ステータス
今 俺は、町のおじいさんに聞いたギルド本部に来ている
どうやらボスを倒すには冒険者となり仲間を集めながら強くなるの効率的らしい
「ニックネームはどうします?」
受付のお姉さんに紙とペンを渡される
ニックネームかどうしようかな 健 か ケン で迷うな でも 冒険者なら 漢字よりカタカナの方がなんかカッコイイよな でも漢字一字で 健 も・・・どっちも捨て難い
しかし 俺も男だ
「これでお願いします」
紙にはケンと書いた
これがこれからの俺の名前か
「ではこの水晶玉に手をかざしてください」
「こうですか?」
これは![こ〇す〇]のシーンにそっくりじゃないか! やば なんかテンション上がる
「はい ありがとうございます」
「では、目をとじて心の中でステータス オープンと唱
えてください」
「そうすればどうなるんですか?」
「心の中に白っぽい文字が浮かび上がるはずです。」
「なるほど」
やってみるか [ステータス オープン] ・・・お! なんか見える
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ニックネーム ケン
LV 1
HP 3041
ATK 617
DEF 431
パワー 150
知力 130
スキル 特になし
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
なるほど これが俺のステータス
ケンは真顔で
「これっていいですかねー?」
正直ゲームなどではいたって普通だと思うけど
「いたって普通ですねー」
やっぱそうきたかー
「あ、 でも知力が130というのは結構高い方なんです」
「知力ってなんですか?」
勉強ができるとかかな 勉強そんなできないけど
「知力とは冒険者のサバイバルに対する知識、
モンスターに対する知識のことです」
俺がゲームでつけた力がここに来て役立つとはやっぱり
[モ〇ハ〇]やり込んでてよかった
「冒険者カード とかあったりすんですか?」
ケンは鼻息を荒げながら聞いた
受付のお姉さんは少し引いた様子を見せながら
「冒険者カードありますよ もう少しすればケンさんのも完成するはずです」
冒険者カードあるのか なんか燃えてくるな
そんなことを思っているケンの元に水晶玉から1枚の
カードが飛んできた
そこには 、ニックネーム ステータス が書かれている
ケンはこれを握り改めて心に誓った
必ず魔王を倒し少女を救い出す! と
ここからケンの冒険者 生活が幕をあけるのだった