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どうしても長くなっちゃうから
ただの独り言なのに
誰かに、君に、言いたくて
答えはいらないんだ
ただね、僕の独り言をそこに入ってる
ワインと一緒に飲み込んでくれないだろうか
そうだね、まずは君の事を話そう
一生懸命な君は自分の為って言いながら
僕の為に笑ってくれる
一緒に泣いて怒ってくれる
たまに嫉妬する君の顔が見たくて
僕は意地悪をする
そんな僕の事を君はくしゃっと笑って聞き流してくれる
そんな君が好きなんだ
そうだね、今度は僕の事を
聞いてくれよ二杯目は君が好きなお酒で飲み干してほしい。
少し長くなるからウイスキーとかどうかな
少し暗くなるから強いお酒をね
友達に恵まれてた好きな人もいた
でも気づいた時ひとりぼっちだったんだ
怖くなかったなんて言えば嘘になる
嘘ついて逃げて行き着いた先は真っ暗
何度も死のうと思った右手はカッター
左手は薬、首には縄を
でもひとりぼっちで逝くのは怖くてまた逃げた
誰かに愛されたくて光が見えた
だけどそんな光は一瞬で消えていった
またひとりぼっちになるくらいなら
もういっそのこと誰でもいいから
こんな僕を愛してくださいと願った日々
可哀想じゃない惨めなんて思わないさ
一瞬でも必要としてくれたのなら本望
そんな時に君に出会った
僕は君と笑いたいと願った
そろそろ終わりだから最後には甘くほろ苦く
カルーアミルクを注ぐから
眠くなったらおやすみ
正反対の君を見ていると頑張れた
本当ならどうせ僕は。ってなると思っただろう
でも君は僕の為に手を差し伸べて
笑わせてあげると言ったのは覚えているかい
人生が変わった時僕はあの時逃げて正解だと
心の底から自分を褒めたんだ
君は知らなかっただろう、そりゃそうさ
自殺志願者を止めたんだから
ありがとう。だけじゃ言い足りない
謝っても謝り足んない
そんな君の手を最後に振り払ったのは僕
だけど僕はほら、意地悪だから
忘れないように最後に酷いことをした
君の心をズタズタに引き裂いたんだ
忘れないでくれ僕が居たことを…
ほら、長くなったね聞いてくれてありがとう
眠くなったかい?
じゃぁ、僕も、カルーアミルクを飲んで眠るとしよう
もう離さないからね
僕はね結局ひとりぼっちが怖いんだ
だから君には先に逝ってもらう事にしたけど
そんな僕を許さないでくれ
それじゃぁ最期に
あっちへ逝っても愛してるから愛してください。




