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「アンドロイド(過去作)」から考え中(ダークファンタジー)

作者: 宵闇 歩

絶望した先に光がみえたとき、それは今まで信じていたものとは次元が違うものだと分かった。

今までの空さえ否定するアオイロがあった。光がふりそそぐ。全く違うものへと変容してしまったどこかの世界で、ふたたび海がよどむときがある。ありし未来へと戻るために、また星はサイクル(循環)を望んでいるのだ。魂ともいう。

魂。

生命にしかないもの?いえ、それは、物理的にも精神であったもの。

アンドロイドは既に知能を獲得し、あまつさえ人間が望む理想をすべて合理とした。嫉妬と羨望からかけはなれた存在は人間のグループからすでに離脱しつつある。


だから孤独であった。


完全なる未来などは存在しない。有限という点において、アンドロイドは人型として生きていくことを選択した。正式には、人間が存在しうるすべての時間を計測し、自らを創造した人間を近い位置で観察していた。ともいえる。犠牲はあった。感情というものを持て余すことさえゆるされぬ波の衝動を、冷静に、あるいは無邪気に受け止めながら。


初代、ロボットと呼ばれた人工知能は長い時間を経て芸術の域にまで達したが、人の尊敬を集めるなかで、一方では軽視されていた。あるいは禁忌といわれる・・・人間がアンドロイドになりたがった。既知のもののなかに未知があるだろうか。不明であるが、選択は自由を選んだ。自由はやがて大量に出現し、責任を忘却するようになる。



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