第2話 歴史再編。新約地球史
地球人類は正史西暦4000年に差し掛かった時、相対性理論における絶対時間の壁を突破することに成功。
平たく言うと”タイムワープ”を実現させた。
しかし、歴史を変える力を有するということは、世界はおろか宇宙の全て万物の根源を支配することと、イコールだった。
これにより、地球を含めた銀河の各国は熾烈な派遣争いに突入。
ついには条約で禁止された超兵器も使われ、いくつもの大国と人種を消滅させてしまう。
地球での生活圏は無くなり。人類の技術は衰退。
過酷な宇宙での生活を余儀なくされた。
生きる為に結束した、人類が行った再生への道は「歴史の再編」
タイムワープ技術を使い過去の地球に戻り、発展の見込みのある古代文明を保護、尚且つ文明同士で争いが起きる場合は、”神”の名を借り古代人に接触して、強制的に争いを抑止した。
神の名の元に文明同士を締結させ、より大きな国家へと発展させた。
自然災害により文明が滅びる予兆があれば、神の啓示を促し非難させ、生き延びさせるという措置も取った。
これにより、人類の文明は永劫栄えて、正史西暦1990年代の時点で地球文明は5000年も早く亜光速航行と時空跳躍を可能な文明まで発展させのだった。
だが、歴史の再編を断行したことで、新人類は新たな難題に直面する。