誕生
暗い…
怖い…
ここはどこ…?
わたしに見えるのは真っ暗な景色だけ
叫んでみたけど
声が出ない
何も聞こえない
わたしが誰かわからない
ただ私は存在しているだけ
わからなくて
怖くて
震えていたら
「もう少しの辛抱だからね〜」と
声が聞こえた
その声を聞くと
不思議と
安心出来た
わたしの中から
『もう少し…!もう少しだよ!』と
聴こえてくる
少し眠くなって寝た
起きたら
またわたしの中から
『もういいよ!』
って聴こえたから
わたしは
勇気を振り絞って
頑張って、頑張って
外の世界へ
出てみた
「オギャーオギャー」と
我が子の産声を聞いた母親は
小さな小さな我が子を抱き
ゆっくりと眠りについた
今回の題材は皆さんも思われたと思いますが「赤ちゃん」です!
「赤ちゃん」がお母さんのお腹の中にいるひと時を書かせていただきました。
改めて思うと本当に母親は偉大ですね…
もうすぐお正月!なので実家に帰ったら母親の温もりを感じて改めて感謝を言ってみればどうでしょう?((もしかしたらお誕生日の方もいるかも…
この話を読んでくださってありがとうございます!!
次の話もよろしくお願いします笑