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末席魔王。オーリス・ロイスは今日もサボりたい。  作者: 嘘つきな猫
第4章 人間と魔族 編
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攻めるか守るか

オチャ、ファメラと別れたオーリスはグリと合流してクラスタ王国に向かった。


グリの背中にはコカトリスの頭部を乗せ、オチャから貰った布を顔に巻きつけなんとか魔族である事を隠す努力をしてみた。


「顔は隠せてもお前の体がなー。行き帰りの差が…」

「すみません。私もこーなるとは思わず…」


1人と1匹は落ち込んだ。


「俺も魔法使っちゃたしグリだけ責める…ん?」

「どーかしましたか?」


「えーっと。グリ」

「はい」


「いやっ!普通に返事しないでっ!いつからお前は話せるよーになったんだよっ!突然、会話できるとか怖すぎだからっ!」


「あれ?本当ですね!!いつと言われても…いつからでしょー!?体が大きくなったせいでしょうか!?」


グリ本人も気づかないうちにオーリスと会話できるよーになっていた。


グリから一歩離れ、心を落ち着けオーリスはグリに質問した。


「この際、話せるのはいーとして俺と別れてから何があった?」


「そーですねー。特に変わった事はしてませんが。でも、思い当たるとしたらコカトリスとの戦いで私はオーリス様に迷惑をかけてしまい、自分自身が許せませんでした。これから共に覇道を歩むならそれなりの力をつけないといけないと思い、戦いに身を投じた事くらいしか」


「それで具体的には何したんだ?」


「とりあえず魔物を狩って狩って狩りまくって、喰って喰って喰いまくりました!」


「それで体も突然大きくなり、言葉も話せるよーになったと?」

「多分。それくらいしか…あっ!でもその中で話しかけてきた魔物が最後にいまして、そいつを倒して食べた後に体が大きくなった気はしてました!」


「それが原因なのか?それでそや相手ってどんな相手だったんだ?」

「硬い甲羅を持った守りに特化した相手でした。しかし私は何度も同じ箇所を責め続け等々その強固な守りを突破し相手の頭部を引きずり出して…」


「そこからは惨そうだからいい…」

「で、その相手が死に際に、殺してくれてありがとう。お礼に私の知恵と魔力を持っていけとか言ってましたね」


「なんかよくわからないけど多分それだな。話せるようになったのは悪いことでもないし、よしとしよー」

「ありがとうございます!」


会話できるよーになったグリにブルギャンで売られるまでの経緯を聞きながらクラスタ王国近くまできた。


「オーリス様。なんか焦げ臭いんですけど」

「そーか?近くで焚き火でもしてる奴は…いないな」


周辺を探ってみたが特に誰もいない。


「もしかすると近くではなく、遠くで何か燃えてるのかもしれないですね。私、嗅覚も良くなったみたいで」


「そんな微かな匂いが分かるとかは凄いな」

「今後はお役にたってみせます!」


「まー、怪我しない程度に宜しく頼むな」


オーリスはグリの喉元を撫でるとグリは興奮したの翼を広げて空高く飛び上がった。


「あのー」

「どーしたグリ?」


「燃えてます!」

「この辺は燃えやすい木ばっかりだからな」

「いえっ!そーじゃなくて!オーリス様が向かっている街の方から煙が登っています!」


グリは空から見える光景を下にいるオーリスへ伝えた。



「へー、火事かなんかかな?」


しかし、オーリスにはその事態が伝わらなかった。


「いや。そーじゃなくて!えーっと…」


まだ会話に必要な言葉の数が少ないグリはなんとかオーリスに伝えよーと必死に話す。


「こー、モクモクじゃなくて、ボワッとゴォーッて感じに!!」

「まー火事だからそんな感じだろ」


説明を諦めたグリはオーリスに向けて急降下した。

そしてオーリスの肩をしっかりと掴み再び空へと舞い上がる。


「オーリス様こんな感じです!」


「えぇー!!!めっちゃ燃えてるじゃんっ!!」


オーリスが目にしたのは、遠くのクラスタ王国が火に包まれ彼方此方で黒煙が昇っている光景だった。


「グリ、急ぐぞ」

「はい!」


グリはオーリスを掴んだまま大きく翼を羽ばたかせ猛スピードでクラスタ王国に向かった。


あっという間にクラスタ王国上空にたどり着くと見下ろし現状を把握した。


門の外では多くの人間が血を流し倒れ、そして戦っていた。

戦っているのは城や門の近くで見かけた兵士と組合場で見たような奴らだった。


「どー見てもこれ、戦争だな。外はだいぶ責められてはいるけど、まだ中は無事か。門まで到達されてるし突破されるのも時間の問題だな」


「どーしますか!?」


「とりあえずファウスを探す。まだ門を突破されてないって事は城にいるだろ」

「わかりました!」


オーリスがクラスタ王国に到着した頃、ファウスは城にはいなかった。


「人間を殺して文句言われるどころか褒められるとかいー仕事だな!」



ファウスは門の外の戦場のど真ん中にいた!


「中々の腕だな!」


「おっさん誰?」

「バラッドだ。お前は!」

「ファウスだ」


剣を握り向かってくる敵の兵士を確実に戦闘不能にしながらファウスとバラッドは会話する。


「お前は兵士か何かなのか!」

「兵士じゃないな」

「ならなんで戦っている!」

「暇だし、楽しそうだったから、かな?」

「組合でも見かけた事がないって事はこの国の住人じゃないだろ!」

「さーそれはどっちかな」


「どちらにしろこちら側の敵でないなら誰でもいい。その力貸してはくれないか!」

「貸してもいーけど俺に見返りはあるのか?」


「そーだな!いー酒といー女がいる場所を紹介してやるよ!」


それを聞いてファウスの動きが止まる。


「動きが止まったぞ!今だっ!」

「動きを止めるとはっ!死ねーっ!」

「俺が倒すっ!」

「いや、俺がっ!」

「仲間の仇!!」


「危ないっ!」


ファウスに5人の敵勢が襲いかかっるのを見てバラッドが叫んだ。


「それ約束な!」


ファウスは目を輝かせると5人の間を風が吹き抜けるように一瞬で通過した。


そしてその5人は通り抜けたファウスを見てバラバラに肉片となり地面に落ちた。


「…お見事」


さすがのバラッドもファウスの実力に圧倒された。



「ここら辺は片付いてきたから俺はあっち側担当な」

「いや、流石に1人では!」


「大丈夫大丈夫。相手がオーリスや魔王じゃないなら問題ないって」


「オーリス?オーリスの知り合いか?」


「オーリス知ってるのか!?」

「最近組合にきて高難易度な依頼を受けさせろと無理を言わらた相手がそんな名前だったはずだが」


「なんだよ!自分だけ面白そーな事やりやがって!」


ファウスは悔しそうに剣を振った。


「それで今はどこいるんだ?」

「多分、別の依頼を紹介したから今はここから離れた場所にいるはずだ」


「そーか。なら帰ってきたら俺とオーリスでその高難易度な依頼やるから!それと酒と女の件も忘らんなよ!」


そー言い残すと別の戦場にファウスは向かった。


「敵でない事を祈るよ」


バラッドもファウスと別れ、別の戦場にむかった。



戦っているのは外の兵士だけではない。

城内部でも戦いはある。


「ジョルジュ国王、まずは南門から確実に敵を殲滅すべきです!倒せる相手を確実に倒していくのは戦術の鉄則!」


「そんな対策よりまず、北側の門の敵を蹴散らすのが先だ!!1人でも多くの民を救うのが先!敵を殲滅しても民が残っていなければ負けだ!」


「いや。西側の兵が押されている!早急にに増援を送るのが先決!兵を失っては戦いどころではなくなります!」


「確かに増援は必要だが、門内の守りを今のうちに固める必要がある!」


「いや、門を閉じてしまうべきだ!今のままでは門を突破されるのも時間の問題!それならさっさと手を打つべきだ!」


「なんて事を言う!外で戦っている者を見捨てると言うのか!」



ジョルジュによって貴族の中でも戦術にたけている言われている者達が集められ、今後の対策を立てようとしたが中々意見がまとまらず、お互いがお互いの意見を否定し、自分の意見こそが正しいとジョルジュに意見していた。



「おーい。賑やかだけどファウスはいるかー?」


そんな場所にオーリスは登場した。


「ファウスは・・・いないな」


どーも。嘘つきな猫です。


来週からテスト多数の俺にも負けられない戦いがスタートしますので投稿間隔空きます、多分!

1日PVが始めて1000いきましたー!

周りはどーか知らないけど自分にとっては驚きです笑

読んで下さった読者さんありがとー!

今後もよろしくー笑


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