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恋とその他の詩

その他の詩『天使』

作者: 中島 透乃

『天使』




銀色の錦に天使は(くる)まれていて


その裾は雲間から長く


幾本もの光と共に地に垂れている




まるで祝福の手を


下界へ差し伸べるかのように




絢爛たる織柄


咲き誇る百花の色彩


豪奢な架空の鳥が翼を広げ


風に靡いて舞い上がる




雨あがりには


奇跡のように美しく輝く




なぜ見えるのだろう


なぜこんな物が見えてしまう


不運な人間の一人なのだろう




見上げれば目眩が思考を奪う




この錦の先には天使がいて


引き摺り下ろされるべく眠っている
















**********************


無垢で清らかで美しくて、

一片の救いにもならない何か


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― 新着の感想 ―
[良い点]  最近、限定について考えていて、私は人間は限定されていて、神は限定されていないと思っています。  故に、人間は神になり得ないし、神は人間になり得ない。  限界がある。  その為に、天使が…
2018/03/16 21:46 退会済み
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