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心躍る何か。

沙美視点です。

   背中を冷たい汗がつたっていくのがわかる。


   (ごまかせた!)


   亜樹ちゃんに何か言われたのかと聞かれた時は、バレるっ、と思ったし、

   実際すごい量の冷や汗をかいたけど、なんとか気付かれないですんだみたいだ。


   ホッ、と安堵のため息をがでた。


   (きっとあの事を知ったら亜樹ちゃんは心配する)


   亜樹ちゃんはいつも、誰にだって優しい。

   だけど、その時はあの子にところに殴りかかりに行く様な勢いで怒るのだろう。

   (もしかしたら、本当に言っちゃうかもしれないなぁ)


   思わず浮かんだ想像にくすりと笑みがこぼれた。

   

   思わず笑ってしまった私だったけど、

   ……ほんの少しだけ、嬉しいと思ってしまった。

   

 

   あの子より私の方を心配してくれる、そのことに。



   (亜樹ちゃんが私を甘やかすことなんていつものことなのに……)


   やっぱり今日はどうかしてる。


   (疲れたのかな……早く休もうっと)

   はじめて感じたへんてこな気持ちも吐き出すように一つ、大きな欠伸をした。







今回は沙美の気持ちの変化に気を付けて書いてみました。

どうだったでしょうか。


意見、感想などお待ちしています。

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