5話「温かい……」
最後の終わり方がなんか雑な気がします……
どんな風にしたらいいかなどアドバイスお待ちしておりますm(_ _)m
乾いた発砲音がして、赤グランデはその場に崩れ落ちた。
拳に乗っかっていた俺も一緒に地面に落ちた。
とりあえず立ち上がろうとしたが、力が入らない……
しかたなく両手を後ろにつき、座ることにした。
目の前にある骨を見て思う。
あんな強かったやつも、今はただの骨の残骸だ。俺が殺ったんだ……
ボケーっと突っ立っていた鈴華さんたちが近寄ってくる。
「大丈夫?! 怪我はない?! 肋骨は折れてない?!」
すごく興奮して様子で鈴華さんが言ってくる。
「はい。肋骨は折れてないと思います。2本くらいしか……」
「え?! じゃあ、安静にしてないと! ほら、私の背中に乗って」
ボソッとつぶやいたのが聞こえてしまったようだ。
鈴華さんはしゃがんでおんぶの格好をしていた。
さすがに恥ずかしいわい。
「いえ。動けますので大丈夫です」
「なに言ってんのよ。あんたは怪我人なのよ。大人しく従いなさい」
「……はい」
かなり強めに言われてしまったので従った。
俺はいとも簡単に背負われた。
「大丈夫? 痛まない?」
すごく、暖かくて気持ちがよかった。まるで母さんの背中のようだった。
なにかが頬を伝った。
「あれ?」
自然に泣いていたようだ。そういや母さんはもう……
そう思うと涙が止まらなかった。嗚咽を漏らし、泣きじゃくる。
「え?! なに?! どうしたの? 痛む?」
「ち、ちがっ、います」
痛くない証拠として、とりあえず胸を揉んどいた。なぜかって? そこに胸があるからだ。
「ひゃぁ! コラ! 胸を触るな!」
意外に可愛い声を出すんですね。俺は怒られて頭突きをされた。
……でも結構痛い。てっきり「コラ、ダメだぞ」みたいな感じでコツンってやられると思ってたのにガツンときた……
龍斗さんと茂さんは笑っていた。それを見て俺も笑う。鈴華さんもちょっと怒っているが、頬を緩めた。
ああ、落ち着く……
母さんたちはいなくなったけど、この人たちと一緒に行こう。
だって楽しいもんね。
俺はそう決めた。
最後まで読んでくださってありがとうございますm(_ _)m
一応これで完結とします。
「続きが見たい!」「この次は?」などの声が上がると続きを書くかもしれません。(こんな駄作に言ってくれる人はいないかなσ(^_^;)アセアセ...)
いろいろな作品をこれからどんどん書いて、文章力とか養っていこうと思います。
では、ありがとうございましたm(_ _)m