32話 第2回ドラゴン討伐はあっけなく終わるようです
少しだけグロイシーンがあります。
気をつけてください。
「アンナ、結界を俺の手の周りと馬車にかけてくれ。ちょっとした危険魔法をかけるからできるだけ頑丈にな!」
「わかったよ。魔防結界。」
周りに、紫色の膜のようなものが貼られた。
「強めに貼ったよ。ドラゴンの火炎玉は少しだけ弾けるよ。」
「ありがとう。アンナ。」
「お嬢ちゃん。珍しい魔法をつかえるねぇ。」
「またまただよ。」
今から弾丸を作るのだが正直。色々とめんどい。高度な魔法をいきなりつかうと目立ちそうだし、あの高さなら飛んでいけるが悪目立ちしそうだ。あえてここは、近代武器(弾)をつくり、使うという異世界らしいことをやろうじゃないか。
あまり作り方は、わからんしまぁ。
適当にしてみよう。
まず、鉱石を取り出し、気合いを少し入れて、創造(武器)で、弾頭を作った。
あ、なんか映画で見るように綺麗な弾丸ができた。
「えぇ!!どうやって作ったの?」
「……自然となった。」
その弾丸は、綺麗な銀で作られていた。
さすが、スキル…。
その調子で、ガンガン作った。
なんか、銃身に「タクミメイク」と文字が彫られていたが見なかったことにしておいた。
次に、弓は、異次元の弓を使い、銃に変換した。
「ァァァアアア!!イタイイタイイタイイタイイタイ………」
変換途中、全身に強めな電気に流れて見ているみたいにとてもなく……痛かった。
「だ、大丈夫!?」
アンナは、心配そうにこちらを見ているが
「あ、問題ない。一応できたぞ。」
弓はみるみる形を変え、レボルバー銃になった。何故、それ(レボルバー銃)にしたのか?銃に変更できるのなら、スナイパー銃に変換できるが今はしない。
今回初めて変換を使ったが、思った以上の痛みを応じるみたいだ。今起こっている襲撃戦にそんな暇はないからだ。
「次のステップに行こうか」
ワクワクを胸に秘めて準備の最終段階移る。
「空気に触れたら爆破する時間制は、とりあえず15秒と設定しておこう。
時間制爆破魔法を圧縮してそれをアンナの結界で囲んで、爆破圧縮弾の完成。
爆破圧縮魔弾 SR
無理やり爆破の瞬間を空気圧縮により弾丸に固定させている。発砲後、設定した時間の5秒後に爆破する。
威力は、ダイナマイト一本分の1.5倍
今回、弾丸は結構作ったが、安全に第一に考え、爆破圧縮弾と時間式爆発物を二発ずつ作った。
完成したが、それはいかにも映画とかに出そうな弾丸がそこにあった。
弾丸(時間式爆破物) SR
銃がなくても相手に投げることでダメージを与えることができる。
スーパーとかで売っているバライティーパック(花火バージョン)のおよそ10倍の火力。
oh……。俺は、異世界で恐ろしいものを作ったみたいだった。そう思わせる瞬間だった。
作れる武器が増えました!
創造(武器)弾丸 生産×99。
必要なもの 金属、魔力
oh……。あれ、こんなにもつくれるっけ。
「軍事国家を作ることが可能じゃ…」
「何言っている、あんちゃん。ドラゴンが……。」
「ドゥーーーン!
火炎玉が馬車に当たった。幸い、アンナが結界を張っていたため馬に影響はないがさっきの影響で馬車が少し破損した。
「少し破損してしまったが、お嬢ちゃんが貼ってくれた、結界のおかげだな。」
「でも食らった所は薄くなっているよ。」
「確かに、頭はハゲー!みたいになっているなぁ。」
「うるせ。これは遺伝なんだ。仕方ないだろう。」
なにィ……頭だけではなくゴリラ顔まで同じとは…
「ゴリザル…、ごめん。」
「謝るな。余計に傷ずくから。おい、攻撃くるぞ!」
「あぁ。護衛は護衛らしく依頼を守ってやるよ。もしあいつを倒したら素材はもらうからな!」
「あぁ。わかった。荷物が守れるなら何をしてもいい。」
なんと嬉しいことを言ってくれる依頼人だ。
「よしわかった。アンナ、さくら最後の仕上げだ。手伝ってくれ。」
「わかったよ。何をすればいいの?」
「これで、とどめをするから、さくらは、やつの足止めをしてくれ。」
と俺は、一丁前にレボリバーを出す。
「わかった。」
「アンナは、結界を貼り直してくれ。」
「わかったよ。」
「それじゃ。セット。「カチ」」
この音は、こんな魔物と戦っているというのにゆっくり静かになった。
次の瞬間。「….….….発射」
その弾は、回転しながらドラゴンの所に……。
「あぁ、時間だ。」
「えぇ。何が……」
「ドッドカーン。」
「うわー。すげぇ火力。」
タクミオリジナル弾は、ドラゴンの頭を貫通して爆破した。
「グァアアアアア。」
ドラゴンは、苦しそうに地面に落ちて行った。
その光景を見ていたアンナたちは、
「あのドラゴンを一撃で…」
「あんちゃん、すごい武器を作ったなぁ。ぜひ俺のところで武器をうってくれないか?」
「俺が作った武器はオーダーメイドだから無理。」
「オーダーメイドということは、作った職人がすごいんだよ。」
「あんちゃん、教えてくれ。どうやってあの弾を作ったんだ?」
「いつか教えてあげよう。ちょっと、降ろしてくれ。素材を回収してくる。」
「僕も行くよ。」
「さくらもいく。」
「さくらは悪いけど、ここで見張りをしてくれ。」
「着いたら、きちんと遊んでよ?」
「わかっているよ。頼む。」
「はい。楽しみたなぁ。」
「あんちゃん、早くしろよ。魔物たちがくるからなぁ。後これ、ドラゴンの血を回収してくれ。一つはやるから」
「わかった。」
ゴルザルから瓶をもらった。そして、その場から離れるようにしてドラゴン遺体地に言った。
「これは、黒龍だよ。」
うん、見たらわかる。他のことを話せよ。
「タクミが作った弾はすごいんだね。ドラゴンが血をぷぅ、シャーとでているよ。」
夜中に変なことを言うんじゃない。
子供みたいに言ってもダメだ。
ドラゴンのデコから血が流れていた。見ていて吐きそうになってしまった。
俺がころしてしまったんだ。もしここで倒さなかったら俺たちが倒されていたからここはお前が悪かったと言うことで…
「とりあえず、回収しょうか。ドン・ボックス。」
ドラゴンの遺体は、ボックスに吸い込まれた。血は残っていたので瓶を持って血の小さな水たまりができていたので、瓶ですくい蓋をした。その後は、そこに土をかぶせ墓もどきを作った。
「さぁ、行こうか。」
「うん。初めてだよ。ドラゴンがあんな倒されるから。そういえば、あの弾は、どうやってつくったの?」
「ごめん。気分が悪い。おいついてからでいいかなぁ。」
「わかったよ。ゴルザルには、MPが切れたと言っておくよ。」
「わるいなぁ。」
「いいんだよ。仲間だからだよ。」
第二回ドラゴン討伐は、簡単にやられたが、タクミにとっては、虫を除く初めての生物を殺したことで少しだけ気分が悪くなったそうだ。
数分後
「タクミ着いたんだよ。ライマムに。」
「あんちゃん、着いたぞ。」
「ここが、ライマム。」
タクミは、異世界転生から5日目の夜に初めて、街についた。
これで、ライマム編が終わります。
次の更新から、不定期更新になります。




