反省
翌日 朝から二日酔いだ、飲み過ぎた
昼過ぎから 森に入った
アルとイブが 見守る中
俺は 狼の群れを相手にしていた!
「めっちゃ怖い~」
「龍… ビビってんじゃねぇ」
「…………………簡単!」
狼は囲む様にして唸っていた!
狼の攻撃 俺は避けた
狼の攻撃 腕にダメージを受ける
狼の攻撃 足に噛みつかれた
狼の攻撃 足に噛みつかれた 両足が…
俺の反撃 カマイタチで5匹が切り裂かれた
俺は体勢を整えた…
残りは 3匹か!
狼は警戒している 少し距離を取りながら
俺の方を睨む 来る…
一斉に 襲い掛かって来た!
俺の攻撃範囲内に入る
俺のクリスタルは赤に輝く そして
イブが 槍を空に向け 技を使う
俺の攻撃 右手から 強烈な火力が放出された
アルが俺の後ろに回り込み……
俺は 技の反動で吹っ飛んだ!!
狼は全滅!
吹っ飛ぶ俺を アルが受け止める
イブは 火災の消化作業をする
「馬鹿ヤロー、加減っての知らないのかよ!」
「………………、ハァ!」
俺は また失敗したようだ!
「………………、初級と中級の技知らないの?」
ものしずかなイブに 言われる
「今の 初級のファイヤーアロー使ったんだけど」
「…………………、今のが?」
「今のは 上級のファイヤーキャノンだろ?」
あれ?おかしいな? 俺は確かに 初級の技を出したはずだけど
「風属性の技 覚えましたよね?……………技の書で」
「あぁ、一応は!」
「…………………、技の書の通りに カマイタチ使ってみて!」
はて? 何でだろ? まぁ、イブが言うのだから
やってみるか!
上級技 カマイタチ…
クリスタルが 輝く… あれ? いつもと違う!
風が上から下から 右から左から集まって来る感覚
更に その外側からも
俺の掌が ビリビリする!
「いけ! カマイタチ…」
凄まじい 風と風とのぶつかり合い
広範囲に及ぶ切り裂き音
腕が痺れる… 少し疲れた、いつもは こんなに疲れ無いのに
アルとイブが 眼を丸くしていた!
俺も 技を放った方向を見る
そこに あったハズの木々が 全て無くなっていた!
「おい、龍よ なんだよこりゃ!」
「え?いゃ、言われた通りにカマイタチを…」
「……………、最上級の技でも ならないよ!」
範囲にして東京ドームが10個分以上か!
更地になっていた!
攻撃技ってのは 範囲があまり広く無い
初級技で 普通なら半径2~5m位だ
中級技で 普通なら半径7~10m位
上級技で 普通なら半径15~20m位だそうだ
俺はまだ 覚えて無いが
最上級技になると 半径30~50m位の範囲を攻撃出来る! らしい!
イブ先生が そう言っている
普通 広範囲に使える技は 天候とかを操る技らしく
攻撃では使え無いのだとか!
「おい、イブよ! 」
「…………………、分からない!KID分析を!」
「了解しました!!」
「一度 戻るか?」
「………………、だね!」
「あぁ、はい」
こうして 俺達は一旦家に帰って来た!
イブはKIDと 分析を!
アルは 何を考え混んで ……いゃ、寝てるな!
俺は ソファーにゴロンだ
「…………………、ボクのクリスタルで…………
放出が…………、だから………………………………
って事は数値的には…………………………位かな?」
イブは 独り言をブツブツと
アルは イビキかいてるよ!
「お客様です、応答しますか?」
「来たか?」
アルが起きていた
「あら? アナタ達、お家の中でトレーニングでもしてたのかしら?」
「よう、アーミ 早かったじゃねぇか?」
「…………………………………………、」
「あら!イブったら久しぶりに会っても無視?」
「あぁ、どうも初めまして!天野龍です」
「紹介が遅れましたわ、アーミですの!
属性は土と治癒、毒ですわ」
「え? 毒?」
「あぁ、 コイツは毒のアーミって ちょぃと変わった奴なんだ」
「変わってなんか いませんよ!少し特殊なだけね」
俺は お客様にお茶を出した
アーミは満足そうに寛いでる
この三人は ルナ王国でも有名な 傭兵だそうだ!
国の兵士にはならず 傭兵として暮らしているが
ガズユの命令には絶対逆らわないらしい
「ガズユ様から こちらに来る様に 昨晩言われましたわ」
「何か、すみません」
「いいのよ、ガズユ様からの頼みとならば」
一応 この三人を紹介しておく
アル(男性) 背丈が高く 赤い髪の剣士で火の属性酒が大好きな 頼れる兄貴だ
イブ(男性) 背丈は少し低め 青い髪の槍の使い手、水の属性 無口で冷静沈着
アーミ(女性) 背丈は高い方か、紫の髪で弓矢の使い手、毒の属性 まだ よく分からん!
「で、どんな感じなのよ?」
「あぁ、今イブが解析中だ!」
「何か、問題でも?」
「大問題だよ、まったくぅ~」
アル あまり問題とか言わないでくれ、耳が痛い!
アーミがイブの傍らで 分析結果を見る
「なら、これが…………、ここが………なりません?」
「………………………、見た方が早い!」
イブが立ち上がり 全員森に向かった
俺が 吹っ飛ばした場所に到着した
「……………、ここだよ!」
「まぁ、綺麗に伐採されて何か造るのかしら?」
「そう思うかぁ?」
「違うの?あらぁ?……………………… まさか!」
「その まさかだよ、これは龍のカマイタチを使った跡だ」
アーミは信じられないという表情で 更地を見た!
アルは 笑い イブはため息をついた
俺は 反省のポーズです
「だから 呼ばれた訳ね!」
アーミは不敵な笑みを浮かべていた




