大陸ムー
都市ガズユ ガズユの神殿の奥深くに
俺は 入って行った!
シルバに連れられ 向かった先に
白いフードの男がいた!
「あの、師匠… 誰ですか?」
「貴方もよく知っている方です!」
はて? 俺 こんな怪しい奴 知ってたっけ?
「龍… 私じゃ」
この声は聞いた事がある
しかし 目の前に居る男は 老人にしては若く
シルバより 年輩だと思う!
「誰だよ!」
「…………、ガズユじゃ」
えっ? 何で? ガズユって もっとお爺さん…
えっ?何が何で?
俺には 意味が分からなかった!
「龍… お前は 全ての事を知っておく必要がある
だが 事が多すぎて 段階を踏んで教える
よいか?」
「ってか、本当にガズユ?」
「そうじゃよ!」
何で見た目が違うのか、この地下の街は何かとか
聞きたい事はあったが 段階を踏んで教えるってんなら その都度質問するか!
シルバも 冷静だ、理解出来ない事はシルバに頼るとしてだ!
俺は 何を知らなきゃならんかだ!
「まず、お前の事じゃ この見た目が気になるじゃろ?」
「当たりだ!」
ガズユは 話出した
ガズユの一族 この国で 王族や上流貴族達は
ノイ一族という
その他の 町人や村人 山賊に傭兵 これらは
イダ一族という
この大陸の先祖は 昔 違う星からやって来た!
当然 これだけの人数だ 宇宙船もかなりの大きさになるだろう!
ノイ一族は宇宙船の指揮官やクルーを勤めていた者達だ
イダ一族は 避難民だ
「なぁガズユ そんな巨大な宇宙船って 何処にあるんだよ」
「宇宙船ムーか? ここじゃ!」
「この大陸に隠して あるんだな?」
「いや、違う! この大陸ムーが 宇宙船ムーじゃ」
えっ? この大陸ムーが 宇宙船だってか?
じゃ 俺は 宇宙船の上で生活してたの?
古代龍との契約 自然を破壊するな!
ノイ一族は 約束事は守る!
まず宇宙船自体 自然と違う
そして 大陸を奪うつも無かったので
宇宙船の上で生活出来るように 古代龍に相談した
古代龍はノイ一族に力を貸し 土龍は大地を作り
水龍は 水を与えた!
古代龍の様様な力で宇宙船ムーは 大陸ムーに生まれ変わった
現在 この事実を知っているノイ一族は ほんの1部だけだ!
「この大陸の事は理解出来たかの?」
「なんとなく 分かったよ」
そして 地球人との違いについてだ!
基本的には 体の構造とか同じだそうだ!
同じ種の居る星でないと 環境に対応出来ないらしい!
ただ 大陸ムーの人間は 寿命が長いのだ!
正確には 純血のノイ一族とイダ一族の者は
地球人の倍の寿命だそうだ!
「じゃ ガズユって 何歳なんだ?」
「私で 120歳になるかの だから 外に出る時は老けた格好をしなければならんのだ!」
この大陸は 古の民との交流も多く、次第に 純血の一族の数は減って行った
イダ一族はほとんど純血では無くなったのだ
純血の一族は この事実を知り 次の世代に伝える為に この宇宙船の中で 暮らしている者達が多いのだ そして 純血の一族には 特別な能力もある
この地球に来てからは 一族には科学や技術研究といった物が不用になった!
彼等は かなり進んだ科学と技術を持っていた
この宇宙船の中では 医療技術は現代より進んでおり
治らない病は無い
KIDも この宇宙船の技術で作られた物だ!
クリスタルや パワーストーンなども同じ
不思議な能力を持つアイテムはここで作られている
「成る程ね、だからか KIDの能力の高さや ホバーバイクの技術!クリスタルの技術も」
「クリスタルについては 古代龍からの提案じゃった、一族は古の民と違い 魔法が使えん!
そこで古代龍は 我らの技術でクリスタルを作れと提案してくれた」
クリスタルを作る これは実に良いことだった!
クリスタルの製造過程で パワーストーンが作れる事が分かった!!
現代の生活と比べると エネルギーはパワーストーンを使う事で補える!
クリスタルやパワーストーンの材料だがこれは…
龍の ウン〇だ!
龍は 石を産み落とす
その中心 核の部分から作られるのがクリスタル
その他の部分で作られるのがパワーストーンだ
「じゃ、俺は 龍のウン〇をいつも身に付けたのか!」
「ドラゴンクリスタルは違う! そのクリスタルは龍の泪から作られた物だ」
ドラゴンクリスタルだけは 『龍の泪』から作られている
古代龍は契約の時 一族に龍の泪を渡した
白龍の泪
黒龍の泪
青龍の泪
赤龍の泪
この全ての泪をクリスタルにするように
古代龍は一族に提案したのだ!
我が子孫は その泪と共鳴し 我らの力を取り戻すであろう!
その時 貴様らを助ける救世主となるか 破壊の邪神となるかは 貴様らの行い次第
古代龍の最後の言葉だそうだ!
「我が一族は この星で暮らしていける術を 古代龍から授かった、その事を我らは忘れない!
そして、古代龍との約束事は決して破る事は出来ないのだ!」
「そうなんだ! んで その歴史を俺が知って何になるんだ?」
「龍よ 古代龍の子孫である お前に 我らが守って来た約束を 報告するのが私の使命じゃ」
「そうなんだ、はい! 分かりました じゃ!」
俺は振り向き 立ち去ろうとしたが
シルバに止められた!
「龍… 最後まで聞いてもらえませんか?」
「は、はい 師匠!」
「私の疑問は 我が一族が契約を破った時に 龍の子孫達がドラゴンクリスタルと共鳴し 我らに災いをもたらすなら分かる!
じゃが 我が一族は古代龍との契約を守り続けている今 何故 子孫達は現れたのかと言う事じゃ!」
「お前が 俺を呼んだからだろ?」
「龍の場合はな! しかし、エリックにしろ 他の子孫達は 私が呼んだのでは無いのじゃ!
何かが起こる気がしてならぬ、最後の戦士
白龍、古代龍の長… 龍人の子孫 龍よ…力を貸して貰えんか?」
「だから、俺は そんな龍人とか知らないし
力を貸す程 強く無いのは知ってるだろ?
俺は 普通に生活したいの!
戦いとか嫌いなの!
変な事に巻き込まないでくれ!」
「そうか、残念じゃな! 龍は 元の世界に帰る運命やもしれんな」
「ちょっと タンマ!俺元の世界に帰った途端
岩盤の下敷きになるよな!」
「そうなるの! それも運命やもしれんな」
「パワードスーツ着て帰ってもいいかな?」
「それは、我が一族の技術 持ち出しは歴史に影響が出るので無理じゃな!」
このヤロー !
「クリスタルは俺の物だよな?」
「それは 運命に左右される事、持ち主はクリスタルが選ぶ!」
よし!それなら なんとかなる!
「じゃ、ガズユ 俺は元の世界に帰るよ」
そして 俺は 最初に来た場所に向かった
「ガズユ シルバ 世話になったな、俺 みんなの事忘れないよ!」
「龍… 本当に帰るのですか?」
「シルバ… 言うな!龍の道は 龍が決める事」
クリスタルがあれば あの崩落事故からの脱出も出来る
ガズユは 俺を元の世界に帰す準備をし
俺は 光に包まれた
その時 クリスタルが光を失った!!
「えっ?」
ガズユは 驚き
シルバは 駆け寄る
俺は元の世界に戻った!!
目の前には 岩盤が崩落して来ていた!!
「逃げろ龍……」
「天野……逃げろ…」
無線機から 同僚達の声
俺は 技を使って……
出来ない!!
重機から飛び降りた!
全力で走るが パワードスーツは無い!
間に合わない!
俺は死ぬ!
もう 助からない!!
「龍… 来なさい」
シルバ? 何でシルバが?
俺はシルバに 助けられた!
「すみません龍… 歴史を変えてしまったかもしれません」
「た、助かったよ… ありがとうシルバ」
シルバは 崩落から脱出し 少し離れた山の中に俺を連れて来た!!
崩落事故の後を見る あれは 助からないよな!
ん? 辺りを良く見る!
「龍… あのパワードスーツを着た者は何ですか?」
「シルバ…、これ違う!」
「あぁ、パワードスーツでは無いのですね!」
「違うんだシルバ…」
「ん?……、どうしたのですか 龍!!」
「KID…KID…聞こえるかKID」
「音声確認 お久しぶりです龍!!」
KIDが機能していた!
「シルバ…隠れて!!」
「KID このブレスレットに画像の保存は出来るのか?」
「はい 出来ます」
俺は 現場の風景を動画と画像で残した!
「シルバ 手伝って欲しいんだ!」
「…、構いませんが どうしました?」
「俺の居た世界と違うんだ!」
まず偵察だ、なぜ あんなパワードスーツみたいなのを着た奴等が居るのか?
俺が知ってる技術では無い物が アチコチにある!
「KID 分析だ 近くにレーダーや探知機の類はないか?」
「問題ありませんが 居住区の方には何かあります」
「シルバ… 多分 敵だ 移動は夜にしよう!」
俺は 考えた 銃の様な武器を持ち パワードスーツみたいなのを着た奴等
見た事の無い重機!!
微妙に違う地形や 建物
何処かで歴史が変わった?
シルバにも相談するが 元の世界が分からないから
何とも言えないと答えられた!
夜になり 俺は行動した!
慎重に 行動する、 家も形を変えていた!
大通りには パワードスーツの奴等がパトロールする姿を見た!
やっと自分の家を見つけた!
家では 俺が死んだと騒いでる最中だ
俺は 自分の部屋に侵入した
雑誌や 教科書 資料になる物は全て見た!
パワードスーツを着た奴等が判った
シード人と言う異星人らしい
その高い化学力と技術で地球を支配していた
歴史が変わってた!
「龍… どういう事ですか? 支配などと…」
「それだけじゃ無い、地球の環境汚染も俺の居た世界より進んでる」
取り合えず 安全な場所を確保したい!
俺達は 山の中へ逃げた!
どうする!この世界の地図にも大陸ムーは存在してない
しかしKIDは通信出来た どうなってる?
「KID歴史を教えてくれ!」
「了解! 龍が元の世界に帰り 世界は異星人から攻撃をされ支配されました 黒龍王は最後まで戦い
戦力の差で敗北しました
ノイ一族と龍族 イダ一族は 宇宙船ムーのコアを使い脱出するも 撃破されました
残された ワタクシ達のパーツは 海底に沈み
記録だけするようにプログラムされました!」
「その時の奴等が シード人か?」
「違います! シードは最近です 龍族の力が無くなったこの地球は 異星人から攻撃を受け資源を奪われました
共存する異星人もいましたが 少数です」
俺が帰ったから 歴史が変わった?
俺が帰ったから みんな死んだと?
そんなハズは無い 俺は そんな力なんて無いんだ!
「龍… 静かに」
そいつは 山の中に現れた!
「ガーディアン!!」
「龍… ここも危険です 移動しましょう」
俺は どうしたらいいんだ?
逃げながら 俺は後悔した…
すると 俺のドラゴンクリスタルが光を取り戻す
俺は光に包まれた
「シルバ…来て!」
俺とシルバは光に包まれた!
気が付くと 俺達は 最初に来た場所に戻ってた!
「おお、龍… 戻って来てくれたのじゃな!」
「龍… お父さん…」
ガズユと マインがいた!




