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その1

初めて投稿します。

小説の書き方等なにも分からないまま投稿しました。読みにくいかも知れません、また、多々矛盾している点があるかもしれません。お許しください。

好きな人がいる。

その人のことを好きになったのは中3の時。

初めて同じクラスになって、席が隣だった。今まで別に異性なんて気にしたこと無かったし、関わりたくも無かった。だけど、何故か、その人とは仲良くなりたかった。その人の、自分には持っていないモノに惹かれたのかもしれない。とても、明るい子だった。


(どうしよう)


俺は思った。当たり前だ、異性と仲良くなりたいなんて今まで考えなかったんだから。男とは訳が違う。趣味も何もかも知らない女子とどう仲良くなろうと言うのだ。


(話しかけてみようかな…でもなんて話しかければいいんだろ…)


分からない。しばらく考えた。


(無理だ。)


結論だ。早い。まぁそうなるか。


(え、だって無理だろ。どうやって女子と仲良くなるんだよ。初日から初対面の女子と話せる男子って天才なの?てかなんて話しかけてるんだし、「よろしくね」とかか?まぁそうか、そんなだよな。え、でもわざわざ言うか?言わないだろ。)


てかさっき考えてただろ俺。挨拶程度すぐ浮かぶだろ馬鹿。


そんな感じで考えてたら事件が起きた。


ドンッ


「痛てっ」


え?


何が起こった。。。急に隣の女子が前の席の人殴ったぞ…おい…。ちなみに前の席の人は友達だった。


頭が数秒フリーズした。


(は?え?)


感想これしか出てこねぇ。人間って理解できないことが起こると何も考えられなくなるのね。初めて知ったわ。


「いってぇなぁ何すんだよ…」


「ごめんね〜殴りやすそうな背中だったから」クスッ


ドンッ


「いっったああぁっっ!」


「お前も何すんだよ!!!」


あれ、気づいたら俺も殴ってた。なんでだろ。


「あ、すまん。なんか殴りたくなった。」


「はぁ?え?マジで意味分からん、お前ら酷すぎだろ…」


(流石にやりすぎたかな。てか何故殴った俺、隣の女子にも引かれたんじゃね…)


「……」クスクス


見たら俯きながら腹を抱えて声を抑え、一生懸命耐えている女子がいる。


顔を上げてこっちを見た。

そしたらもう1回笑った。


「おもしろいwwwお腹痛いww」


我慢しきれなくなったみたいだ。

そんな彼女を見て俺も一緒に笑ってしまった。これが、彼女と仲良くなるきっかけだった。こんな変な始まり方、絶対世界中で俺だけだ。


「お前らなぁ…」


ため息混じりに友達が睨んでくる。申し訳ないが笑うことしかできない。後でジュースでも奢ってやろう。


「チッ…仲良いなバカども」


あ、一緒にされた、ちょっと嬉し…じゃなくてバカって言いやがったなこいつ、まぁ俺が悪いんだけど。


「お前ら友達なの?」


友達が聞く。


「いや?」


「違うけど?」


「初めて喋るよね?」


「そうですね」


「君面白いね、名前は?」


池田(いけだ) 秋貴(あき)です」


自分でも思うけどこれ女子っぽいよな俺の名前。


「貴方は?」


聞き返す。


相澤(あいざわ) (ゆう)だよ、よろしくね〜」


「よろしくお願いします」ペコッ


おお、自然に話せた。よっしゃあ。


「初めまして〜」


「初めまして〜」


お互いに言い合う。なんか楽しい。


「ということで初めてです」


「そうです」


「そうかよ…」


友達が呆れた目で見てくる…なんで?


まぁいいや、きっかけをくれたことに感謝する。ありがとうフレンズ。お前は最高の友達だ。殴ったけど。


そこからは普通に仲良く?なった。お互いにSな性格だからちょっかいの掛け合いが始まった。やってやられて仕返ししての繰り返し。気づいたらそれで1日が終わってる。3ヶ月くらい過ぎた頃には


ゲシッ


「なにすんだよ」


ゲシッ


「いった。か弱い女の子の足踏まないでよ」


「お前が先にやってきたんだろ」


「え?あ?そうだっけ?」


「うるせぇとぼけんなチビ」


「まぁでも軽かったでしょ?私軽いから。そんなのでさっきの威力はないわぁ〜」


「ごめんめっちゃ重かったわぁ。前は軽かったんだけどね、太った???」


ボコッッ


殴られた。超痛てぇ。


「いったぁぁぁぁ…」


やられた。みぞおちにクリーンヒット。一発 K.O.

しばらく立てなかった。

あいつ身長低いからそのまま殴ればみぞおちに当たるんだよなぁ…いてぇ…


「うるさいバカ」


こんな感じだ。うん。やってる時はめっちゃ楽しかった。けどパンチは喰らいたくない。


(優ってどんな意味だっけ…)


(名前詐欺だろ絶対)


正直に思った、だってそうだもん。

ムカつくがそれと同時にどんどん好意を持ってしまった。後から気がついたんだけどね。


また別の日


「見て見て!この犬めっちゃ可愛くない?まじタイプなんだけど」


「え?ごめん猫派」


「えー、これだから犬の良さを理解できない奴はな〜」


「ごめんねぇ〜相澤ちゃーん、許して〜」


「じゃあ犬派になるかい?」


「猫って可愛いよな」


「おいバカやろう」


「犬と猫以外ならキツネとか好きかな」


「あぁぁめっちゃ分かる、私も好きー」


なんて、好みが合うのか合わないのか微妙な感じ。


なんかさ、自分に向けられてはないけど好きって言葉聞けるのいいな。しかもなんか可愛い、うざ。

好みも性格も段々理解できてきた。やっぱ話すって大事ね。


彼女は裏表があまり無い綺麗な性格をしている。ん?綺麗?まぁいいや。好きな物は動物、特に犬らしい。兄の影響でアニメもかじっているらしく、当時アニメをめっちゃ観まくってた俺とも多少会話ができる所があった。なんか…関わってくうちに女子のイメージが結構崩れた。化粧とかも興味ないんだってさ。


「なんで興味無いの?」


「んーとね、めんどくさいから?分かんないわ。まだそんな歳じゃないからかな〜」


「香水とかも?」


「臭いじゃん」


「まぁ、俺もそう思うけどさ」


あーあ。香水付けてるクラスの女子数名に聞かれてませんように。


性格が男よりなのか結構意見が合う。そのせいか、見た感じ男友達が多いみたいだ。休み時間、他の男子と喋っているところをよく見かける、なんかやだな。この時はまだ、嫉妬なんて感情知らなかった。


こうしてちょっかいかけたり話したり嫉妬したりして毎日が過ぎていった。なんだかんだ楽しくて時が経つことが早く感じてしまう。もう、進学校を決める時期だ。


「第一希望どこにしたの?」


「んー?××高だよ?そっちは?」


「〇〇高だよ。なんで××?お前頭良いんだからもっといいとこ行けるだろ」


「家が近いからかなー、学校まで10分だよ?早いでしょ」


「あー、なるほど。そういう理由で高校決める奴結構いるからなぁ、後は制服が可愛いとかな」


「まぁね」


「寂しくなっちゃうなー」


「あら。サンドバッグが無くなってしまいますね」


「うざ」


(相変わらずだな)


「まぁまぁ、それより〇〇受かんの?」


「さぁ。知らね」


頭のいいこいつとは違って俺はかなりの馬鹿だ。普通の定期テストで1つの教科も40点以上取れないのだ。中1、中2の時に勉強サボりまくってたからなぁ、仕方ないんだけど。


「先生が言うには合計300以上取らないと厳しいんでしょ?無理じゃん」


「まぁ、そん時は第2希望の××高校受ける予定なんで」


「来んなよ」


「はいはい」


「落ちないように勉強頑張ってね。私はノー勉で余裕だから気が楽だわー」


「頑張りますよ」


高校を決めてからしばらくして、自分の思いに気づいた。


(はぁ…マジか。)


初めてだった。正直ただ仲良いだけだと思ってた。


(恋愛アニメとか見るけど、別にドキドキとかしないし、顔見てて恥ずかしくなったりもしないし)


(でも嫉妬とかは…まぁしてるし、触れる機会があるけどその時は意識したりするしなぁ)


(好きなのかなぁ)


ただ決めつけたかっただけなのかもしれない。


その方が、楽だったから。


だから、決めつけることにした。


(あいつのこと、好きなんだな)


って。

時間があれば続きを書きたいです。

ノリで書いてみたので設定バラバラな部分があったかもしれません。誤字もあると思います。よく確認してないので。そして、もし、この後書きを読んでくれている方がいたら、ありがとうございます。読んで頂き、とても嬉しいです。よければアドバイス、感想等、頂けたらなと思います。

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