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小さな家族  作者: ちやともん
はじまり
1/1

終わりの日


2018年の春。私の家族が静かに息を引き取りました。

小さな彼は、手首や足を体の内側にがっちり引き寄せた状態で、少し丸まっていました。

顔は、よくある言葉ですが、まるで眠っているかのようで、死んでいることにすぐ気付けなかったほどです。


死んでいることに気付いて、一番はじめに出てきた言葉は、「よくがんばったね」でした。言ってすぐ、彼の死を実感して、胸がぐっと締め付けられ、涙がとめどなく溢れました。


この日は2018年4月2日。

私が新しく赴任した学校で、初日を迎えた日でした。


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