仲直り
大都市ルナの中心部 城の中
俺は シルバと一緒に居た!
他の奴等は 下を向いていた
「龍 少しは皆の話も聞きなさい」
「だって俺は裏切られたんだぜ 師匠」
「人は 時として誤解を招く者ですよ、アナタでも」
「俺は……、」
師匠に言われると 何も言え無かった
「すまんな龍… こんな話になってたとは知らなかったんだ 悪い!」
「………、悪かった!」
最初にアルとイブが 喋った
「取り合えず止めた方がいいと思いましたの!」
アーミの言い訳だ!
結局 コイツら 俺より 国王の方が大切な訳だ!
「あの、龍… ごめんなさい 尾行なんてして」
「国王のスパイだったんだな」
「これ、龍… そんな言い方は よしなさい」
マインは目に涙を浮かべてる
もう、俺は騙され無い!
「違うんだ、俺が誘ったんだ!」
「なんだジーン、こそこそと テメェ!」
マインは部屋を 飛び出した!!
「龍 追わなくて よいのですか?」
「構いません 師匠」
アーミがマインを追いかけた!
「さて、そもそもの原因を作ったのは パック」
「はい、すみません団長!」
「一体 貴方はなんて報告をしたんです、 ジーンもだ!」
「すみません 団長!」
「って、ジーン! テメェ マインとどんな関係だ!」
シルバは 俺を宥める
俺は もう一緒に旅を続けて行く気にはなれなかった
アル イブ アーミ マイン
コイツらは 俺を裏切る可能がある!
「エリックも 同じように言ってましたね!」
「エリックが?」
更に バツの悪そうな顔をするパックとジーン!
仲間の事を 理解出来るまで 話し合わなければ
思い込みでは いけない!
「龍とエリックは似ているんです、龍 アナタは相手の気持ちを確かめましたか?」
「いえ、しかし あの状況じゃ…」
「状況と 思ってる気持ちは別ですよ! あの時 彼等は アナタに攻撃したでしょうか?」
「しましたよ あのアーミが武器を出したんだ」
「それは 何を言ってもアナタが聞かなかったからですよ!」
「でも、味方に武器を出しますか?」
俺の怒りは収まらない!
「ならば 彼等を…… 殺しなさい!」
「えっ、 ちょっ……、師匠?」
師匠に 殺せと言われ 俺の怒りは吹き飛んだ!
いくら何でも 殺すとか!
「仲間で無かったら 殺す事も出来るでしょう?」
師匠の言葉に 全員が緊張した!
パックとジーンは 呼吸も儘ならない!!
アルとイブも 変な汗でビッショリだ
「冷静になれましたか? なら、追いかけてあげなさい」
「はい、師匠」
俺は マインを追いかけた!
「マイン!!」
アーミがマインを慰めていた 俺に気付いたアーミは部屋へと戻っていった!
「マイン… 俺」
「龍は 悪く無いの! 私が…」
「何で尾行なんか?」
「だって、朝から何も言わないで 様子も変だったし
龍 どっかに行っちゃうんだと思って!」
「じゃ、何でジーンと?」
「ジーンも龍に伝えなきゃいけない事があるからって 私街中詳しく無いし、 龍の用事が終わったら声掛けようって!」
俺は マインを抱き締めた
「許してくれるの?」
「許さないよ、バカ!」
俺は 暫くマインを抱き締めたまま
空を見ていた!
シルバが 全員を連れて来た!
「おや、 仲直りしたのですか?」
「最初から 喧嘩もしてません」
「そうでしたか、これは失礼… 龍 アナタも一緒に行きますか?」
「はい、師匠」
シルバは 全員を闘技場に連れて来た!
まず、パックとジーンが シルバに鍛えられていた!
二人はボロボロになるまで訓練をした!
次は アル イブ アーミの3人だ シルバは丁寧に
厳しく訓練をした
次は俺だ、シルバはいつも通り教えてくれた!
俺とシルバの訓練を見て 全員目を丸くしている!
闘技場が畑みたいになってしまった!
「さて、帰りましょうか!」
「待って下さい…」
「何か?」
「私も鍛えて下さい」
おい、マイン! シルバは…
「構いませんが…」
俺は シルバに向かって頷いた!
シルバは疲れてるハズなのに マインに丁寧に教えてくれた!
「少しは 気持ちが晴れましたか?」
「はい、ありがとうございました!!」
シルバは ニッコリと笑った!
晩御飯の時 シルバと話をしていると マインが横から入って来た
「ねぇ、師匠 龍はどうして あんなに強くなったの?」
「龍は 元から強かったんです、ヒントを与えただけですよ」
「私も 強くなれるかしら?」
「…………、訓練次第でしょうか?」
シルバは 暫く 俺達を鍛えてくれると約束してくれた!
午前中は座学 午後は実習
そして パックと ジーンは逃げ出した!
シルバに訓練を受けてると 俺の武器 ドラゴンが形を変えて進化した
剣が真ん中で割れた!
「何か意味があるんですよ、武器もアナタと一緒に進化したんですね!」
「師匠の武器も?」
「私のは そんな事無かったですが」
午後の実習が終わった
「………、拠点が完成した」
イブが唐突に 言ってきた!
「………、色々あったから 遅れてたんだ!」
俺達は 拠点に向かった
闘技場に近い場所で 買い物にも便利な所だった!
中に入ると デカイ部屋だ
ドナーの街にある 俺の家の倍以上はある
各自部屋があり 座学出来るリビング 大浴場付き
当然 社長室は シルバの物だ!
階段を降りた地下室は 工作室になっていた!
工作室のエレベーターを上がると ガレージに!
便利だ! よくやった、イブ君
「イブ みんなのバイク作れる?」
「…………、出来る KIDに繋がってるから」
よし、 これで移動は速くなるぞ!
今日は みんなで大浴場だぁ~!
シルバは珍しそうに 色々見ていた!
特に イブの作業に興味があるみたいで
KIDに色々させていた!
シルバも パワードスーツが欲しかったのか
あれこれ考えて 好みのパワードスーツを制作した
シルバ 普通で強いのにパワードスーツ必要なのか?
翌日の実習は シルバのパワードスーツのテストになった! パワーが強過ぎて武器が持たない
「シルバ、 ロイの所に行ってみる?」
「そこは 何があるのですか?」
「次いでに 都市ガズユにも寄って行こうよ!」
「龍に任せますよ!」
取り合えず 俺の武器も見て貰う為
俺と シルバの旅だったが マインが急遽参加!
イブに バイクを2台分 作ってもらう!
シルバは その間 アル イブ アーミの訓練プログラムを作成した
2日後 バイクは完成した
「じゃ、行って来るね!」
「おぅ、ガズユ様にも 宜しくな!」
「訓練の相手は パックに頼んでありますから、気を抜かないように!」
俺とマイン シルバの3人で 都市ガズユまでの旅に出た
シルバが バイクを楽しそうに乗っていた
「早くしないと 置いて行きますよ 龍…」
「シルバ… 待ってよ!」
向かうは ロイの森だ…




