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腐三十路が先生で何が悪い  作者: 紫トマト
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むかしのおはなし

二次じゃない奴なら処女作品です。

私達の住んでいる国にはこんな古い言伝えがあります。


私達の住んでいる国は水も無く、緑も無く、お日様の光も無い。あるのは、歌だけでした。しかし、そこに住んでいる人達はとても幸せでした。


そんな所に一人の旅人がやってきました。「なんて美しい歌なんだ」と。そして、その旅人は言いました。


「こんな素敵な歌を歌う君達に僕から素敵な贈り物を授けよう」と。


そして、そこに住む人達は素敵な贈り物を授かりました。1つは、恵まれた水を。1つは、明るい光を。一つは優しき恵みを。そこに住む人達は大変喜びました。


その人達はその旅人を「召喚士」と呼ぶようになりました。


そこに住む人達は、それまで以上に大変素晴らしい歌を歌うようになりました。


しかし、平和も長らくは続かなかったのです。


なんと、お外の世界からこの国の噂を聞いて怖い人達がやってきたのです。

その国の人達は、恐怖し、その人達の事を「勇者」と呼ぶようになりました。


毎日、酷い目に合わされてきた、その人達は、召喚士様に助けを求めるようになりました。

「どうか、助けてくださいませんか」と。


見かねた、召喚士様は言いました。「では、貴方達に魔法授けましょう」と。

そこに住んでいる人達は一生懸命勉強しました。一生懸命努力しました。


そして彼等は、覚えたのです。魔法を。勇者に対抗しうる力を。



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