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痛いほどに 射たいほど
思うものよ 想うものよ
切なる願い
叶わぬか 否 敵わぬか
朽ちる物ほど永遠なれど
其は星屑の映し身よ
古く脆く崩れ落ちる
所詮は紛いの屑物よ
切り捨て 斬り棄て 世は無情
積み行け 摘み逝け 夜は無上
混沌渦巻く その先を
切々におちて忘れぬか
情無き物の その前を
屑々になり朽ちようか
いずれも常ではいられぬ道よ
いずこかに流れて時を待つのか
切る者は知らぬ
見ようとせぬから
屑もまた知らぬ
見る目を持たぬから
世もまた夜
夜もまた世