表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
16/20

都の悪だくみ その弐。

引き続き沙美視点です。

   「ねぇ沙美、この『すみっこのうさぎ』ってどんな本?あらすじ教えてよ」

   

   あの後都には勝手に人のかばんをあさるなぁっ!!と一撃お見舞いしておいた。

   せっかくきれいにしたのに、なんてやつだ。

 

   何がしたかったのかは分からないけど、追求するのは諦めた。

   (まあ、いつものことだしね……)


   「この本はこの前ブラックユーモア大賞になったことで有名になったんだよ、

   都も名前くらい知らない?」


   「……しらんっ」


   都の本嫌いは筋金入りだ。

   成績は学年トップのくせにいっさい本は読まない。

   国語の教科書に載ってる話だって勉強じゃないなら絶対に読んだりしない。

   今回も知らないだろうと思ってたから気にしないで話を進めた。


   「そう。あらすじを簡単に言うと、この本はかまってもらえなくなったうさぎの日記。

   飼い主の男の子は恋人が出来て、ウサギはほったらかしにされるの。

   で、部屋のすみっこに追いやられたうさぎが、前はあんなに可愛がってくれたのにって泣き         暮らす話」


   「寂しい話なんだ……ふーん?」

   「うん、けど珍しいね、都が本に興味を持つなんて」



   私がそういうと都は心底愉快そうににやりと笑った。


   「ちょっとね」


   

   ………はぁ。




ここまで突貫工事で仕上げたのでぼろがいっぱい……

早めに手直ししたいと思います。


これでひと段落……というわけではなくてですね、次回都視点で一話書こうと思っています。悪だくみしてます、はい。


また遅れそうですが頑張りたいと思いますっ

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ