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クリスタル   作者: 忍の里
27/54

システム

ルナ王国の4都市の一つ

都市チハ 事件はここから始まった!


大都市ルナで製造された 黒龍王国行きの物資を

都市チハに運び入れ 改良と輸送の準備がされて

いた、パワードスーツや疑似クリスタルも中には

入っていたという!


大型の貨物船で 都市チハから黒龍王国へと向かった

物資は、貨物船ごと姿を消した

黒龍王国からは 予定日を過ぎても物資が届かないと連絡を受けて 大都市ルナでは 騒ぎになっていた!


「早急にこの事件の原因を探れ!」

ガズユの通達で ルナ王国全体が動いた!

チハ は 事件の事で 暫く尋問されていた

獣族の長 チハ は イダ一族に属する


獣族は戦闘力が高く、戦士が多い

温厚な性格の者が多く、好戦的では無いのだ

今回の会議で チハは 獣族の戦闘力の高さを評価され 自ら獣族が先頭に立って動くと進言した!


騎士団団長パックは この緊急事態に 慌てて都市チハまで駆け付けた、そこでパックが見たのは!


「おい、お前達大丈夫か?」

「………………………ぁ、あぁ」

「しっかりしろ!」

「……………………………、」


都市チハは 街ごと焼かれ、騎士団は全滅させられていた

物資や武器 その他 全てを盗まれ 焼け野原と化していた

やられたのは騎士団だけでは無い、街の民も子供まで 女達は拐われたみたいだ!

助けられた者は少数… ほとんどの者は死んでしまった!


パックは手掛かりを探した、街から港まで 連れて来た団員全てに 事細かく指示を出して

そして 見つけた! 犯人は 牛頭の男だ

犯人の名前は ブルッケン 好戦的で力が強い!

チハ に街から追放され港町で働いていた男だ

その有り余る力を貨物船の物資搬入や 荷物の運搬に使う用に チハに命じられていた


ブルッケンは乱暴者だが 仕事を与えると真面目にこなしていた! 少し意外だ

ある日、ブルッケンの元に荷物の運搬の仕事が来た!

大都市ルナから 都市チハまで大量に運ぶ荷物があると、ブルッケンは稼げる仕事は断ら無い!

港町のブルッケン一味は 喜んで仕事をこなした!

総勢50人 一見 何処かの軍隊にも見える顔ぶれだ!

「いやぁ、今回は稼げたぁ… また頼むぞ!」

「あぁ、ブルッケンさん ここで手直ししたら 港町から黒龍王国行きの船に また積んで欲しいんですよ」


ブルッケンは黒龍王国行き… っと聴いて 何か考えた、 そして 言葉巧みに情報を聞き出し

計画を企てた!

ブルッケン一味の中には 大陸を旅した者も何人かいる

そして この武器や疑似クリスタルだ!

ブルッケン一味は ルナ王国を出て 新しい土地を求めた

食料や必要になる物は 街を襲い奪う!

抵抗する人間は 容赦なく殺した!

泣きわめく子供まで…


大型の貨物船はブルッケン一味が元々運航させていた物だった


「あれだけの物資を盗まれたと…」

パックは慌てて 大都市ルナに報告した

俺が未来に戻った時に ブレスレットが役に立った事もあって 通信出来るように改良した物をパックは持っていた!


「犯人はブルッケン一味です! あれだけの物資を 丸ごと盗まれてます!」


「何じゃと!」


慌てるガズユ…

報告を聞いた チハは 頭を抱えていた!


ガズユは 助かった者の救出をパックに命じた!

救急医を派遣し 大都市ルナでも騒ぎになった!


「ガズユ…何があったんだ?」

「実は…」


ガズユから事情を聞いた俺は ブルッケン一味を追う事になった!

盗まれた物資のリストを出して貰う

そして 旅の支度を済ませると 拠点にイブが顔を出した!!

「……………、そんな格好して 何処に行く気?」


困ったな!イブには 盗まれた分のパワードスーツの製作を早急にして貰わないといけない!

「いや、黒龍王国に訓練に!」


「…………、黒龍王国の物資を盗んだ盗賊を狩りに行くのか?」


バレてる! イブの目がヤバイ!

「……………、物資製造の事なら 僕より優秀な技術者が多くいるから大丈夫さ!」


もうダメだな、よしイブも連れて行くか!

「これが盗まれた物資のリストです」

「…………、こっちの戦力は?」


「僕たちだけです!」

「あら? 私もいるけど?」


マイン! いつの間に!

パワードスーツに旅支度をしたマインが立っていた!

「…………、後少し武器を持って行くか!」

イブは 俺の船に物資の搬入指示を出した!


「……………、龍 工作室でパワードスーツ着替えて」

俺は イブに言われるがまま 工作室へと向かった

工作室には 俺の新しいパワードスーツが完成していた!

「イブ、これは?」

「………、シルバさんからデータ貰って改良しといたのさ!」


俺が工作室から出て来ると マインに違和感が!

「マイン… 何か雰囲気が違うんだけど?」


「分かった? 私のパワードスーツも新型よ!お父さんが作ってくれたの!」


よく見ると イブのパワードスーツも新型だ!

どんだけ やる気だよ!

しかし 油断大敵だ!

敵の情報は多くは無い、クリスタルの所持者が居ない訳でも無いだろう!


俺達は 船の停泊している港町に来た!

シルバが バイクを改良し、コンパクトでパワーが出せる物を作ってくれていた!


「…………、これは便利だ!流石シルバさん!」

イブは感心していた

船に乗船すると イブは コントロール室に向かった

コントロール室とKIDを繋いで 分かっているデータを全て入力する

ブルッケンの出港時間から 盗まれた物資のリスト

行き先の予測など


「イブの部屋は決まったな!」

「そうね、今回は 船も武装するの?」

「えっ?」


俺は 甲板に出た

最新型の 大砲に 迎撃用のミサイルやマシンガン等

船のクルーは 武器の扱いを 技術者に聴いていた!


「凄いな!」

「私のも凄いのよ!」


マインはどや顔で言って来た

じゃ、俺の大砲もマインに試してもらうか!


船の出港と同時に 俺達は部屋に入り 暫くトレーニングした!

食堂に行くと イブが来ていた

「………、大体の予測はした! 黒龍王国より 向こうにある大陸だろう!」


黒龍王国は現在のアメリカ辺りだったから

ブルッケンは アフリカかヨーロッパの方を目指したのか?


追い付けるのか?

「………、この船は速い! 向こうは大型の貨物船だ

追い付くのは 時間の問題だろう」


俺達は食事をして 部屋に戻った

「KID エリックさんに通信してくれ!」

「了解!!」




「どうした龍?」

「すみません、ちょっとルナ王国で事件が起こりまして」

「あぁ、ブルッケン一味の事か?」

「もう情報が入ったんですか?」

「あぁ、お前の技術のお陰でな情報は早いよ!」

「イブの予測では アフリカかヨーロッパ方面に行くって言ってたんですが?」

「間違い無いだろ! ブルッケンはヨーロッパ方面を目指すだろう!」


エリックもヨーロッパ方面と見たか!

航路は間違い無いな!

「龍… 油断するなよ、ブルッケンは強いぞ!」

「えっ? そんなに強いの?」

「あぁ、力だけでなくスピードもあるんだ!」

「うわぁ、嫌だなぁ~」

「そこに 疑似クリスタルを装着されたら 戦闘力では 相当の物だ!」


そうだよね! それが数いるんだとしたら 結構大変だよな! エリックにも来て貰うべきだったかな?

「いいか龍 ヤバイ時ほど ドラゴンクリスタルに力を込めるんだ、これだけは守れよ!」

「はい、分かりました!!」


エリックとの通信が終わり 俺はマインと甲板に出た

「クリスタルに力を込めるか!」

「また 悩み事?」

「エリックにさ ヤバイ時 クリスタルに力を込めろって言われたんだ!」

「えっ? 龍 今までやってなかったの?」


普通は戦う時には クリスタルに力を込めるんだそうだ!

クリスタルに力を込めると クリスタルは助けてくれるらしい!

「知らなかった!」

「知らないで龍って あんなに強いの?へぇ~!」


俺達は部屋に戻り マインにやり方を教えて貰った

クリスタルに力を込める

光が輝く!

しかし 何も起こらない

「焦らなくても大丈夫だよ!私も最近出来るようになったばかりだし!」


俺 本当に出来るようになるのかな?


翌朝レーダーには 何も映らない

「…………、追い付けないか!」


イブは苛立っていた! 盗賊嫌いのイブには ブルッケン一味は生かして措けない存在だろう!


「エリックから通信です、お繋ぎしますか?」

「あぁ、頼む!」

KIDがエリックの通信を繋いだ!


「龍… 気を付けろ! 奴等の仲間に技術者もいる!」

「何ですって!」

「しかも 盗まれた物資以外に持ち出された物もあったんだ、KIDのシステムより劣るが Beシステムという ウチの国に入れる予定だったシステムが敵側にある!」



「それって、結構ヤバイんじゃ?」

「ヤバイどころの話じゃない!今すぐ戻ってこい!」


通信を切り 慌ててコントロール室へと向かった!

「イブ… 敵側にもKIDみたいなシステムが…


「敵… 攻撃です!」

「大空ミサイル発射」

「敵の位置は?」

「確認出来ません!」


俺達は 甲板に出た!

敵の攻撃が来る方向を見る

イブはクリスタルで敵の位置を探る!


「……、前は囮だ!! 龍 後ろ!」


俺は パワードスーツのパワーを全開にした

その時!


パワードスーツのシステムがダウンした!

「な、なんだ?」


後方からの攻撃!!

これはヤバイ!

「みんな パワードスーツはダメだ!」

「…………、くっ!」


俺は クリスタルに力を込める

敵の攻撃が来る!

回避してくれ!


敵の砲撃は こちらの船に大きなダメージを与えた!

「くそっ、 どうしたら!」

「私に任せて!」


マインが砲撃の準備をしていた!

「マイン…ストーンキャノンじゃ!」

「まぁ 見ててよ!」


マインが撃った!!

砲撃は 敵の船目掛けて一直線だ…

敵の船に着弾!!

更に マインは撃った…


敵は 撤退していく!

前方の敵に対して 船のクルーが 応戦していた!

「KID システムの回復は?」

「パスワード変更完了 再起動させます!」


システムの回復と同時に イブが動いた!

「……………、くたばれ!」


水素ミサイルが敵に降り注ぐ!

イブの容赦ない攻撃で 前方の敵は全滅した!


「ちょっ、KID何だったんだ?」

「システムに入り込まれました!」


「……………、どういう事だ?」


俺はイブに エリックからの情報を伝えた!

イブは直ぐに 工作室に向かいKIDと対策を練る!

「マイン よく動けたな?」

「システムが落ちる前に 準備が出来ただけよ!」


そうか、パスワードスーツはKIDのシステムで動くが 武器は 技を込めれば撃てるものな!

しかし マインのストーンキャノンの威力上がったな!


「どぉ?アイアンキャノンの威力は!」

「えっ? マインいつから 上級技使えるように…」

「私だって お父さんに特訓受けてるのよ!」

「あぁ、成る程」


シルバめ、マインにこんな技教えるなんて!

喧嘩になった時 俺の身が危ないだろ!

今回は マインのお陰で助かったが

パスワードスーツのシステムをダウンさせるなんて

油断出来ない相手だ!


クルー達は 船の修理に取り掛かっていた!

守り切れなくて ご免なさい


ってか 今回俺 役立たずじゃ?

ヤバイ クリスタルに力を込める

「どうか 役に立てますように!」


クリスタルは輝くが 返事は無い

帰ったら ロイに長距離用の武器でも頼もう…


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