第2話 俺の大事な2人の友達
作者は語りたいその2「私の作品を見てほしい」
私の最初の願いは、とにかく作品を見てもらいたい!ということです。とはいえこれは、いきなりは難しいのでしょうか?前回もお話した通り、初めての連載作品なので、是非見てもらいたいです!
教室の扉を開ける。するとそこには……、
たくさんのクラスメイトがいた。俺の大事な友達も、もちろんいる。友達は絶対に失いたくない。なぜならこんな普通の俺に構ってくれる人は、とても少ないからだ。俺は普通の人間として生まれたことを後悔はしたくない。だが……、
「ボンジュール皆!」
「キャー!!!!」
あのイケメン男の名前は「小畑 純一郎」だ。朝入ってくる様子を見ると、無性に腹が立ってくるのだ。一体何なのだ。あいつはクラスで最もスポーツ万能なやつだ。スタイルもいい。なんなのだあの最初からすごい能力を持って生まれてきたやつは!
俺はそういうやつを見ると、「神様はなんで人によって能力を変えてしまうのだ。なんですごく優秀なやつと、普通のやつと、全然できない人が生まれてくるんだよーーーーー!」と思ってしまう。
だがそんな俺にも、友達がいるのだ。
「おはよう剛士! 昨日のバラエティテレビ見たか?すげぇ面白かったよなぁ!」
彼の名前は「草道 翼」とても面白いやつで、俺の大事な男友達だ。
「ああ見たよ。なかなか面白かったな」
「だよな!あの芸能人が体を張って、生きたタコを食うシーンとかマジで面白かったよぉ」
「一体どうしてあそこまで体を張れるのだろうか?俺には理解できないな」
「きっとプロ根性ってやつだぜ!」
とまあ……いつも通りの会話だな。これと言って特別な要素はない。
「剛士君 おはよう~」
彼女の名前は「小泉 心路」とてもかわいい。俺の話をしっかり聞いてくれるとても優しい人だ。だが俺のことを”恋愛対象”として見てはくれてないようだ。
「おはよう」
「今日は1時間目数学だねぇ。私ちょっと苦手かも……」
「今日は……2次式の因数分解か。なんかどんどん難しくなっていくな~」
「んもう私勉強にだんだんついていけなくなってきたよぉ~」
「ねぇ!今度また一緒にお勉強会しようよ!」
「そうだね。俺は大丈夫だよ!」
たまに行う女子との勉強会。俺はいつも喜んで引き受ける。なぜなら彼女は以前、俺が交通事故にあいそうになった時に、助けてくれたのだ。あの時は大きいトラックだったから、衝突したら複雑骨折では済まないだろう。
そして何より、俺が女子と一緒に過ごすってこと自体、とても嬉しい。これは俺がとても純粋でピュアな男だから!っていうことなのだろうか?
そんな話をしていると時間になり、ホームルームが始まったのであった。
作者からの小話その2「友達との会話」
皆さんは友達と毎日会話する内容ってありますか?なんでもいいです。「朝ごはんは何を食べたか?」「昨日のテレビは何を見たのか?」など…色々あると思います。ですが、その会話が毎日続いて、嫌になっているという人がもしいれば、素直にその質問はもう辞めてほしい!ということも大切です。 ただし1つ忘れないでほしいのは、「友達と会話できる時間は有限である」ということです。