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クリスタル   作者: 忍の里
30/54

目覚めぬ友

悪天候の中 仲間の元に向かって走った


イブ…無事でいてくれ!

俺は森の中へと入っていった

さっきの声… イブに何かあったのか?


森の木々はざわつき 何か嫌な予感がした

俺は辺りに注意しながら 森の中を進んだ

イブが倒した奴等が 所々に転がっていた!

イブが負けるハズが無い


薄暗い 森の中を抜けると 平野があった!

所々に 死体がある、 イブの戦闘が終わっただけか

武器も破壊された残骸が散乱していた

強い風の中… 俺はイブの姿を探して進んだ


平野から 岩山に差し掛かり、死体が増えた!

ここら辺が 激しく戦ってた所だな!

武器の残骸も多い!!

これだけの人数を倒したなら、 略全滅しただろ!


岩肌剥き出しの 山道を 進むと 広場があった

そこには……



そこには… 槍に貫かれたイブが…

何で…


イブはパワードスーツを剥ぎ取られ槍に貫かれた状態で 槍は天を向いて地面に立てられていた!

「イブ~!!」 俺はイブに駆け寄った!!


「しっかりしろよ、何やってんだよ!」

「…………、龍か 油断したよ」


俺は イブを降ろして 治癒した!

「しっかりしろよ、大丈夫だからな!」


「…………………、すまないね!」

俺は イブに治癒し続けた


すると 岩陰から 3人出て来た!

「まだ 居やがったのか?」

「ブルッケン どうするよ?」


豚頭に 鶏頭か

あの牛頭が ブルッケン!

誰のパワードスーツを着てやがる!


「あのパワードスーツも剥ぎ取れ」

プチン…


「テメェら 覚悟は出来てんだろうな!」

「あぁ? 何だテメェ」

「誰に向かって言ってるんだ?」


「テメェらだよ!」

俺は 攻撃体制に入った…

何だ このイライラする感覚は!

相手は3人 見た感じ クリスタルの所持者はブルッケン1人だ!

他の2人は 疑似クリスタルだな!

一丁前に 量産型のパワードスーツまで使ってやがるぜ!


まず 冷静になれ、俺の後ろには イブが居る

その後ろは 岩肌剥き出しの山だ

この広場は 半径100m程か、ここで パワードスーツのミサイルを撃ち込まれたら ヤバイ!


くそ、ドラゴンクリスタル…


「追いかけて来た事を 後悔しながら死ねや!」

鶏頭が来た!! 武器は剣か!

時間は掛けてられない、一気に殺る!

鶏頭が斬り掛って来た所に 岩壁を出す!

その隙に 豚頭を斬る!


豚頭は殺った!

「うわっ!」


油断した、ブルッケンにミサイル攻撃された!

鶏頭も来た!!

くそ、ドラゴンで受ける!

また ミサイル攻撃が来た!!

「ウグゥッッ…」


ヤバイぞ! 避け過ぎたら イブにもミサイル攻撃が当たる!

くそ、 やりづらいぜ!

鶏頭が来る!

俺は クリスタルに力を込めた…

「この、調子に乗るな…」


ドラゴンは真空波で 鶏頭を真っ二つに切り裂いた!

「残りは テメェだ、ブルッケン!」


俺は構えた!

ブルッケンは 半笑いでこちらを見ている

「お前強いな…、 仲間になるなら命は助けてやるぞ」

「何を言ってやがる!」

「状況を考えろよ、仲間になるなら助けてやると言ってるんだ!」

「テメェは ブッ殺す!」


ブルッケンは やれやれと言わんばかりに溜め息を吐いた

「残念だ! では死ね、水属性の者よ」

「なっ!」


ブルッケンは 岩肌剥き出しの山に向けて ミサイルを撃ち込んだ!

ヤバイ、イブが…

ブルッケンは 山と俺を交互に攻撃してきた!

それもイブのパワードスーツでだ!

発射速度は速い!

「イブ…、ウグゥッッ~」


ブルッケンのミサイル攻撃と ブルッケンの攻撃で崩れてくる岩肌が降り注ぐ…

土煙で視界も悪くなる…


「ファハッハッハッ… 実に無力よのぉ…」

イブを助けないと、 イブはパワードスーツを着て無いんだ!

早く 助けないと!

ブルッケンの攻撃が イブの元に俺を行かせない!

そして…


俺の目の前で イブは岩盤の下敷きになった!


「イブ… おい、 イブ…」

ブルッケンの攻撃は止まらない!

ドラゴンがシールド状態で俺を守るが

俺は イブを… でもイブは 岩盤の下敷きに…

「ウァァァァ…」


俺のクリスタルは 輝きを増した!

「ブルッケン、テメェだけは許さねぇぞ!」


ドラゴンを手に取り 俺はブルッケンに攻撃した!

俺の横から 砲撃!!

「ウグゥッッ」


まだ味方が居やがったのか?

「っらぁ~」

真空波は 大砲ごと 敵を真っ二つに切り裂いた!

ブルッケンは ミサイル攻撃を続ける

プチン…


「テメェ 調子に乗んなって!」

ドラゴンがシールド状態に、 俺はブルッケンに突っ込む!

ブルッケンの目の前だ

「テメェは 殴り飛ばさなきゃ 気がすまねぇ!」


俺はブルッケンに 怒りの一撃を入れた!

次いで ドラゴンで止めをさせる

ブルッケンは バランスを崩し

ドラゴンはブルッケンの片方の角を切り落とした!

「ひ、ひぃ~」

ブルッケンは後退した!

俺は逃がさ無い、 ブルッケンは後退した

崖まで追い詰めて 俺が切り裂く瞬間

ブルッケンは崖から堕ちた!!

「チッ、浅い…」


ブルッケンは崖下まで 堕ちた!!

イブ… イブは!

俺は 慌てて イブを掘り起こした!

何度治癒しても イブの意識は戻らない

身体の潰れた所は治ったのに…

「イブ… 傷は治ったよ!」


それでも 俺は治癒する

「いい加減… 目を覚ませよ、なぁ!」


何度も 何度も 何度も…

分かってるのに 何度も 治癒した

「イブ… お願いだ、 目を覚ませ… おぃ!」


俺はドラゴンクリスタルに力を込めた…

それでも … 分かってるのに…

涙が止まらない…

「イブぅ~、 何してんだよぅ~」


俺は マインが迎えに来るまで、イブに治癒し続けた

「龍… もう イブは」

「そうだ、早く戻ってアーミに治癒して貰おう」

「龍… そうだね!」


俺は マインに連れられて イブを抱えたまま港に帰って来た!

帰りの船の中でも 俺は イブの治癒を続けた!

その事に とやかく言う者はいなかった




ルナ王国の港に 帰って来た!!

連絡を受けていた アーミが待っていた!

「アーミさん イブの奴 治癒してんのに起きないんだ!」

「龍… わかりましたわ!」


イブは騎士団に運ばれ 大都市ルナにアーミと戻って行った


俺は 暫く港町で泊まってから マインと共に大都市ルナに戻った


俺は 拠点に帰って来てから 外に出る事が無くなった

ここに イブが居ない…




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