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クリスタル   作者: 忍の里
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古代龍

太古の昔、この世界には守り神として生きた竜達が生息していた。

地表に住む 地竜

海や水辺に住む 水竜

火山に住む 火竜

天空を支配する 空竜


其々のトップに立つのが、黒龍 水龍 火龍 白龍だ

四龍王と呼ばれた彼等の中でも、白龍の強さは別格である。


この惑星を支配しようとやって来る者は、四龍王には敵わなかった。

どんなに凄い武器を持とうと、どんなに化学が進んでようと勝てなかった。


先ず空竜の群を突破する事が難しい、白龍は宇宙からの侵入を電撃で食い止める。

その網の目を突破すると、空竜が次々と攻撃を仕掛けてくる。

それを突破出来たら、次は火龍と水龍が襲って来るのだ。

大抵の者は、この惑星の地面を踏む事が出来ない。

地表に辿り着く事が出来たら、黒龍が待ち構えているのだ。

海に堕ちれば水竜の群に、地表手前では火竜の群。


侵略者は、この豊かな資源が欲しい… だが、この四龍王との戦いがネックになるのだ。


竜達は豊かな自然を守っている。

なのに、何故戦艦ムーはこの惑星に着陸する事が出来たのか。

四龍王達は、この時龍の目で宇宙を見ていた。

「何か、様子がおかしい。」


竜達は戦う事が好きでは無い、出来る事なら和解を望む。

白龍は、自分達の種族に終わりが来ている事を感じていた。

度重なる戦闘で、数を減らした竜は弱体化していた。

白龍はこの逃げて来た種族に語り掛けた…


そして、最後の力を使ってクリスタルを渡した。

その後四龍王は、その魂を世界にばら蒔いたのだ。


四龍王が居なくなり、残りの竜達は戦う事を辞め

その数を減らし続けていた。

残った小数の竜は、その姿を隠し密かに暮らし

身体も徐々に小さくなった。


しかし、竜達は最後に向かう場所が決まっていた。

ムー大陸近辺の海 北西には火龍が眠り、南西には白龍が眠る。黒龍は北東に、水龍は南東に眠る。

火竜は北西に、空竜は南西に向かった。

地竜は北東に、水竜は南東に向かった。


そこに何があるのか、誰も知らない。


だが、四龍王達は姿を変えて再び現れる。

その魂を受け継いだ者と共に…


「この歴史を、君達は知っているのかね?」


俺達の背後に火龍が現れ、そう語った。

「古代龍達は、我々と共に再び現れる… 何の事か解るかね?」


そんな事、俺が解るハズが無い。

「私の推測では、その竜の墓場となっている場所に秘密があると思うのだが… 」


「俺達が… 現れる、火龍… お前の目的は何だ?」

「私はクリスタルの声に従って、事を進めているだけだが?」

「俺様と同じ… って事か、それにしちゃ… お前は胡散臭いぜ」


ジャックは火龍に対して不信感を露にした。

俺も同じだ、クリスタルの声は聞こえ無いが火龍の計画は胡散臭い。

「君達は、古代龍の事を伝説か何かに思っているのかね?」

「んな昔の事、俺様には解んねぇよ… だろ?龍…」

「そうですね、俺も解りません」


「一般人なら、それでいいだろう…

だが、私達は四龍王の継承者なのだよ。

解らないで済む事では無い、だから私は君達を覚醒させる為に動いているのだ。

特に…白龍 本来君がやるべき事なのだよ、この事わ」


「そんな事… 言われたって…」

「まぁ、仕方無いさ… 聞けば 君が一番平和な時代からやって来たようだ、戦う事が好きにはなれんだろう?

しかし、クリスタルの声を聴くには戦闘経験を積み重ね己れの強さを高めなければならない。

そして、クリスタルの声を聴き歴史を学ぶのだ。

その中に我々がやるべき事があるのだよ。」


「じゃ、俺達は何を…」

「ふっ、そこの水龍に聞いて無いのかな?」

火龍はジャックを指差した。


「俺様か…! 俺様は… 何もしちゃいない」

「では、ガーディアンは何の目的で造ったのかな?」

「あれは… 思い付きだ…」

「貴様もクリスタルの声を聴き、従った結果なのだろ? まぁ、あれは使い物にならないがな。

「何だと!」


「あぁ、確かにガーディアンはデメリットが多いですね」

「龍… テメぇまで…」


「何故ガーディアンを造ったのか、白龍に教えて無いのかね?」

「まだ、龍は そんな段階じゃねぇよ」

「そんな過保護では、守り切れんよ水龍…」


この二人は知っている、クリスタルから何かを聴いたのだ。

そして、それはどんな事なのか…



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