表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
クリスタル   作者: 忍の里
31/54

イブの遺言

頭では 分かってるんだ

でも 受け入れられない

マインが 俺の事を外に連れ出すが

俺には 空の色が分からない、世界がモノクロに見えるんだ!


街の景色も 人々も 何もかもが…


今日は マインが病院に連れて行った!

ガズユにシルバ、アーミも居る


「龍… 出来る限りの事はしたが、ダメじゃった」

「…………………、何がダメなんだ?」


「イブの事じゃ」

「イブ……… イブは? どこに居るんだ?」


ガズユは説明してくれたが、俺には何も聞こえ無い

知ってるよ、 イブは もう居ないんだろ?

俺が 守れなかった… 俺のせいだ…


あれ! 誰か寝ている

あっ、イブだ! 生きてたのか!

「おい、イブ… 何寝てんだよ?」


あれ、何でだ?涙が止まらない…

俺はイブを起こそうとしてるだけなのに…

勝手に 涙が溢れてくる!

「イブ…イブ… 起きろよ…」


俺が イブの身体に触れると イブは冷たくなっていた

おい、顔色が悪いぞ…

おい、息してないぞ…

おい、死ぬなよ………


俺は その場に ヘタリ込んだ


「龍… 大丈夫ですか?」

声を掛けて来たのは シルバだった

「龍… イブから 最後のメッセージが私に届きました、見てみますか?」


俺には 何の事か分からなかった

シルバは その最後のメッセージとやらを再生した


「やぁ、このメッセージを見てるって事は 僕が死んだって事だね!

僕は 感情で戦う事が多いし、相手次第では 無謀な事もするだろう

しかし、それは僕の責任さ 一緒に戦ってて僕が死んだからって君達には何の責任も無いのさ!

もし そんな安い責任を感じるくらいなら 僕の残したファイルを使って 君達自身が強くなればいい


守れなかったとか 思われたく無いんでね!

負けたのは僕 君達は勝てたんだろ?

なら余計な事は考えるな、僕ならそうするから

特に…龍 お前はヘッポコだ

ファイルを使って シルバさんに鍛えてもらえ」


なんだよ、ヘッポコって!

イブの奴…

「イブ君の 最後のメッセージですよ、龍…」

「あぁ、何だよアイツ」


守れなかったとか思うな ってか!

そんな事 思うかよ

イブ… 俺 強くなるよ


不思議と 今、イブの顔が笑ったように見えた!


「師匠… ファイル試します」

「そうですか、では拠点に戻りましょう」


イブのファイルには イブの戦闘データが入っていた!

パワードスーツにカメラを仕込んであったのか?

戦闘の記録が映っていた!

そのデータを参考に シルバが 解説 対策を教えてくれた


そして最後の戦い ブルッケンの時だ

3:1での戦闘だ 敵はブルッケン…

あれ? 他の2人が居ない!

イブが優勢だ、ブルッケンは防御ばかりだ!


あれ! いきなりイブが吹っ飛んだぞ!

砲撃が連続して続く…


「あれ、師匠何で止めるの?」

「この先は見ない方がいいでしょう」

「いや、見ます!」


シルバは少し迷って 続きを見せてくれた

イブのパワードスーツは剥ぎ取られ、槍も奪われた

鶏頭が槍の持ち手の方を地面に突き刺し

豚頭が イブを空中に投げた!!


「つまり 奴等は パワードスーツにダメージを与えられる武器を持ち、イブに作戦勝ちしたと言う訳です」


「くっそぅ~!」

でも そうか、横からの砲撃してきた武器

俺もイブと同じ事になってたんだよな!


「私が思うに、イブ君が伝えたかった一番の事は

私達の武器を奪われた時の可能性を考えろと言う事ではないでしょうか?」


シルバの仮説は当たっていた

残りのファイルには イブやこの国で開発された武器のデータが入っていた!


シルバはすぐに 対策に取り掛かった!!

黒龍王国にも その情報は流された


黒龍王国は今 新しいBeシステムを設置中で

新兵器も 続々と届いている

エリックとアルは 大忙しらしい!


しかし また問題が出て来た!

「 龍… 大変です、イブのパワードスーツが起動しています!」


「何でだ?」

確かに ブルッケンは崖から堕ちたハズだ!!

誰か他の奴に パワードスーツを奪われたのか?


シルバはパワードスーツのカメラを起動させた

そこに映っていたのは ルナ王国の騎士団だった!


「ブルッケン どういう事だ?」

「こっちが聞きたい、約束と違うぞ!」


パワードスーツを着ているのはブルッケン!!

しかし 何故この国の騎士団と?


「まぁ………のパワ……スー………」

「…………困る、俺………にも………………」


音声の方が 途切れ途切れでよく分からないな

誰か黒幕が居るんだ…


「師匠… これって!」

「国内に 黒幕が居ますね、龍… 少し調べてみましょう」


俺達は ガズユに報告し 調査する事を伝えた!

「う~む! いや、シルバ… ネピウスを覚えておるか?」

「あぁ、はい!」


ガズユは昔の事を話出した

まだ アルが騎士団の団長だった頃 ネピウスと言う

違う街の団長と事件を起こした時の話だ!

アルがマインを保護して 原因の街に向かった時だ

「私の妻が住んでいた街ですね!」

「そうじゃ、そのネピウスはクリスタルを集めていたらしい」


しかし クリスタルはアルを所持者に選び アルはネピウスをその場で焼き殺したらしい!

「イブの村も その近くじゃ、何か関係があるかもしれんぞ」

「はっ、 調査してみます!」


どちらも 都市ガズユと 都市チハの間にある所だ!

何かあるのか?

「では ガズユ様、行ってまいります」


俺達は 都市ガズユと 都市チハに 調査に出掛ける事になった


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ