食堂
ルナ王国 大陸ムーにある国だ
大陸の中央にあるのは 大都市ルナ
ルナ王の住む 巨大な街だ!
俺が 最初に来た所が 都市ガズユ
大都市ルナから 南西の方角にある街だ!
他にも 北西の方角に 都市ヨミカ
北東の方角に 都市キサユマ
南東の方角に 都市チハ
ガズユ ヨミカ キサユマ チハは ルナ王国の四大都市と呼ばれている!
都市と都市 に往き来するのには 大都市ルナを通るか、深い森の中を行くしか方法は無いらしい!
俺達は ガズユから呼び出され 都市ガズユへと向かった!
バイクは 全員乗れないので置いて来た!
俺達の徒歩で一日半ってとこか
久しぶりに来た 都市ガズユは 相変わらずデカイ
戦士の街に入ると 俺達のパワードスーツが珍しいのか みんな見て来た!
街に入る アルとアーミは少し買い物をしていた、
イブは 薬屋みたいな所で 葉っぱを買っていた!
ガズユの神殿に着くと いつもの部屋へと通された!
俺達は順番に風呂に入り、飯を食べた!
コンコン!
「どうぞ!」
「久しぶりだの、皆元気にしておったか? 」
ガズユは いつものニッコリした顔で 言ってきた!俺とクリスタルの成長を確認し、アル イブ アーミと一人づつ話をした!
「そうか、龍は強くなったか!」
俺には 強くなった実感は そこまでは無い
ただ 盗賊程度の相手なら 逃げる自信はある!
戦闘の事はやはり アルか!
一人一人の成長を説明していた
防具と武器の説明は イブが 何か難しい事を説明していた!
普段の生活面の事は アーミが余計な事まで説明していた!
「ほほほほ、龍は胸の谷間が好きとはの!私も 嫌いでは無いぞ」
黙れ クソじじい!
俺に 罰ゲームみたいな生活させといて、説明くらいしやがれってんだ!
ああ、そうさ 戦うより おっぱいの方が俺は好きだ
「ガズユ様」
「何かな、アルよ」
「龍に こんな特訓をして 何になるのですか?」
おお、さすがアルの兄貴 よくぞ聞いてくれた!
「龍は 選らばしドラゴン一族の血を継ぐ者、時の救世主になるか 破壊の邪神となるか」
あの~、俺はそんな救世主でも邪神でも無いですが! ああ、おっぱいが好きだから 邪神かな?
聖人では いられない自信はある!
「では、やはり大都市ルナへ?」
「ああ、行ってもらうつもりじゃ」
また どっか行くのかよ?
俺は お家でゆっくり暮らしたいのに…
あ!元の世界に帰るってのは?
「あの~ ガズユ、俺は元の世界に帰る事は出来ないのかな?」
「こら!龍… ガズユ様だ!」
あら、アルの兄貴に怒られちゃったよ!
「今帰っても 龍よ 岩盤の下敷きになる事になるが
それでも良いか?」
あら、そうなるの? そこじゃなくて 安全な場所に帰してくれて いいんだよ!
「違う場所には ムリじゃ、流石に そこまで時空のコントロールは難しいでのぅ!」
人の心を読んだな クソじじい…
今 この世界で戦って死ぬか、元の世界に帰った途端死ぬか…………… か!
って どっちでも死ぬんぢゃん!!
あぁ、俺って 何て 運が悪いんだろ
せめて 結婚くらい 1度でいいから したかったなぁ~
「でわ、ガズユ様 龍を大都市ルナに…」
「まぁまぁ、アルよ 慌てるでない 少しはここで休養しなさい」
「はっ、!」
ガズユのじいさんは退席し 残った部屋には変な空気が流れてた
「龍… お前、救世主か 破壊の邪神だってぇ?」
「え、 俺知らないよ!これ本当に」
「………………………、どぅだかね!」
「この、変態!」
うん、アーミ 変態なのは認めるよ!
「まぁ龍が 破壊の邪神ってのはなぁ」
「………………………、ヘッポコだし」
「ただの 変態よ!」
アーミさん その辺で 勘弁してほしいです!
もう、俺 心が折れかけてますから
「なぁ龍 お前の世界の話聞かせてくれよ!」
「…、聞きたい!」
「興味深いわね!」
もう 仕方無いなぁ!
俺は 前の世界の話を みんなにした
テレビの事とか 電化製品とか 仕事の事とか
日常的な話や 何やかんやと
「それでですね、俺はアニメとか好きだったんですよ」
「……………、絵が動くの?」
「はい、動きますよ」
「んな訳ねぇよ!!」
「ん~、じゃ簡単に説明しましょうか?」
俺は紙に簡単な絵を書き パラパラ漫画を作って見せてやった
「……………、素晴らしぃ!」
「う、動いた!」
「何の技ですの?」
何か みんなビックリしたみたい
その中でも 巨大ロボとかが好きだと言うと
「……………、ガーディアンの事?」
「多分 ガーディアンだな、それは!」
「そんなの 境界線にいくらでもいますわ!」
ガーディアン? 何だそれ?
「あのぉ、ガーディアンって?」
「ん?お前知らないのか? ベランダに出てみろ!」
俺は ベランダに出た
「おぉ、いたいた! あそこで海龍と戦ってる巨人がいるだろ! あれがガーディアンだ」
「…………………、ルナ王国 大陸ムー を守る者!」
「ガーディアンがいる限り 海龍にルナ王国を攻撃させる事は出来ませんのよ!」
ここからだと 蟻んこ位にしか見えない!
俺は 慌ててパワードスーツの頭部を持って来た
「KID ズームして」
「了解!!」
何だ、ロボ? 俺達のパワードスーツみたいなのを着た巨人だ!
「……………、僕たちのパワードスーツはガーディアンのを参考に作った物だ」
ちょっと ビックリした!
今度 近くに見に行ってみよう
そして 仕事の事の話になると
何で そんな無駄に自然を破壊するのかと言われた!
「その 鉄の機械って奴は ダメだ! 空気を汚しては生物が弱るだろ!」
「………、意味が分からない!」
「だから アナタは 変態なのよ!」
アーミさん それ関係あります?
暫く みんなと そんな話しをしていると
コンコン!
「どうぞ!」
ガズユが来た!
「ほほほほ、 何やら楽しそうにやっとるのぉ?
仲良き事は いい
さて、龍… また 覗いていいかの?」
そう言うと ガズユが また俺の頭の上に両手を乗せた!
今回は 長いな!
「………、龍よ お前は 純粋な子じゃな!
そうか、 成る程な!
ほほほほ、ヤンチャな事を ほほほほ!
ん~、怒られてしまったのぉ
ほほほほ、 それはいかんな!
ほほほほ、 うん うん!」
終わったか?
これ、何やってんだ?
前も やってたけど?
「お前の 記憶を見たのだ、 今から 小さい頃までの記憶をな! オネショの事は内緒がええかの?」
もう 聞こえちまってんだろ クソじじい!
次は 絶対拒否る!
「次は アル、いいかの?」
「はい、どうぞ!」
そして アルが終わり イブ アーミと順番に記憶を覗きやがった!
ったく じじいの趣味は 覗きか?
「さて 皆で食堂に行こう」
「はっ、ありがとうございます」
まぁ、飯を食わせてくれんだったら ついて行くか!
こっちの世界には 調味料が少ないのか 塩味の物が多い、肉に塩 魚に塩 野菜炒めも塩だ!
胡椒や唐辛子等の調味料は 見たことが無い!
醤油に 味噌は もちろん無い!
食堂は初めてか 俺は一番後ろを歩いていた
最初の角を曲がろとした時だ、背後から襲われた!
ヤバイ!油断してた!
仕方無い 技で……、って マインか?
「今まで どこ行ってたのよ?」
「何処って ガズユの用意してくれた家で罰ゲームさ」
「はぁ?そんな話 聞いて無い!」
「俺に言うなよ!」
「居なくなったと思ったんだから…!」
「それは、……悪かったな!」
「龍は 言われて行ってただけでしょ?」
「あぁ、そうだけど」
「じゃぁ、許してあげる」
「あ、ありがとうございます」
何で 俺怒られたり、許してもらったり?
マインは 少し涙目に なっていた
一言位 声かけといたら良かったかな?
少し 反省する
「あ、食堂だ!マイン案内してくれよ」
「いいわよ、こっち 来て龍」
何か元気になったみたいだ 特訓参加したかったのかな?
まぁいい、飯を食べるかぁ
食堂に入ると 全員着席していた!
「すみません、遅れました!」
「龍… 遅いぞ!」
アルに怒られた!
「私が話してたの、龍は悪くないわ アル」
「あ、そうですか! すみませんねぇ マインちゃん」
「マインよ! ちゃんは要らないわ、もう子供じゃないんだから!」
「………………、何でもいいから 着席しろマイン」
俺は 慌てて着席した、アーミの隣だ!
すると マインが俺の腕を掴み 席を替えた
長いテーブルの上座に ガズユが
左側の上座から3番目位に アル イブ アーミ 俺は当然アーミの横で 上座から一番離れた位置だと思うのだか?
マインは右側の上座に俺を 隣にマインが座った!
「あの、座る場所が違うと…………」
「龍は いいのよ!」
アル イブ アーミは呆れた顔だ!
ガズユだけは ニッコリ笑ってた!
アナタ おじいさんでしょ? 孫を怒りなさい!
俺の おじいさんなら怒るよ! コラッ って
しかし 長いテーブルだな 何人座れるんだよ!
ガズユめ 裕福な生活してやがるぜ
料理が運ばれて来た!
今日は 天ぷら かな?少し違う?
アル イブ アーミ そしてマインが険しい顔で料理を見た!
「ガズユ様、これは?」
「あぁ、 龍の故郷の料理じゃ!」
違う! 衣が分厚いぞ!
いくら ウチが貧乏でも こんな衣だらけの天ぷらは
出された事は無い!
ガズユよ ウチのおばあちゃんに謝れ!
「あの、衣が分厚過ぎるんだけど?」
「おぉ、 そうであったか!すまんすまん、作り方まで判らなかったものでな!」
それって 俺のせいか?
目玉焼きくらいしか 作り方は記憶に御座いません!
取り敢えず 食べてみる
うん! 不味い これはダメだ!
「うん、旨い!龍… お前こんな旨いモン食ってたのか?」
「………………、旨い!」
「美味しいですわ!」
「これ、最高ね!龍…今度は私が作るからね!」
おい、お前らマジで言ってんのか?
こんなんで旨いなら ウチのおばあちゃんの料理
食べたら 骨抜きになるぞ!
漬物とか 食べた事無いだろ
しかし 米も固いし長いな この粒は!
あぁ 早くお家に帰って おばあちゃんの御飯が食べたいね!
ウチの お母さまは料理出来ないからね!
食事をしながら ガズユが 料理の事を色々聞いて来た!
正直 最初はテーブルマナーみたいなモンを俺は知らないから どうしようかと悩んでいたが
コイツらときたら 天ぷらに ガッツいてやがる!
マナーもクソも無いな!
「すみません、塩貰えますか?」
俺が塩を頼む、 全員俺を見る!
俺は天ぷらに塩をつける!
なんとか 食べれるか!
マインが 俺の真似をして食べた
「お、おいし~い」
みんな 塩をつける!
「お、おぉ、旨いでわなあかぁ~~~!」
だから 不味いんだって!
よく考えてたら 俺 こっちで手の込んだ料理って
食べてない気がする
固い米かパンに 肉を焼くか 魚を焼くか
サラダくらいだ
俺の知ってる知識を全て ガズユに言って料理の方を研究してもらうか!
全員満足な顔で 食堂を後にした
何故か マインも俺達の部屋に来た!
マインは俺の荷物を持つと
「龍はこっち来て」っと
対面の部屋に連れて行かれた!
「何で俺だけ別の部屋なんだよ!」
「あそこはね、ベッドが2つしか無いでしょ?
アルはソファーで寝るからいいけど…ね!」
「あぁ、俺もソファーで寝るから いいのに!」
「だ、ダメよ! 」
「何でだ? 家では そうしてるぞ」
マインの頭の上に クエスチョンマークだ
「ねぇ、何で家でソファーに寝るの?」
「何でって、寝室はアーミが使うし、イブは作業室で寝るだろ 俺とアルがソファーで寝るんだよ」
「って事は? アーミさんも一緒に暮らしてるの?」
「そうだけど」
マインは部屋を出た
対面の部屋で 何やら物音が……!
そして 静かになって 一時間程か
目の周りが黒くなった ガズユが部屋に来た!
「龍… お前は… 少しくらい 空気をじゃな…」
「ガズユ様!」
ガズユの後ろに マインがいた!
ガズユが 珍しく汗だくになっていた!
「聞いて無い事が多過ぎるし、何でアーミと龍が一緒に暮らしてるの?」
マインが暴れる!
対面の部屋からアルとイブが マインを止めようと
殴られた…!
あの二人を?
マインって 強いんだね!
すると アーミまで来た!
「あら、マイン! 何を騒いでますの?」
アーミは風呂上がりか いい臭いがする!
「アーミ、何で龍と一緒に……、」
「あぁ、なるほど……! マイン こっちに来なさい」
アーミがマインを連れて行った
「龍… お前ぇ… 何言ったんだよ!」
「え、俺? いや ただ 全員で家に住んでるって言っただけだよ!」
アルとイブはため息をついた!
「あのなぁ 龍よ」
「…………、馬鹿!」
ガズユは治癒を使って目の周りを治した!
「龍よ 少しはマインの気持ちもだなぁ……」
「だから 何がたよ! 俺 何もしてないよ」
「違うんじゃ…… あの子は お前……」
アーミとマインが戻って来た!
「はぃはぃ、解決しましたわ!」
「みんな…………………、ゴメンなさい」
「お、おぅ!」
「……、うん」
「大丈夫かの?」
「もう、大丈夫だから」
そして マインは椅子に座った!
アーミが全員に退室を促した、俺を残して!
「マイン 本当に大丈夫なのか?」
「うん、ごめんね龍…」
「俺は いいけど」
「……………………、」
「アーミさんに聞いた、みんなで特訓してたった!」
「マインも一緒に行きたかったのか?」
「それも あるけど………、」
「じゃ、今度から一緒に行けるように ガズユに言ってやろうか?」
「え、本当 !」
「あぁ、言うだけなら」
マインの機嫌が戻った
うん、良かった!
「龍 今日は私も ここで寝るね!」
「あぁ、好きにしろ」
そして 俺は眠りに就いた………




