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クリスタル   作者: 忍の里
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報告

ルナ王国 大都市ルナに帰って来た


今回の任務では ジャックの事は口外出来ない

さて、ガズユになんて報告するかだ

シルバも困った顔をしている


「シルバ… 報告は どうします?」



「………困りましたね、しかしガズユ様には……」


拠点で シルバと話し合ってると、ガズユがやって来た!

「ご苦労… 新しい拠点の方は どうじゃった?」


「……え、えぇ… 順調ですよ」

「問題は ありませんでした」


ガズユが 暫く俺達をじっと見てきた

これは 疑いの目だ!

「なら よい、して ブルッケンの事じゃが…」


「報告は聞きました、チハ様が討ち取ったと」


「どこまで知っておるかな?」

「チハ様が 水龍に倒され、パワードスーツが奪われたと聞いています」


「 では、水龍の討伐に向かえ…」


ちょっと、それはマズイです!

ガズユよ… その仕事は 俺達には無理だ!

「っと言われると 困るであろうな」


こいつ、また悪い顔して笑ってやがる

「水龍から 暗号通信が入った、全て判っておる。

問題は 火龍じゃ、暫く 奴の目的が解るまで下手に動く事が出来ん。

新たな拠点の設置場所も、先に防衛対策が出来ない事には進まんのだ…」


んだよ、ジャックの奴… 自分からバラしてんじゃん

「しかし、それでは計画が進みませんね。

拠点が出来なければ 敵に入り込まれる隙を作る事になります。」


確かに シルバの言う通りだ、今の拠点の数では

地球全体を守るには 無理がある。

エリックの居る 大陸でも 北と南で2拠点作った所で 警戒範囲は かなり広い…

事実上 無理だ


ジャックの大陸でも 後何箇所か作らなければいけない


問題は 火龍が潜伏してるであろう アジア方面だ

まだ 誰も調査に入ってない土地だ、ジャックはヨーロッパの方は調査済みらしい

エリックは 主にアメリカ大陸を調査していた

ルナ王国は オーストラリアの方を調査中らしく


噂では アジア方面の調査をしていたのが火龍だ

その詳細は ヨミカしか知らないという


「では ヨミカ様に事情を聞いてみては?」

「それが ここ最近…姿が見当たらんのじゃ」


もし ヨミカが関与している可能性があるとして

今 大都市ルナで この事が騒ぎになれば、ヨミカの手の者が 何をするのか分からない

例えば… またBeシステムや武器を盗んだり

ルナ王国に対して 攻撃を仕掛けて来る可能性がある


「なぁ ガズユ… 火龍の事 知ってるだけでいいから教えてくれ」


「うむ、 奴が現れたのは20年前じゃった…」


火龍は この世界に16才の時に現れた

名前は クェルド 金髪で赤い目をしている

都市ヨミカに現れた クェルドは最初のドラゴンクリスタルの所持者だった

この時から ガズユは世界の動きに警戒するようになったという

クェルドは都市ヨミカで修行し、大陸へと渡った

その頃から 都市ヨミカでは 新しい技術や 発明が次々とされていた

KIDのシステムも 都市ヨミカからの技術が入っていた

ガーディアンの技術も そうだ、ロイが作る武器の技術も 都市ヨミカの技術が元になっている

この世界で 俺に馴染みのある物は 全て都市ヨミカからの技術だった!


「ちょっと待ってくれ、クェルドって何年から来たんだ?」


「さてな、龍よりは未来から来ている気がするがの。最近の便利なアイテムは 全てクェルドの記憶から造り上げられた物じゃ」


そうだよな、俺の時代からしたらKIDのシステムや ロイの武器みたいな物は無い…

パワードスーツもそうなのか?

って事は 都市ヨミカでも制作されてた可能性があるんじゃないか?


クェルドは 俺より未来から来ている…

どんな技術を持っているか 判らない奴だ

ルナ王国では 記憶に残っている物は 再現出来る事が出来る…


しかし その再現した物のデータは 数多く消去されていた!

辛うじて 残ったデータをガズユが保管していたのだ

「ガズユ… 判ってる事は全て教えてくれ」


俺とシルバは 残ったデータに目を通した…

「何だ…これは? まるで映画の世界じゃないか…」


KIDのベースになっている技術は 人口知能のシステムと そのボディーに関する物だった

そのボディーとは ガーディアンだ


残ったデータを解析するシルバ…

そして 判った事があった、KIDのシステムとガーディアンの技術を使って小型化した物を合わせた何かを造り上げてある…


俺は考えた…… まさか、ターミネー〇ーみたいな物を造り上げたのか?

何にしろ 戦うならヤバイ敵になる!

ジャックの話なら 火龍と戦うだけでも エリックと同等… そこに ターミネー〇ーじゃ勝てない!!


「ガズユ… 少し対策を考えさせてくれ」

「火龍は 厄介じゃ、よく考えよ…龍」


ガズユが拠点から出て行った後、俺とシルバは溜め息を吐いた

暫く 沈黙が続き… シルバは仕事を始めた

俺は… ポンコツになっていた

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