幽かなる月夜の詩集
雪花(せっか)に満ちて 石化(せっか)に消える
切々(せつせつ)と思い 屑々(せつせつ)と朽ちる
夜は移ろい 世は霞みかけ
大地に伏して 大知(だいち)に溺れる
紡がれ逝(い)く刃 紡がれ生(い)く葉
生きろと言うのか
活きろと言うのか
朽ち往く身に 朽ちゆく神(み)に
祖等(そら)を以って 空を捧げる
愛せし者よ 愛せ死者(しもの)よ
永久(とわ)を知ろう 十話(とわ)を識(し)ろう
――書き手 隠者の詩人
切々(せつせつ)と思い 屑々(せつせつ)と朽ちる
夜は移ろい 世は霞みかけ
大地に伏して 大知(だいち)に溺れる
紡がれ逝(い)く刃 紡がれ生(い)く葉
生きろと言うのか
活きろと言うのか
朽ち往く身に 朽ちゆく神(み)に
祖等(そら)を以って 空を捧げる
愛せし者よ 愛せ死者(しもの)よ
永久(とわ)を知ろう 十話(とわ)を識(し)ろう
――書き手 隠者の詩人