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どうして、そんな噂が広がるの?

作者: 七瀬


何時だったか、、、?

私の噂が広がった、、、。


有りもしない噂。

『火のない所に煙は立たぬ』と言う事もあるのだけど、、、?



まったく見覚えのない事だし!

だんだん、うわさ話はモコモコと違う形になりバケモノのように

話が大きくなっていた。



はじめに私の耳に入った私の噂は、、、?


私【山岡 菜摘】はバイト先のチーフマネージャーとデキている

らしいと言う噂を耳にした。


そのチーフマネージャーは奥さんも可愛いお子さんもいるのも

知っているし、不倫なんてするはずがないのに、、、!!!



確かに、バイト先でも仲良くさせてもらっている一人だけど、、、?

恋愛感情もないし! 優しいお兄さんのような存在だ!

それに、私にはこのバイト先に好きな人がいるのに、、、。


誤解されたくない気持ちがあったけど...。



この噂話が、どんどん加速していってとんでもないところまで来て

私の耳にまた入る。


『山岡さんて、チーフマネージャーと不倫の末に奥さんにバレて!

かなりの修羅場になったって聞いたわよ! 大丈夫なの、、、?』

『えぇ!? なんでそんな事に、、、!?』



...本当に、噂って怖い!

なんでそんな事になってるのかわかんない!!!


【私の好きな、影山さんの耳には入ってほしくない!】


そう、願っていたのだけど、、、。

私の想いは届かず、このうわさ話を鵜呑みにしていた。


影山さんの私を見る目が冷たく感じるようになった...。



チーフマネージャーからも、皆の前でちゃんと言ってくれた。


『皆が知っている噂話が今、広がっていると思うが僕と山岡さんの

間には何もないし! 誰がこんなうわさ話を流したのか知らないが、

有りもしない話だから、信じないようにしてほしい! 話は以上だ!』



チーフマネージャーは良かれと思って、皆の前で、言ったのかもしれないが

このうわさ話は、余計に火だるまが大きくなっただけで終わる事はなかった。


ただただ、最悪な状況は変わらず、もっと大きなモノになっただけ...。

これなら、何も言わない方が良かったんじゃないかと思う。



この事が会ってから、私とチーフマネージャーは話す事も出来ないぐらいで。

直接、私やチーフマネージャーに聞いてくる人もいる。


『チーフマネージャーとは、、、? 今も続いているの?』

『奥さんと修羅場になったって! どうな感じだった?』

『よく妻子がある人を好きになれるよね?』

『アンタ! 絶対に幸せになんかなれないよ!』

『まだ、チーフマネージャーには小さな子供がいるのにねぇ~』



...チーフマネージャーも私と似たような事を直接言われているらしい!


このまま、私はこのバイト先にいるべきなのか、、、?

物凄く考えた......!


実際にはない話だし! 堂々としていた方がいいのかもしれないけど、、、?

毎日、バイト先に行けば有りもしない噂を言われるのは辛い!


きっと、チーフマネージャーの奥さんの耳にも入っているかもしれない?


『ホントにない事なのに、何故? こんな辛い目に合わないといけないの?』



私は思い切って、このバイト先をやめる事にした。

本当のことじゃないけど、耐えられなかったから、、、。


『皆はほら? 本当だったから辞めるのよ』って思っている!

それでも、私は辞めます。





そして3か月後、、、。

違うバイト先を見つけて行く事になったが、、、?


何故か? ここで前のバイト先の噂が広がっていて、、、。


まさか!? ここでも同じ事が起きるの、、、!?

消えないうわさ話は、何処までも広がり、次のバイト先にまで広がっていた!


『私はどうしたらいいのだろう、、、?』





最後までお読みいただきありがとうございます。

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