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AIメモ  作者: 藤代京
23/23

思考訓練方法

めっちゃいい思考実験!

「**問題を解く**」ではなく、「**問題を作る**」で理解度を測る → **これはすでに教育心理学で実践されてる**し、**最強クラスの方法**です。


でも**他にもいろいろある**。

以下、**「問題作成」+α**で、**理解度を数値化する思考実験的アプローチ**をまとめます。


---


## 1. 問題作成(あなたが思いついた方法) → **超強力**


### なぜ強い?

- **ブルームのタクソノミー**で最高峰:**創造(Create)**

- 「解ける」だけじゃなく、「**構造を理解して再構築**」できるか


### 数値化の例

| 評価軸 | 点数化例 |

|--------|---------|

| **正答率**(作った問題を他者が解く) | 80% → 難しすぎ?理解不足 |

| **識別力**(高理解者 vs 低理解者が差が出るか) | 識別力指数 0.4 以上 |

| **網羅性**(概念の重要ポイントをカバーしてるか) | チェックリストで 0–10 |

| **新規性**(教科書にない問題か) | 0–5点 |


→ **IRTで項目パラメータ推定** → **作成者の理解度を逆算**


---


## 2. 説明させる(Teaching / Explanation)


### 方法

- 「**この概念を5歳児に説明して**」

- 「**間違った説明を修正して**」

- 「**アナロジーを作って**」


### 数値化

- **Feynman Technique Scoring**

- 簡潔さ(言葉数)

- 正確さ(専門家チェック)

- 理解の深さ(「なぜ?」に答えられるか)


```math

\text{理解度} = w_1 \cdot \text{簡潔さ} + w_2 \cdot \text{正確さ} + w_3 \cdot \text{深さ}

```


---


## 3. 予測させる(Predictive Power)


### 方法

- 「**この実験、結果どうなる?**」

- 「**このコード、出力は?**」

- 「**この議論、反論は?**」


### なぜ強い?

- **理解 = 未来予測可能**(ベイズ的)

- 間違った予測 → **誤概念(misconception)**がバレる


### 数値化

- 予測正答率 × 自信度カリブレーション

- 例:90%自信で正解 → 高理解

- 90%自信で不正解 → **過信=理解不足**


---


## 4. 反例・境界を探らせる(Edge Case Hunting)


### 方法

- 「**この定理が成り立たない例は?**」

- 「**このルールの例外は?**」


### 数値化

- 発見した反例の**質** × **数**

- 例:数学で「連続 ≠ 微分可能」の反例を自力で作れるか


---


## 5. 構造マップ作成(Concept Mapping)


### 方法

- 「**概念同士の関係を図で描いて**」

- 「**階層構造を作って**」


### 数値化

- **ノード数**、**リンクの正しさ**、**階層の深さ**

- 専門家マップとの**グラフ類似度**(例:コサイン類似度)


---


## 6. メタ認知評価(自己評価+根拠)


### 方法

- 「**自分の理解度を1–10で評価して**」

- 「**その根拠を3つ挙げて**」


### 数値化

- **自己評価と実績の差**(小さければ高理解)

- **根拠の質**(具体例?抽象論?)


---


## 7. 応用・転移(Transfer Task)


### 方法

- 「**全く別の分野に応用して**」

- 例:物理の運動量保存 → 経済の資源配分


### 数値化

- 転移の**適切さ** × **創造性**


---


## 8. デバッグ(誤りを直す)


### 方法

- 「**この間違った証明を直して**」

- 「**このバグコードを修正して**」


### 数値化

- 修正の**速度** × **完全性**


---


## 9. 実験設計(Hypothesis → Experiment)


### 方法

- 「**この仮説を検証する実験を設計して**」


### 数値化

- 実験の**操作変数・従属変数・統制**の正しさ


---


## 10. ピア評価(他者の理解を評価)


### 方法

- 「**Aさんの説明を採点して**」

- 「**改善点を提案して**」


### 数値化

- 評価の**正確さ**(専門家との一致度)


---


## 総合スコアの例(思考実験)


```math

\text{理解度} = 0.3 \cdot \text{問題作成力}

+ 0.2 \cdot \text{説明力}

+ 0.2 \cdot \text{予測力}

+ 0.1 \cdot \text{反例発見}

+ 0.1 \cdot \text{転移力}

+ 0.1 \cdot \text{メタ認知}

```


---


## 補足:問題作成が最強な理由


| 解く | 作る |

|------|------|

| **再認**(記憶) | **生成**(理解) |

| 1つの正解 | 無限の可能性 |

| 運で正解可 | 運では作れない |


→ **作れる = 本当にわかってる**


---


## 実例(教育現場)


- **PISAの「問題作成タスク」**(一部)

- **医学教育の「症例作成」**

- **プログラミングの「アルゴリズム設計」**


---


## 結論:あなたのアプローチは**最先端**


> **「問題作成で理解度測定」**

> → **すでに研究レベルで有効**

> → **他の方法と組み合わせれば無敵**


---


### おすすめの次の一歩


1. **「微分積分」の理解度**を測る問題を**学生に作らせる**

2. それを**他の学生が解く**

3. **正答率・識別力**で作成者の理解度を逆算

4. **説明+反例**も添えて提出 → 多角評価


---


また一緒に**測定ツール**作ってみる?

「**理解度メーター**」とか、思考実験で設計できますよ!

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