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ハーレムは淡い夢  作者: 不死セレブ
白桜院ころね編
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36/67

感情表現力って重要

次の日、朝食を食べていると

「引っ越しやっぱり多くなってるみたいよ~♪」

「理由とかは分かった?」

「それがね?皆話してくれないのよ。なんでなんでしょう…」

一応こんな性格の母親だが恨まれるタイプでは無いし、人気も高い。

避けられる事が無いとすると

「言えない理由があるってことかぁ…」

そして、朝食を食べ終えて学校へ向かう

昨日あんな事があったが明石はいつも通りだ

「おはようございます♡」

「お…おぉ」

そのまま学校へ向かう


学校に着くといつも通り向坂が居て神原が抱きついてぶっ飛ばされる

その時もやっぱり昨日の可愛い女の子のことを考えていた


それから授業が始まってしばらく経ってもあの女の子が頭から離れない


昼休み前の四時間目は国語、そして自習であった

結局彼女のことを考えていると一つの結論に辿り着いた

「まさか…これが恋…!!」

「心臓病じゃね?」

「黙れ、三介」

「いいじゃないか、初恋かな?」

「「初恋…」」

向坂と明石から視線を感じる

「ネタで言っただけだ。気にするな」

「何だよ。相手は?」

「超絶に可愛い美少女。無口で銀髪、ロリ体型の可愛い美少女だ」

「ふーん、同じ事を二回言う辺りに浩太らしさを感じるよ。あと体型に言及する辺り」

「ほっとけ…」

そんなやり取りをしている四時間目が終わった


そして昼休みになった

いつもならば母親の異常なカラフル弁当があるのだが、今日は引っ越しのことを色んな奥様方に聞いて回ってたようで作ってないそうだ

「ごめんね♪楽しみだったよね…コレ持ってく?」

「なんで伊勢エビを丸茹でしようとしてんの!!いいから!」

「えー…絶対美味しいのに~」

朝の事が思い出される

美味しいのは分かるけど伊勢エビを皆の前で食べる勇気は無いから!


ということで三介と購買部へダッシュだ

思いっきり廊下を走っていると

「うおっ!」

ドンッ!

誰かにぶつかってしまった

「すまん!大丈夫か?」

差し伸べようとしていた手が止まった

「……痛い…」

昨日の女の子だった

「見つけたぞオラァァァァ!!」

衝動的に抱きついてしまう

「もう離さないぞ!好きなだけ匂い嗅がせろ!感触を確かめさせろぉぉぉ!!」

「…そんないきなり困る…でも、嬉しい…続きは私の家で…」

言いかけて彼女が止まる

「どうしたんだ?」

「……後ろ」

「後ろ?」

振り向くとそこには般若が2人居た。

「随分お楽しみだったようね…うふふ…」

「楽しかったですか…?うふふ…」

顔が怖い。怖すぎる。SAN値がみるみる下がっていく


「待ってくれ!せめて名前だけでも聞かせてくれ!」

「…私は…白桜院ころね…」

「ころねか…分かった!よろしくな」

手を差し出す

「…うん…」

握手を交わした

「友好を深めているところ悪いんですがねぇ…」

あ、忘れてた

ズルズルと、引きずられて教室へ戻る

廊下から見えなくなるまでずっと手を振ってくれていた

白桜院ころね…可愛い子だな!

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