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~発熱~

留美の体に異変が起きる場面。

 久しぶりにお茶を作ったためか、予想以上に時間がかかってしまった。口に合うといいんだけど……。


「レガンー。お茶淹れてきたよー」


だけど返事がない。どうしたんだろう?


「レガン? お茶冷めちゃうよー?」


そう言うも、何も反応がない。私はレガンが待っているはずの部屋に行くと、レガンがソファに横たわっていた。


「レガン……?」


「……んん……」


どうやら寝てしまった様子。


「寝ちゃったのか……。せっかくお茶が出来たのに冷めちゃうなぁ……」


そう呟いて、私はレガンの隣に座って、自分の分のお茶を飲む。


「……少し味落ちたかな……。あの味とは妙に違う……」


何が足りなかったのかと、考えているとバシッと腕を掴まれる。


「!?」


ぐいっと引っ張られ、レガンの上に倒れる。どうやらレガンが私を引っ張ったらしい。


「ちょ……起きてたなら言っ――――」


バリンッとカップは割れ、私のお茶がレガンの服を濡らす。


「……熱ちぃな……」


「ご、ごめんなさい!! お茶が……。拭く物、持ってくるね……!!」


そう言って離れようとすると、再び腕を掴まれ、レガンの上に倒れる。


「行くな……!! 俺は大丈夫だから……」


レガンの声が何故か震えているように聞こえた。レガンの服はどんどん私のお茶を吸っていく…。早く拭かないといけないのに……動けない。レガンの掴む力が強すぎて身動きが取れない。レガン……このままだと…風邪引いちゃうよ……?


「……レガン……?」


「無理するな……。お前、熱いぞ? 大丈夫か…?」


「え……」


レガンに言われた途端、急に気分が悪くなり、立っていられなくなった。視界が歪む。……何、これ……気持ち悪い……駄目…意識……が……。


「……!? おい……!!」


あぁ……早く……レガンの服……乾かさないと……レガンが……。ごめん…ね…出来そうに……ないや…。やがて私は倒れ、意識は深い闇に落ちた――――……

引き続き、投稿が遅れる可能性大です。

気長に御待ち頂けると有難いです。

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