パワードスーツ
俺は ほっぺの紅葉を イブに治癒してもらい
アルとイブに連れられて 工作室へと向かった
「………………、まだ試作……………一応ね!」
「イブが 寝ずに作った鎧だ!」
見た目は 鎧だな!
パワードスーツって言ってたから てっきり
ロボコッ〇とかアイアンマ〇のイメージしてたんだが違った!
「…………、ガズユ様からヒントを、これが…!」
何だろう? あれ!各部に クリスタルみたいなのが付いているぞ!
「早速 試してみるか?なっ!」
アルは一人張り切っているけど よほどこの鎧に興味があるようだ!
「分かりました、装着してみます」
アルとイブと鎧を装着した俺が外に出る
アーミは 暑いからパスらしい 家の中からの見物だ
「龍… どれくらい動けるかテストだ!」
「…………、アルと同じ速度で走れるかな?」
よし、スタートラインに着いた、目標は 庭から見えるトト〇の木だ 距離にして500mってとこか!
「よし、やるか龍…」
「行きますよ、KIDサポートシステム起動」
「了解!!」
鎧の各部偽クリスタルが光り 俺の身体は軽くなった気がした!
「…………、よーい、スタート」
アルが凄いスピードでダッシュした
俺も負けてはいない
アルが加速する 速い!
「KIDこっちも加速だ」
「了解!!」
俺はアルに追い付く
アルは更に加速だ、どんだけ速いんだ!
「KID~」
「システムをイメージサポートに切り替えます!」
次の瞬間 俺は アルをぶち抜いた
「ひぇ~、アイツ速っぇ~なっ!」
俺はスピードでアルに勝った!!
「んで、アイツどこまで行く気だ?」
俺は止まれず 崖に激突して停止した
「……………、大丈夫かい?」
「あぁ、イブ 心配掛けてごめん」
「………、龍じゃない、鎧が心配なだけだ」
結果 いきなり制御は出来ず イブの訓練プログラム通りに 制御を覚えていった
「疲れる…、大体の動きは制御出来てきた?」
「…………………………、まだ合格ラインじゃないよ」
「でも、最初よりゃ~マシだな!」
アルは嬉しそうに言うが、イブからは渋いお言葉だ
「………、今日中に動けるようにしといて!」
イブは それだけ言うと家の中へ戻っていった
俺は イブのプログラム通りに訓練を再開した
アルも 俺の訓練に付き合ってくれていた!
「龍… いい感じだ! これなら俺と模擬戦でも出来るんじゃねぇか?」
こんなスピードで動けなきゃ アルとの模擬戦は出来ないのか!
そりゃ 勝てない訳だ、今の俺は 信じられないくらいの機動力がある
「次のステップに移行しますか?」
「あぁ、頼むよKID!」
次のステップは技の訓練だ 前みたいに破壊したら家が無くなるから 気をつけないと!
アルから 火の技を教えてもらいながら 技を使う
「ファイヤーアロー」
火の矢が飛んで行った、成功だ!
「エラーです!」
KIDに怒られた!
おかしいなぁ、アルと同じようにしたのに!
「出力が低く過ぎます、サポートシステム変更します」
もう一度だ いけ!
「ファイヤーアロー」
火の矢が飛んで行った、 今度は矢が大きく数も多い
速度も速い
アルが隣で 口を半開きにして見ていた!
「………………、まぁまぁの出来だね!」
うわ!
いつの間にか イブが後ろに来ていた!
「さぁ、今日は終わり……………、戻るよ」
俺達は 家の中へと戻って 俺とアルは風呂に入った
アルの身体には 多くの傷痕があった!
「この傷痕か? あぁ、昔 騎士団と喧嘩になってな、死ぬかと思ったぜ!」
「凄いですね、騎士団と喧嘩なんて!」
「俺も若かったからな、今なら やらねぇよ」
アルは 他にも盗賊団に襲われてる村や街で戦ってきたらしい
風呂から上がってきたら アーミが夕食の用意をしていた!
「もう少し待ってね!」
イブは相変わらず KIDと睨めっこだ!
「……………、二人共 工作室へ」
俺とアルはイブに付いて行った!
「………、これ 今日のデータ」
「さっぱり 分からん!」
「………、理解出来ないのかい?」
「うん!」
ハァー
イブはため息をついた!
「今日の訓練プログラムからの解析データです」
KIDが説明するのかよ!
「龍とアルの訓練データから お二人に最適な装備を検討中ですが、アルには技の強化を 龍には技の種類の強化を お勧めします」
「ほぉ~、技の強化ね!何でだ?」
「身体強化は パワードスーツで行う方が 燃費がいいからです」
「成る程な!」
パワードスーツは アルも装備する事になった!
ってか これ イブとアーミの分か?
作業テーブルの上には それぞれの鎧が用意されていた!
アルの赤い鎧
俺の白い鎧
イブの青い鎧
アーミの紫の鎧
俺のは 少し改良が必要だと イブが説明してくれた!
リビングに戻り みんなで夕食を食べた!
アルと俺は横並びに アーミは対面だ
イブは 相変わらずKIDと一緒だった!
そんなにKIDが気に入ったんだろうか?
存分に 使ってやって下さい
「明日は、テストのついでに 北の森に行くぞ」
「何で 北の森なんだ?」
「まさか、あそこに行く気かしら?」
「…………………、構わないよ 少し早いけど!」
「じゃ、決まりだな!よし 今日はゆっくり寝よう」
一体何処へ行く気なんだろう?
俺は一人不安になりながら 寝床を作った
寝室はアーミが占領し 俺とアルがソファーだ
イブはいつも 作業室でKIDと寝てるらしい
朝になり 俺達はパワードスーツを装備して
北の森に向けて 出発した




