まとめ~語句説明・設定~
設定を置く場所であって、小説の本編ではありません。
まだ最後まで読んでいない方は、先に全部読んでから此処に来て下さい。
設定なので、ネタバレ含むので。
読んで下さった方、ありがとうございます!
良かったら、設定まで見て行って下さいませ。
それではどうぞ。
※これは小説本編ではありません。まだ読んでいない方は、先に読んでから此処に来ることをお勧めします。
もう読んで下さった方はそのままどうぞ。
○レン・キルラの残した研究ノートについて
レン・キルラの研究所にはたくさんの資料がある。これら全て、レン・キルラが覚醒現象の謎を明らかにしようと必死に集めた物。そのうち、何冊かノートがある。それが研究ノート。ノートの表紙にはジャンルごとに書かれている題名が違う。そして下にそっと「レン・キルラ」と名前が書かれている。そこには彼が今まで明らかにしてきたことをノートにまとめていた。こうしたのには理由があり、次の心の赤を持つ者に、留美達、覚醒人間を守ってもらいたいため。そこから、彼の助けたいという気持ちの強さが分かる。
○留美の記憶の飛びと二人の留美について(心と体)
留美は一時の記憶を失くしている。それは心と体で人格が分かれてしまったため。倒れた時、記憶が全て流れ込んだ。それは、統一したはずの心と体が再び分かれ、それが体に負担がかかったため。そして熱を出したのは、実は既に心と体が分かれていることにずっと気付かず、無理して元気でいようとしたため。心は体を取り戻そうと、体に気持ちを思い出すよう、説得する。体は心の欠片が欲しく、傷付けないよう、説得する。それに時間がかかると、今回のように、いつの間にか3日も現実では経っているということになる。
○“赤い雲„
詳しい原因は分かっていない。突如赤い雲が出始め、その雲から赤い雨が降る。それを浴びた心の赤を持つ者は、暴走すると言われている。万一、暴走してしまった場合、止まるまで目を合わせず、見つからないように身を隠し、祈るのみ。見つかると終わり。我に返るまで、人を殺し続ける。止める方法はただ一つ。その人を思う者が声を掛け続け、気持ちを落ち着かせること……。これは人間でも人形でも起こる現象だという。
○心の赤を持つ者(人形)の結末
人形は人間ではないため、老けることはなく、人形が壊れるまで生き続けることが出来る。人形が壊れるとは、人形の中の血……つまり綿などの中身が出すぎると、動けなくなる。あと、人間と同じく首を取られてしまうとおしまい。動けなくなり、この場合、完全に死ぬことになる。心の赤を持つ者(人間)から人形へのDNAの受け継ぎ方法は不明。何故人形に移るかは分かっていないが、DNAが受け継がれた瞬間、人形に心や命が宿ると言われている。人形から人間へは、人形の死または人形化が進み、人形に戻った時、DNAは人間に受け継がれる。
○レガン・ドールが通る際の……?
前作「覚醒現象伝説―古キ言イ伝エ―」には登場しなかったが、実はその時からあり、人外が通る時のみ出現し、ビリッと音を出す。此処で人間か人外かを確認している。人間の場合は反応なし。今回、レガン・ドールを中に入れようとしたのも、それを反応させ人形であることを証明しようとしたから。そして、彼が心の赤を持つ者だと分かっていたから。
○悪夢で流した涙は?
人形だから涙流せない。なのに悪夢では流すことが出来た。それはあくまで夢だから。夢は想像の世界であり、こうしたいと思ったことは実現するようになっている。今回は意識が僅かながらもある状態で夢を見、涙を流せたことを覚えていたため、自分はやっぱり人間だったと勘違いしてしまった。
次のまとめでは新しく登場した、人物の設定と過去話を書いていきたいと思います。
是非、続きも読んで下さいませ。
最後に書いたように、次は登場人物の設定と過去話です
前回から引き続き登場してる、留美とレン・キルラと美江は前作「覚醒現象伝説―古キ言イ伝エ―」にて
設定と過去話をまとめていますので、知りたい方はそちらを御覧くださいませ。↓
https://ncode.syosetu.com/n5030eg/
それでは引き続き、人物設定・過去話を書いていきたいと思いますので
御覧ください。