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厨二病戦士奮闘記1

この世界は、平和だ。


土地に恵まれ、神に愛され、のうのうと幸せに生きている人間達よ……………



今、私の力に怯え、死んで逝くが良い!


「ハッハッハッハッハッハッ………」


「ボス、それじゃ悪者みたいな笑い方です。」


「え…あ、そうか?」


「(ボスが今回の悪役なんだけどそれは黙っておこう。)」




~地球、とある中学校のとある漫研にて~



夏は暑い。

照りつける太陽が身体から汗を流し、気持ち悪いアセモが出来て、胸元を掻く。


「ジャージ先生よぉ~そろそろ漫研にもクーラーあっても良くない!?」


そう、この顎でリンゴを砕ける人間に問うのが、今作の主人公、ソウだ。ソウはウチワで体を仰ぐのをやめない。


「学校にウチワを持ってくるのは禁止です!」


「グハッ!!」


先生の握力ならぬ顎力は、リンゴを砕く位あると言う。

そのため生徒は制服の下に鉄のプレートを着て通学するか、この先生を怒らせないかを義務づけられている。


良く教師としていられると思うが、彼の教え方は凄く上手で分かりやすい。

だからって、顎で攻撃するのはどうかと思うが。


「がハッ…ウ、ウチワ程度で顎でつつく事ないだろ!」


「先生のこの長い顎は自慢の顎なのです!」


先生…この先生はジャージ先生と言う。数学科の教師だ。

あだ名が顎先生ではなくジャージ先生なのかは不明だがあだ名が定着したせいで学校でジャージ先生の本名を知る人はいない。


この先生、怖い。

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