闘技場
目の前に 敵が現れた!
団長パック この国で最強の戦士だ
俺は、周囲の動きを警戒する
アルとマインは パックを睨み付けていた
イブと アーミは全体を警戒して見ている
「お疲れだったでしょう、さぁ 中へお入り下さい」
俺達が 油断する隙を狙ってるのか?
「まぁ、そんなに警戒なさらないで!ここは大都市ルナです、危険はありませんよ」
お前が危険なんだよ!
しかし、騎士団団長のお出迎えだ
逆らう訳にも いかない
「都市ガズユから ガズユ様の命で来た…」
「覚えてるよ、アルベルト よく来たな!」
この都市は 俺達が来た都市とは違った
門を潜ると 騎士ばかりいた
街も上品な感じだ、俺達が立ち寄る店など無い!
家並みも 高級住宅街って感じだ
都市の中心部になるのだろうか?
シンデレ〇城みたいなのが見えた!
俺達は そこに向かって歩いている
街の作りは 城を中心に円のように出来ていた
高台の城から出口の門まで下り坂だ
俺達は今 登ってる訳だ
「長い坂ね!」
団長パックが 振り返る!
「ここは王国の街です、敵から攻められた時の事を考えて この構造になってます」
パックは そう説明した
マインは パックを睨んでいた!
「やれやれ、そんなに警戒しなくて大丈夫と言ってるのに!」
パックは タメ息を吐いて 、また 歩き出した!
街の中では パックは人気者なのか?
子供から 大人まで パックに挨拶して来た
にこやかな顔で 手を振り返すパック
俺達を暗殺しようとしてる奴が?
城に着いた、俺達は控え室に通された!
「油断するな!」
「了解!!」
コンコン… 「失礼します! 」
「準備が整いました、参りましょう」
騎士が控え室まで迎えに来た
王様に書状渡せば 帰れるんだ
俺は そう思っていた
「都市ガズユ から ガズユ様の命で来ました アルと申します」
「よく来たな、アルベルト! ガズユが何用か?」
「はっ! 書状です!」
王様は ガズユからの書状に目を通した
ガズユめ どんだけ長い文を書いたんだ?
「炎の………、破壊の………、っか! 成る程のぉ!
」
書状を見ながら チラチラと俺達の事を見てくる!
何が書いてあるのか 凄く気になる!
「パック」
「はっ!」
王様は パックを呼び 何か相談でもしてるのか?
「では、準備に掛かります!」
「任せたぞ」
パックは部下を連れて 退場した
王様は 俺達に向き合った!
「さて、ガズユからの書状の件で お前達を頼むとあったが 聞いておるかの?」
俺達はそんな内容は 聞いて無い
頼むって どういう事だ?
「いえ、私達は何も聞かされて おりません!」
「知らせずに 向かわせたか!そうか……、」
何の話をしているんだ?
俺達全員 サッパリ分からなかった!
「いや、よいのだ! それより お前達の実力が見たい よいか?」
「はっ!」
俺達は 騎士に連れられて 闘技場に来た
「何するんだろ?」
「龍… ビビッてんのか?」
「だって、虎とか ライオン出て来たら怖いし」
「お前… もう勝てるだろが」
「怖いモンは 怖いの!」
観覧席には 王様が居た
俺達 騎士団にでも入れられるのか?
入団テストってやつか?
「おい、龍ょ! ちょっとヤバイぜ」
「何がヤバイの?」
「相手は パックだ!」
団長のパックが 戦う相手だ!
パックが近づいて来た!
「女子と水の男は…後で! アルベルトと風の男… どっちが先だ?」
アルは迷っている…
「俺からだ パック団長…」
「よし、決まり 他の者は 観覧席に移動して」
ついに パックとの戦いが始まった!
俺達は観覧席から パックvsアルの戦いを見る!
「よろしくな アルベルト!」
「こ、こちらこそ よろしくお願いします」
アルが剣を構える
パックは、構え無い?
やる気無いのか?
合図だ 試合が始まった!!
アルが先制攻撃 斬る…
パックは 軽く避ける
「踏み込み速くなったな、アルベルト」
「くっ、」
アルは再度攻撃した 斬る…
パックは軽く受けていた!
「斬撃も1級だぁ… 」
アルはバックステップで後退した
「強い!」
アルは 火の技でパックの周りを 炎で包んだ
「ファイヤーアロー」そして 走り出した!
アルの攻撃 パックは動かない
「ファイヤーランサー」
炎の槍が アル目掛けて飛んだ!
避けるアル そこに 「ファイヤーアロー」
アルの回避が間に合わない! 剣で受ける!
状況は良くない、パックは余裕だが
アルは全開だ!
「アルベルト、よく修行しているな!だが まだだ
私の動きを 見なさい」
パックの目付きが変わった!ヤバイ
パックの攻撃 火弾を浴びせながら 炎の壁で
逃げ場を塞ぐ
パックが剣を抜いた!
パックの剣には炎が!
アルは 反撃した 斬る
パックはアルの斬撃を剣で受け流し カウンターに
「ファイヤーアロー」
アルは まともに喰らった!
炎の矢は アルの急所に刺さっていた!
「どうだ、アルベルト勉強になったか?」
「……、まだだ!」
「無理をするな、今日は ここまでだ!」
余裕のパック
だが アルは諦めて無い!
地面に剣を突き刺した!
「っけぇ…、 ファイヤーキャノン」
アルが技を放つと同時に 攻撃に移った
パックは 回避し そこにアルが斬撃………、
アルは倒れた! パックは剣を振り抜いた後だ!
パックの動きが速くて追えなかった!
すると、空中から 何か墜ちて来た!
ボトッ!!
アルの左手が 切り落とされた!
「アルベルト、終わりだ 治癒を受けて来い!」
パックは そう言うと 控え室に戻って行った!
俺達は 慌ててアルの元に駆けつけた
アーミが治癒する だが治癒では手が治らない
「しっかりしなさいな アル」
「すまん、ダメージも与える事……が……」
「アル、喋らないで!いいから 喋らないでくれ」
誰か、誰かアルを助けてくれ!
救急班が来た!
「アルを、アルを助けてくれよ!」
「分かりましたから 離れて!」
アルは医務室に運ばれて行った!
次は 俺か!
「龍… 大丈夫?」
「あぁ、大丈夫だマイン! いつもより冷静さ!」
「パック!! 始めようぜ」
俺は 自分でも信じられない程 冷静だった!
あのアルが 目の前でやられたのに
あのアルを倒した奴を 殺す!
「もう やるのか?」
パックは 面倒くさそうに言って来た!
「あぁ、 終わらせて アルの所に行かなきゃな!」
「心配しなくても すぐ行けるさ!」
そして 俺とパックの試合が始まった!
パックは構え無い!
闘技場だ 技の範囲は 拡げとくか!
「カマイタチ…」
俺の先制攻撃… パックは防御
続けて ワイヤーアンカー
「よし!ヒットした」
「やる気あるねぇ、流石 ドラゴンだ!」
パックは 鎧以外の処は切り傷だらけだった!
パックの攻撃… 速い!
斬撃が来た! パワードスーツで無きゃ
真っ二つにされてる!
続けて 「ファイヤーアロー」
「土壁」
反撃だ… 威力は上げる 「カマイタチ…」
今度は パックを切り裂く
そして地面は 水で濡らしておいた!
パックが反撃に出る…が
地面が濡れている為 踏み込みが甘い!
その瞬間に 俺はバルカンを撃ち込む!
ワイヤーアンカーでぶっ飛ばして 距離を取った!
「このガキィ…」
パックは怒った!殺気が伝わるが
俺は冷静だった!
「テメェより、こっちの方が怒ってんだよ!」
広範囲の 落とし穴…
パックは踏み込み 回避が間に合わない位置
だが パックは爆発を利用して 回避した
「危ねぇ ガキだな! 殺すか」
「間違えんな! テメェが殺されんだょ」
バックの攻撃
俺は 大剣で受け ワイヤーアンカーを撃ち込む
パックが距離を取った 「カマイタチ…」
くっ、 鎧が硬い!
割るには あれか!
パックが襲い掛かる、俺はバックステップで…
落とし穴に 落ちた…
「マヌケだな! 自分の罠に掛かるとは!」
パックは トドメをさせに来た!
「待ってたぜ!喰らえ、アースキャノン」
「何っ!」
パックの盾は砕かれ、鎧も粉々に砕けた!
俺は 落とし穴から脱出すると同時に……
「そこまで…」
国王に 試合を止められた!
俺は 急いでアルの元に向かった!
「アル 死なないでくれ!」
処置室だ!! 俺はドアを開けた
「アル…」
すると 俺の目に飛び込んで来たのは
アーミの胸を揉んでる アルの姿だった!
あの? アル?
「おぅ、心配掛けたな」
俺は 処置室のドアを閉めた!
俺をマインが追いかけ来た!
「なぁ マイン」
「龍…、大丈夫?」
「うん、その……」
「きゃっ、何してんの!」
俺も 胸揉むしかないっしょ!
そして 運ばれて来た パックと出会う
「すみませんでした!」
「いや、強かったぞ!」
パックは 手を上げて 処置室に入って行った!
「マイン、国王様の所に戻ろうか!」
「あれ? アルは?」
「いいんだよ!」
俺とマインは 国王のいる観覧席に戻って行った!
闘技場では 騎士を薙ぎ倒す イブの姿があった!
「それまで!」
俺の心配は なんだったんだ!




