爆心マグニチュード
やった事ない奴の
言う事なんて聞かなくて良い
やらない奴の言葉なんて
永遠に響かない
やってた奴の
言う事なんて聞かなくて良い
負け犬の遠吠えなんて
聞く時間は無い
人と違う道を歩むとは
それくらい簡単な事が
出来なくちゃ駄目だ
雲みたいに
出来ては消えて
笑っている奴は言う
「最初から無駄だった」
笑われてる奴を
庇う人間は言う
「頑張った分は無駄じゃ無い」
どちらも五月蝿い
それを決めるのは俺だ
無茶苦茶にした時間
歩いて 歩いて
散歩なんかじゃ無いって
言い張った
俺が諦めるのは
明日かもしれない
俺が諦めるのは
息をしなくなる
一秒前かもしれない
俺が選び掴むのは
一番苦しみ悶える方だ
土の下にはマグマ
誰も気づかない熱さ
俺は持ってるんだ
土の下にはマグマ
譲れない正しさと虚しさ
俺は持ってるんだ
分からないまま
死にたく無いと
強く思った
当たり前だろ
生きた証だ
闇みたいに
居座り続けて
笑っている奴は言う
「だから言ったんだ」
笑われてる奴を
庇う人間は言う
「もう それで良いじゃないか」
どちらも五月蝿い
それを決めるのは俺だ
鬱屈に浸した時間
才能が無い 才能が無い
絶対どっかにあるって
言い張った
俺が決めた道に
必要な部品
俺が決めた道に
手が届く為の武器
白い紙に絵の具を
水で薄めて 薄めて
一滴垂らした僕だけの色
土の下にはマグマ
自分の才能にストーカー
俺は見つけるんだ
土の下にはマグマ
透明と比べなきゃ
分からない色
俺は見つけるんだ
分からないまま
死にたく無いと
強く思った
当たり前だろ
生きた証だ
何も出来ないのは
座っているからだ
その行く末に
呼吸をするぐらい
譲れない物へ
動け 揺らせ 鳴らせ
何かを諦める時は
一つの星が死ぬ事と
同じなのだから
土の下にはマグマ
噴き出すのは確定
俺は差し出すんだ
土の下にはマグマ
創り出すのは心裏
俺は差し出すんだ
分からないまま
死にたく無いと
強く思った
だから 費やすのだ
己の時間を
当たり前だろ
生きた証だ
形無き無惨な声を
地中に埋めて
火山雷と共に
焔を放ち
噴き飛ばす
新しい大地は
そこに作られる
壁なんて
誰もがエベレスト並みの
分厚さを考えてる訳じゃない
叫びだけで
壊れるかもしれない
殴るだけで
壊れるかもしれない
土の下にはマグマ
「やれよ」
誰かに貰った言葉を
形にしてやれよ
当たり前だろ
生きた証だ