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クリスタル   作者: 忍の里
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落雷

KIDが設計をしている間に、俺は考えた

ガーディアンの事は、設計の段階で俺ならボツ案にする所だが… 何故あの機体は作られたのか?


俺が 火龍ならどうする?どうした?

大陸で使うとするならば、メンテナンスや燃料の補給を考えなければならない。


俺なら… まず自分の弱点を補える物が欲しいな

今で言うなら、シルバやエリックみたいに強い奴が居ると安心出来る。

KIDみたいな サポートシステムも失う事は出来無い


って事は 火龍も仲間とか、サポートシステムは使うハズだ。

ガーディアンが使え無い… サポートシステムは移動が出来無いって事になる。


……………、相手の気持ちになれ

俺が 今の火龍の立場なら、どうする?




俺なら 敵のサポートシステムを破壊するか、自分のサポートシステムを守る事を考える。

心配なら 持って出掛けるな


「龍… 設計が完了しました」

「早かったな、モニターに出してくれ」

「了解!!」


俺は 設計データを見ていった、どれも凄いサポートメカだった!

外装を見てる限りじゃ パワードスーツにしか見えないが、中身はマシンだ!

人形のサポートマシン… これは使えるだろう

スペックも問題無い、メンテナンス性も考えてある

燃料は 必要無い、パワーストーンを動力源に使っているから大丈夫だ。


次に… ボールか?

これも サポートマシンとしては使える、パワードスーツと連動して 俺を守り攻撃も出来る!

〇ァンネルみたいな物か、これもいいな


「KID これ、凄いな! これは使えるぞ」

「……敵も これ位の装備は使って来ると思います」

「……やっぱKIDも そう思うか! お前の想定では

敵はどう動くと考える?」


KIDの仮説では、敵は システムの近くに潜伏している可能性が高いとの事だ!

自ら動くのでは無く、人を使っている事が気になる点だ。

次に引っ掛かったのが、ジャックの言葉らしい!

水龍を苦手とする…

話に聞くと 火龍の戦闘力はジャックに負ける事は無いレベルらしいのだ

なのに ジャックとの戦闘は避けているとの事だ…

火龍は戦う時もローブを纏い、本気で戦う事は無い


「水龍… ジャックからの情報が確かなら、私の推測では大陸を旅している火龍は影武者の可能性があります。」


「ちょっ、KID… それで何で そうなるんだよ?」


「設計した人形のサポートマシンのデータを御覧ください。

スペック上はジャックとの戦闘も可能ですが、弱点があります。

このメカは 水や氷に弱い…」


俺は サポートマシンのデータを再確認した

特に海水には弱い… 内部に金属製の部品が無数にある、確かに錆に対しては避けたい相手か。

後 凍結させられるって事だ、これに対応するには配線を保護する必要があるが このサイズでは厳しいみたいだ…

サイズアップすれば出来るが、それでは火龍で無い事がバレてしまう。


それに外装だ、火龍の鎧のデータを見ると結構肌の露出する箇所があるが

ジャックは その姿を見た事が無いと言う事だ。

常にローブを纏い、戦闘しながら逃げて行く…


「なぁKID それって、データを取ってる時のイブもそんな事してたよな?」

「その通りです、火龍が水龍との戦闘をする時は

データの収集が目的かと思われます」


「火龍の目的は何なんだ?」

「分かりません、しかし今までの中で一番危険な相手かと思われます」


俺は 今何をするべきにのか、火龍の目的が解らない以上 此方で考えられる事はしておくべきか?


「KID 俺達は何をするべきだ?」

「いえ、ここからは私と 相手のサポートシステムとの対決です。

では 作業に入ります」


俺は KIDを信じ 工作室を出た…

リビングでは、シルバとマインがお勉強中だ!

俺が外に出た時には、雨が降って来た。

夕立…?

いきなり雨は激しく、風も吹き荒れる!

雷鳴が轟… 落雷が……


俺は 落雷があった場所にバイクで向かった、何故そこに向かったのか…… それに意味は無かった


そこは ガズユの領地の隣、森の中だった…

木は焼け焦げ、辺りは暗くなっていた

俺は バイクを森の茂みに停めて、落雷のあった場所に歩いて行った


俺は 燃える木を眺めていた、ふと視線を下げた先に

自然の形では無い 洞窟を発見した

長方形の入り口だ、俺は 入り口付近を調査し洞窟に入った

10m位進んだ所から 宇宙船の中に替わった…

その造りは、ガーディアンを見に行った場所に似ていた

落雷のせいで、電気系がやられたのか?

下の工場区が騒がしい…

俺は 暗がりの中で 目を凝らしていた

取り敢えず、記録を録りながら 更に潜入した

ここでも 大きな影がある、ガーディアンか…


俺が撤退しようとした時だ、灯りがその影を照らした…

「何だあれは?ガーディアンじゃない」


俺は非常用通路から 下に降りて、出来る限り記録を残した

電気系が回復するまでに 非常用通路に戻り、撤退してきた

念のため 森の中を迂回しバイクまで辿り着いた

あの赤色の機体… まさか

俺は尾行されてる危険を考え、1度都市ガズユに向かった…

追手は無かったようだ、そして家に戻りKIDに記録したデータを分析させた…


「どうだKID、何か手掛かりになるか?」

「暫く お待ち下さい」


KIDにも分析が困難か、 時間が掛かっている


「分析完了… あれはガーディアンではありません」

「何なんだ?」

「〇ビルスーツ…っと言った方が解り易いですが」


何でそんな物が?

詳しく調べる必要がある…


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