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クリスタル   作者: 忍の里
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KID

火龍の狙いはKID…

俺は 怪我をしたマインとシルバの治癒を使った。

火龍が先にKIDを破壊した事で、マインとシルバはパワードスーツを起動出来ずにいた。

特にマインのパワードスーツは重い、起動出来なければ役に立たないだろう。

シルバのパワードスーツでも、やや重い。

動きと技のシルバは、起動出来無いパワードスーツを装着して戦う事はしない。

結果 火龍に生身で戦う事になったのだ。


マインとシルバは、手も足も出なかった。

まるで、ジャックと戦ってる気分だったらしい

火龍は、それほど強い…


俺達は 家に戻り、工作室へと向かった。

俺は破壊されたKIDを眺める事しか出来なかった。

機械に疎い俺でも、修復不可能だと解る程にKIDの本体は破壊されていた…

シルバは、懸命に何かを試しているが… 無駄だろう


俺は潜入用パワードスーツを脱ぎ捨て、補助武器を装着していた。

「龍… そんな物を着けて、どうする気ですか?」


「KIDは、もう直らない… 」

「そんな事は、やってみないと解りません…」


「シルバ… 無理だよ、サポートシステムを奪われた以上… 俺達は 次の事を考えなきゃ…」

「そう… ですね…」


勿論 本心では無い… 無いが、事実だ。

KIDを奪わるって事は、パワードスーツも奪われたって事だ。

しかも、作戦行動中はKIDのサポートを受けながら行動する俺達にとって… 今回の襲撃は痛い。

KIDは、初めての地形や気候など 様々なデータを教えてくれた…

敵の数や、武器の種類など… 戦闘中はKID無しで戦った事は無いだろう。

そんな俺が… KID無しで戦っていけるのか?


そう考えると、不安感で押し潰されそうになった。

「龍… 考えても仕方ありません、1度大都市ルナに戻りましょう。

ガズユ様にも報告しなければ…」


「そうだな、使える物だけ持って行くよ」


俺が そう言うと、マインは武器を

シルバ は武器とバックパックを手に取り、旅支度をした…


バイクはKIDが無くても起動出来た。

ナビとコントロールのサポートがKIDの仕事だったらしく、マインが少しコントロールに苦労する程度だ…

当然、速度もあまり出せない。

生身の身体では、このバイクを全開で走らす事は不可能だ。



数日間旅をして、大都市ルナに到着した。

シルバがガズユに報告をし、慌てて俺の所にガズユがやって来た。

見たことの無い人物を連れてだ。

「龍… 大丈夫じゃったか?」

「俺は大丈夫ですが、KIDは破壊された… 」


「急いで新しいKIDを、造ると…

「造っても、俺達の事は知らないKIDだろ?」

「それは、そうなるが…」

「なら、Beシステムで十分です」

「KIDは Beシステムなんかとは違う、全く別物じゃ」


ならば、Beシステムのよう直ぐに使えるかと言うと、そうでは無い。

全てプログラミングし直す必要があるらしい。

俺には難しい事は理解出来ないが、それは前のKIDとは違うKIDになる事くらい解る。

同じでは無い…


ガズユが連れて来たのは技術者のようだ。

彼女は マリン KIDを造った人物らしい

彼女の説明では、新しいKIDを造るには時間が掛かるらしくプログラミングも大変らしい。

それに、やはり同じ物にはならないらしく

無理なプログラミングをすると、性能も悪くなってしまう。

「あの システムは特別なのよ、本体が破壊されたのは計算外だったわ!」


「あぁ、まさか敵が本体を狙って浸入して来るとは思ってなかったよ」


「サブシステムを狙って来るとは思っていたけど、本体まで破壊するなんて…」


「サブシステムも本体もバラバラにされたよ」

「何で本体まで教えてちゃったの?」

「教える?」

「教えなきゃ、解らないハズでしょ?」

「いや、だから浸入されて破壊されてたんだよ」

「おかしいわね、普通あれが本体だと解らないハズなのに?」


あれ?何か会話が噛み合わないな…

「あの、KIDの本体って工作室のですよね?」

「………、まさか貴方 本体を知らないの?」

「KIDから聞いたのは工作室に本体があるって」

「急いで、行きましょう…」


マリンは旅支度をして、大都市ルナに造ったサブシステムを起動させた。

俺達はマリンの護衛を兼ねて、家へと向かった。


数日間の旅をして、やっと戻って来た。


家は 破壊された時と同じだ、何も変わって無い。

マリンは 俺にボール型のコントローラーを持って来るように言うと、工作室に向かった…

やはり、破壊されたままだ。

一体 どこに本体があるのか…


「KID… いつまで寝てるつもり…」

「これは、マリン様。 お久し振りです、寝てませんよ。」

「ならいいわ、上手く再起動したのね!」

「サブシステムとの相性も良好です、確認しますか?」

「するわ、貴方… KIDの本体を貸して頂戴…」


突然 俺にそんな事言われても、KIDの本体って何処だ?

すると マリンはボール型コントローラーを俺から奪った…

ボール型コントローラーを操作するマリン

「サブシステムとの相性は、まずまずね!」


彼女は一人で納得していた、俺達には意味が判らなかったが… KIDが無事だったって事に安堵していた


マリンの説明では、工作室にあったのは全てサブシステムらしく。

KIDの本体は、ボール型コントローラーの中に仕込んである。

今回のような場合に備えて、本体を小型化し サブシステムを本体らしく造ったとの事だ。


その事で、KIDの性能も比較的に向上されたらしい

「問題は無いみたいね、…面白いデータじゃない?」

「龍が、集めてくれたデータですので」

「アナタ達、いいコンビね!」

「恐れ入ります…」


マリンがKIDのデータを分析して、次の指示を出した。

「私は次の仕事がありますので、これで失礼しますが… アナタ達はKIDの指示で動いて頂戴ね」


そう言い残して、マリンは早々に出て行ってしまった。

「皆様… 新しいパワードスーツをご用意しました、装着して下さい」


俺達はKIDに言われるがまま、新型のパワードスーツを装着した。

幸いな事に 工作室の地下は被害が無く、俺達が旅をしてる間に新型を製作していたらしい。


俺はKIDに頼まれ、地下にKIDを連れて行った。

地下の工場では、ノートパソコンの様な物と バックパックが用意されていた!

KIDの指示で、俺とシルバは本体を出し バックパックに取り付けた。

そして、今まで使っていたボール型のコントローラーとノートパソコンの様な物を接続して 何かをしていた!

バックパックは俺のパワードスーツに装着する。

ピピッ… と音がして、ボール型コントローラーは電源が切れ ノートパソコンの様な物が起動した!

それを シルバが持つように指示された!

「これで私と龍が離れる事はありません。

では、反撃と参りましょう」


KIDは 火龍に反撃する!

「目標発見… 場所は ルキハです」


俺達は 用意をし、ルキハの街へ向かった…


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