっての髪飾りなのです。ですから此処を――」


 白熱しながら話し合う二人の間に、割り込むようにして一対の腕が入った。


「……おい、その話は俺が引き継ぐ」

「あらまあ、旦那様に乙女心を撃ち抜く髪飾りが作れるとでも?」

「君に髪飾りを贈るために色々な髪飾りを見た。これくらい訳ないさ」

「ではお任せしましょうか」


 ベオは18歳になっていた。少しなよっとした体つきだった彼は、成長期や剣の訓練のお陰か逞しくなり、精悍な顔つきになった。また、一人娘にはめっぽう甘いが、そんな一人娘を奪う何処ぞと知れぬ馬の骨には厳しいカトラティ公爵家当主によってしごかれ続けた彼は、今はその当主にも太鼓判を押される程優秀になっている。


 違う机に移動し、髪飾りの話をし始めたベオと部下を、書類仕事をしながらアミュレットは見つめる。

 此処まで彼が成長してくれるのは予想外だった、と思いながら。アミュレットとしては、彼が不出来なら書類仕事も全て自分でやればいいと思っていた。だが今の彼なら立派にカトラティ公爵家当主を務め上げるだろう。



 そして1週間後、ガゼボで試作と称してアミュレットは白いパールを模したものが散りばめられたレース素材のリボンをベオにプレゼントされていた。


「ふふ、不器用な人」

「な、なんの事だ」


 顔を真っ赤に反論する彼に一層楽しそうにアミュレットは笑う。昔、何十何百とベオが髪飾りを渡してきた時に『髪飾り贈るの禁止令』を出したのだ。それから彼は"試作品"だと言い髪飾りを贈るようになった。一言「髪飾りが贈りたい」と言えば禁止令も解いてあげるのに、と心のなかで思いながらアミュレットは笑う。

 

「いえいえ、では付けてくださいな」

「あぁ」


 慣れた手つきでアミュレットの髪にリボンをつけると、ベオは愛おしそうに彼女の髪に口づけた。


「昔は警戒心の強い野良猫のようでしたのに、今は犬のようですわね」

「君のせいだ。こんな俺は嫌いか?」

「いいえ。私可愛い犬が欲しかったので丁度良かったですわ」


 甘えるようにアミュレットの指先にベオが口づけると、ベオの鼻先にアミュレットはキスを落とした。


 最初、ベオはアミュレットの事が苦手だった。ズバズバと言ってくる所とあの底の知れない笑みが、今まで出会ったどの人間とも違ったからだ。

 ――そう、アミュレットは今まで出会ったどの人間とも違った。彼が間違っていれば言葉をオブラートに包むことなく伝え、逆によく出来た時には母が子をあやすように褒めてくれた。そんな風にアミュレットと関わる内に、ベオは『彼女に認められたい。隣に立てる男になりたい』と願うようになる。そして、剣の鍛錬にも精を出し、アミュレットの父親の無理難題にも果敢に立ち向かい誰もがカトラティ公爵家の次期当主として認める"ベオ"となった。

 だが、一向にアミュレットの態度は変わらない。その変わらなさに安心するような、寂しい気がするような複雑な毎日をベオは送っている。


「――それで、旦那様?」


 物思いにふけっていたベオは、アミュレットの言葉にピシリと固まった。そう、アミュレットがこう言う時、必ず何かに怒っている時なのだ。まだアミュレットを苦手に思っていた頃、捕まえた蛙を彼女の腕に乗っけたら真っ黒な笑みで「旦那様?」と問いかけられた。思い出しても震えが止まらない。


「な、なんだアミュレット」

「まぁまぁまぁ! 思い当たることはありませんの?」


 アミュレットは書類やマナー等でも、明確な答えをベオに教えない。ただジッと彼が答えを導き出すのを待つ。それが分かっているベオは、脳をフル回転してアミュレットが怒っている原因を考え出した。

 ……だが今回ばかりは何の答えも出ない。唸るベオに溜息をつき、アミュレットは胸ポケットから新聞の切れ端を取り出した。それを見たベオは、愕然とした。


「『ベオ第二王子、子爵令嬢とラブラブ』!? なんだこの馬鹿げた記事はッ!」

「貴方のハンカチを()()()子爵令嬢が持っていて()()()旦那様と恋人同士だと言い張っているのです」


 アミュレットの言葉に、ベオは少し前の夜会でハンカチを失くした事を思い出した。最近は商会等で忙しく夜会に行けていなかったからベオはこの噂を知らなかったのだ。

 ムギュゥ、とベオはアミュレットを抱きしめる。


「悪かった、アミュレット!」

「まったく、気をつけろといつも口を酸っぱくして言っていましたのに。落とし前はきちんと付けてくださいね?」

「あぁ」


 ツン、とそっぽを向くアミュレットは、今まで見た事がない程幼い。それを少し訝しんだベオは、一拍の後「あ」と声を上げた。


「……もしかしてアミュレット。嫉妬、したのか?」

「当たり前です」


 ベオは目を見開いた後、ゆるゆると口元を緩ませた。アミュレットは唇をキュ、と引き結びながら大人しくベオに抱きしめられている。暫くアミュレットの金髪に頭をうずめたり手に口づけたりして満足したベオは未だニッコニコ顔だ。


「……何を今更喜んでいるのです」

「いや、だってアミュレットは俺への態度が変わらないから弟みたいに思っているのかと……」

「あら、おかしな人」


 アミュレットはベオの唇と自分の唇をくっつけた。


「昔から散々言ってきましたのに。『愛している』と」


 顔を僅かに赤らめながら、ベオは本当に幸せそうに笑った。


「俺も、アミュレットを愛している」

「こんな年増ですが?」

「ウッ、謝るからその事は許してくれ……」


 あんまりにも情けない声をベオが上げるものだから、アミュレットはいつも通りころころと楽しそうに笑う。それからふと、視線を落とした。


「ふふ、私の態度が変わらない、ですか……」

「どうした?」

「いいえ。私は確かに変わりませんが、それでも変わる物はありますよ。例えば、このお腹の中に新しい命が宿っている、とか」


 自分の腹を撫でるアミュレットを、ベオは驚いたように見つめる。


「まさか――」

「あと半年もすれば貴方は"パパ"ですわ。だから、私が憂いなく赤子を産めるように、頑張ってくださいね?」

「……っ、あぁ! 愛しているアミュレット! ありがとう、本当にありがとう。お腹の子の名前はどうしようか!?」

「気が早いですわ」

 


 ――ある子爵家が事業が上手くいかなくなり爵位を返上し平民になったという話が、2ヶ月後に社交界を駆け巡った。


 子爵家が社交界から姿を消すと同時に、アミュレットは外に出ずお腹の子に専念するようになり、その年の冬に彼女はベオに見守られ赤子を出産した。

 生まれた子は女の子で、「お嫁に出したくない」とボヤく夫をころころと笑いながら慰める毎日だ。







 






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[良い点] 不屈の心で頑張って誰もが認めるようないい男になって凄い そしてそれを支えると言うより引き上げるように叩いて伸ばした奥さんのやっぱすげぇ 歪んだ執着のような愛情と最初に自己分析してたけどこ…
[良い点] こんなカップルばかりだと政略結婚もめでたいけど、、幸せカップルバンザイ 10年後、絶対第一王子よりも出来が良いイケメンに違いない [一言] 女が男を作るっていうし、ハッピーエンドですね
[一言] 姉様女房は金の草鞋を履いて探せ というやつの模範となる姉様女房ですね
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